3話 思い、出した
あれこれ揉めていると、兄者は名前を思い出した
「そう言えば、俺の名前は良平だったな」
ティアラが言う、「では、良平で?」
「めんどくさいからリョウで登録しておこう」
一方、妹も名前を思い出す
「小野妹子だった」
ティアラが驚く
「はあ?、あれは男性ですよ」
「なんじゃ、妹子は駄目なのか?」
「あとで後悔します」
「ではガンダンク子でいこう」
「はい、ガンダンク子さんですね、まてーや!!」
「駄目なのか?」
「ダメです、悪魔ちゃん騒動と同じになります」
「うーむ、前世の名前か、いまいち覚えていない」
「もっと平凡な名前で良いですよ」
「めんどくさいから禰豆子でいこう」
「色々とアカンです」
結局、妹の名前を決めるのに一週間かかった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます