3話 思い、出した

あれこれ揉めていると、兄者は名前を思い出した

「そう言えば、俺の名前は良平だったな」

ティアラが言う、「では、良平で?」

「めんどくさいからリョウで登録しておこう」

一方、妹も名前を思い出す

「小野妹子だった」

ティアラが驚く

「はあ?、あれは男性ですよ」

「なんじゃ、妹子は駄目なのか?」

「あとで後悔します」

「ではガンダンク子でいこう」

「はい、ガンダンク子さんですね、まてーや!!」

「駄目なのか?」

「ダメです、悪魔ちゃん騒動と同じになります」

「うーむ、前世の名前か、いまいち覚えていない」

「もっと平凡な名前で良いですよ」

「めんどくさいから禰豆子でいこう」

「色々とアカンです」


結局、妹の名前を決めるのに一週間かかった

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