第3章第4節「淘汰されゆく可能性」

「気をつけて! ユクシーは相手の精神に入り込んでくる。アイツが取り込んだのは一部とはいえ惑わされ────」

 声は最後まで続かなかった。

 立ち上がったバンビが顔をあげた時。その混濁した瞳の中に彼女たちが収められた瞬間、桜井はたった一人で禁書書庫に立っていたからだ。隣にいたはずのニュルンガムも、後ろにいたデュナミスもいない。あまつさえ、バンビの姿もなかった。

 唯一、バンビがいたところにはスライムの水溜まりが広がっている。それは脈を打つようにさざなみを立て、不気味に蠢く。

 不幸中の幸いか、禁書書庫の出入り口にはニュルンガムが施した魔法陣が残されている。封印がどれほどの強度かはさておき、すぐに逃げられることはないはずだ。桜井は今一度蠢くスライムを見下ろし、右手を開いて魔剣ライフダストを喚び出す。

 バンビは不完全とはいえ魔神ユクシーの力を手にした。ニュルンガムの機転によって禁書書庫に押し返したが、まだ倒したわけではない。こうして桜井が孤立したのも、おそらくはバンビの仕業だろう。

 ユクシーの力は相手の精神に干渉し崩壊させることができるという。彼が意識を保っていられるのも、時間の問題かもしれない。

 桜井が魔剣を構えると、平坦に広がったスライムが再び隆起し人型のサナギへと変貌していく。それは本来のバンビの背格好でなく成人男性相応に成長すると、サナギの殻が内側から破かれる。中から出てきたのは、バンビではない。

 桜井にとってはレリーフよりも身近な男。生まれたばかりの裸体にDSRの制服であるスーツが被せられ、彼が誰であるかを桜井は瞬時に理解した。

新垣あらがき……?」

 DSRにおける桜井の上司であり、最も付き合いの古い親友である新垣晴人あらがきはると。どこからどう見ても本物で、その仏頂面に疑う余地もなかった。

 状況が状況なら、桜井はそれがスライムが見せた幻影だと一目で見抜くことはできなかったかもしれない。だが桜井はそれが新垣でないことを知っている。そもそも彼はアルカディアにいるはずがないからだ。

 桜井は最初こそ自分の目を疑ったが、すぐに面白おかしく笑った。

「ははっ。あいつの姿を真似れば動揺すると思ったか。むしろ合法的に戦えるなんて願ったり叶ったりだ」

 挑発すると、どこからともなく禁書書庫に声が響き渡る。

『お前にこの男を倒すだけの力があるのか、見ものだな』

 新垣は口を動かしていたが、彼自身の声に加えてバンビの声が重なっている。やはり、バンビは取り込んだ魔神の力で桜井の内面から新垣晴人という男を引き摺り出したのだろう。

 もとから新垣は無口で無愛想な男だ。それゆえか黙って立っているだけでもそれらしい。擬態するのに彼ほど容易い人間はそういないだろう。尤も、部下の立場からすればままならないことなのだが。

「まったく、良い人選なのは認めるよ」

 魔剣ライフダストを握りこみ、偽の新垣へ駆け出す桜井。過去演習において彼らが剣を交えることはあったが、本気で戦っていたかは微妙だ。新垣の性格を考えるなら、本気を出すどころか手加減していたとして不思議ではない。目の前にいる新垣はバンビの力を経由しているものの、彼と全力で戦う機会は自分の実力を試す機会でもある。

 偽物なのをいいことに、桜井は魔剣ライフダストを全力で振り抜く。すると、新垣は召喚した機械剣でそれを弾き返す。彼の愛用する機械剣ペンホルダーはその多彩かつ複雑な機構ゆえ誰にでも扱える武器ではない。果たしてバンビが扱い切れるのか、桜井は密かに期待を抱きながら魔剣を振り返す。

「その剣の説明書を読む時間をやろうか?」

 数回の剣戟を交わし、新垣は一度大きく跳躍して退く。その間に、彼は機械剣の刀身を真っ二つに分割させ銃身へと変化させる。さらに折りたんだグリップの引き金を引き、回転式のカートリッジから魔力の弾丸が射出される。新垣の手の内は当然把握している桜井は、頬を緩めつつも銃撃を魔剣でいなしていく。

 続けて後方へ着地した新垣は、銃形態の機械剣そのものを二つに分割させる。そのまま二本となった剣を携え、今度は新垣から桜井へ仕掛ける。

「そうこなくっちゃ」

 もちろん、桜井は機械剣が二刀流になることを知っている。二本の機械剣による剣舞を的確に弾き、桜井はどこか楽しげだ。魔剣ライフダストは時折書庫の床を掠め、火花を散らす。ファンタジアの森とは違い、書庫の床なら不自由なく火花を利用できそうだ。

 その時、桜井の魔剣が二本の交差した機械剣に噛み付く。至近距離での拮抗で、バンビは書庫に声を響かせる。

『隠さなくたっていい。お前はを使わなくていいのか?』

 バンビが言っているのは、魔剣ライフダストとは対になる魔剣デスペナルティのことだ。バンビはユレーラのことを認知している。レリーフに隠すこともないが、桜井は相変わらず魔剣ライフダストだけを用いている。だがそれは隠しているからというよりも、扱うことを恐れているからだ。

 そのことを悟られぬよう、彼は威勢よく言い返す。

「これだけで充分」

 同時に一層の力を込めて新垣の防御を崩し、一度、二度と魔剣で斬りつける。新垣は辛うじて二本の機械剣でそれぞれを防ぐ。形勢が傾きつつある中で、桜井は次の一手を仕掛けた。

 体ごと振り返って勢いをつけると、魔剣を脇から振り上げる。切っ先は床を斬りつけ、虹色の火花が盛大に散らされた。火花は勢いのまま大渦を巻き、新垣へと襲いかかる。

 彼は慌てて分割させていた機械剣を合体させ、火花の大渦を押し返すべく当てがう。機械剣を垂直に斬り刻む火花の大渦は激しさを増していく。まるでチェーンソーの如き斬撃に新垣は歯を食いしばって耐えるが、溢れ出す火花は彼の頬を容赦なく焼いていく。桜井はそこに追撃を加えた。

 ダメ押しとばかりに魔剣を振り抜いた桜井は、火花の大渦を切り裂き新垣の機械剣を打ち付ける。

 轟く金属音と共に機械剣が弾き飛ばされ、新垣もまた大きくよろめいた。

「どうした? 新垣はこんなもんじゃないぞ」

 魔剣ライフダストをその場で振り抜いて火花を散らし、桜井は新垣の姿をしたバンビを見やる。

 新垣の右腕や肩は火花によって溶かされ、スライムであることを隠せなくなっていた。弾き飛ばされた機械剣もスライム状に戻り、抵抗する術もない。が、バンビはまだ諦めておらず押さえていた肩から手を離して呟く。

『ならこの女はどうだ?』

 バンビが誰のことを指して言ったのか、桜井にはピンとこなかった。それに構うことなく、バンビは胸元で腕を交差させて目を閉じる。瞬く間に新垣だった全身がサナギの殻に覆われ、その肉体を再構築させていく。サナギは女性的なシルエットへと変貌すると、殻に亀裂を走らせた。

 次にサナギから出てきたのは、やはり女性の体だ。黒髪の彼女は目を閉じたまま床に膝をつくと、見覚えのある服装を織り成した。彼女が何者であるか、桜井はもちろん知っている。

「……趣味が悪いな」

 起き上がり目を開けた彼女の名は、暁烏澪あけがらすみお。ラストリゾートにおいてユレーラを倒すために戦った、大切な仲間の一人だ。

 新垣の姿といい、みおの姿といい、バンビは桜井にとって身近で大切な人の姿を選んでいる。それは偶然ではなく、桜井を惑わす意図があってだろう。事実として効果的かそうでないかを言えば、桜井の心は動いている。

 もっと言えば、澪は超能力者である。何度か訓練したことのある新垣はともかくとして、文字通り次元の違う彼女に勝てるのだろうか。彼女と戦うことが、できるのだろうか。

 有無を言わさず、澪は空間の魔力を従えて歩き出す。空間に含まれる魔力が彼女に共鳴し、煌めく星空が味方するかのように。

 DSRのエリートエージェントに続き、超能力者が相手。いくらスライムの擬態という偽物だったとして、澪と戦うことになるとは思いもしていなかった。

 桜井は意を決して歩き出すが、その心構えは新垣の時とはまた違う。スライムの擬態は新垣の力を再現したが、本人には及ばない。元を辿れば、桜井の記憶の中にあった姿なのだ。詰まるところ、それは過去の姿である。だからこそ、想定外の動きをされることもなく打ち負かすことができた。

 新たに擬態した澪も、新垣と同じように幻影であることを強く意識する。特徴的な虹色の瞳やその両目下にあるほくろがきっちりと再現されていたとしても、本物ではない。そう思うことで、多少のプレッシャーから解放されるから。

 先に攻撃を仕掛けてきたのは澪の方だ。彼女は虹色に煌めく魔導粒子から半透明の剣──星幽剣せいゆうけんを作ると、一瞬の内に距離を詰めて斬りかかる。桜井は魔剣ライフダストを使って応え、二人は剣を衝突させた。

 剣がぶつかる度に虹色の光が発せられ、桜井は澪の攻撃を防ぐことで精一杯だ。擬態によって再現される超能力で、澪は残像を浮かせながら斬りつけてくる。彼の攻撃は当然のように弾かれるか躱されてしまい、手も足も出ない。

 何度か切り結んだ後に大きく弾き飛ばされ、手段を選んでいる場合でないことを痛感する。

 今度こそ攻勢に転ずるべく、桜井は魔剣の切っ先を床に掠めて前へ進む。魔剣が生み出す魔力の火花は桜井が自在に操ることができ、その方法はユレーラの見様見真似。火花を大車輪に変えることもできれば、火花を一時的に棒状に留めて武器にすることもできた。

 彼は魔剣ライフダストの刀身に手を這わせ、激しい火花を纏わせる。そうして強化した魔剣で、超能力者へと立ち向かう。右手を空に掲げた澪はその手に半透明な斧を手にすると、それを桜井へ投げつける。彼は強化した魔剣でそれを弾き返すが、澪は瞬間的に移動して斧をキャッチ。怒涛の勢いで反撃を重ねる。

 両手で扱うような長大な斧を軽々と振り回す澪に対し、なんとか渡り合う桜井。だが魔剣に纏わせていた魔力の火花が徐々に弱まり、押されはじめる。本物の力でないにしろ、油断できるものでもない。間合いを詰めた澪は斧を分身させて十字に切り裂くと、桜井は後方に飛び退き彼がいたところが切り裂かれる。

 その僅かな隙に、桜井は魔剣を床に斬りつける。澪の真似をした訳ではなく、火花を利用するためだ。魔剣と床の間に生まれた火花は斬撃となって澪を目掛けて飛んでいく。飛ばされた斬撃は澪の斧を持った手元に命中し、彼女を怯ませた。

 両手の斧を手放し、澪は負傷した手のひらを見つめる。スライムによる擬態が破られ、彼女が本物でないことを改めて認識させられた。

「所詮は幻影だろう。いい加減諦めたらどうだ」

 猛攻を耐え凌ぎ一矢報いた桜井は、息を整えて言う。澪に向けてではなく擬態したバンビに向けて。

 とはいっても彼の言葉は強がりに過ぎず、形勢が優位とは言えない。しかし、バンビは彼の言葉に耳を傾けた。

『確かにそうだね。お前にとっては些か都合の良すぎる幻影だったかもしれない』

 澪とバンビ。重なり合った二つの声が書庫に響く。

『今度は、お前に悪夢を見せてやろう』

 言い終わると、澪は胸元に腕を交差させた。その体がサナギへと包まれていき、男性的な肉体へと戻っていく。だが新垣の姿に戻った訳ではない。バンビは魔神ユクシーの力を使い、桜井の内面を引き摺り出す。彼の深層心理に埋もれていた男の姿を。

 三度サナギから現れたのは、少なくとも桜井にとって身近な人物ではない。それでいて、顔を見ればすぐに誰か分かる。彼にとっては、ある意味で忘れることのできない男の姿だった。

「…………」

 ラストリゾートにおいて、ポーラ・ケルベロスを追っていた時に突き当たった男。長く伸ばしたブロンドの髪に傷だらけの顔、屈強な肉体を覆うは威厳のある軍服。獄楽都市クレイドルの将軍と呼ばれる、クリストフ・ラベルツキン。桜井がその男を見たのはこれで三度目だが、いずれも決定的な場面に居合わせた。

 確かにバンビの言う通り、クリストフは桜井にとって悪夢たり得るのかもしれない。彼の部下であったポーラは逮捕し事件は一件落着したように見えるが、背後には彼の存在があった。未だ彼は野放しの状態の上、獄楽都市クレイドルに帰属している。

 今の桜井の目的はレリーフの正体を突き止め、バンビの目論みを阻止すること。そこにクリストフは関係していないが、こうして彼が現れたことに意味があるように思えてしまった。もちろん、スライムの擬態であることに変わりはない。

 彼は擬態に過ぎず、バンビは矛先を彼になすりつけようとしているのだ。

「教えてやろうかバンビ」

 桜井は今一度魔剣ライフダストを構え、クリストフを見る。彼には一度魔剣デスペナルティで立ち向かい、それを利用されて月城時成の弟が目覚めさせられてしまった。失態の意識が桜井を冒すが、目の前にいるのはバンビだ。

 これはバンビが見せている悪夢に過ぎない。そして、

「夢はいつか覚めるもんだ」

 覚悟を固めた桜井は駆け出す。対するクリストフは空気中から氷柱を生み出し、それを容赦なく打ち出す。降り注ぐ氷柱に臆することなく突き進む桜井は、魔剣と銃を用いていくつかの氷柱を打ち落とした。『宝物庫』の時のように扱いきれない魔剣デスペナルティを使わず、集中することで氷柱の暴風雨を掻い潜り、倒すべき敵を捉える。

 クリストフもまた剣を構えるが、桜井は床を斬りつけて火花の斬撃を飛ばす。二度、三度、四度。走りながら斬撃を何度も飛ばして距離を詰め、桜井は渾身の一撃を振りかざした。クリストフの剣を弾き飛ばし、大きな隙を見出す。

 そして、魔剣ライフダストを構え直して彼の胸に突き刺した。

「あの時みたいにはいかないぞ」

 スライムが擬態したクリストフにトドメを刺すべく、突き刺した剣を横へ薙ぎ払った。引き裂かれた体は人型を保てなくなり、スライム状になって崩れ落ちていく。

 同時に、桜井の禁書書庫にヒビが走り出す。それは彼を捕らえていた結界を浮かび上がらせ、空間全体に重なり合って存在していたようだ。亀裂は至る所に広がり、ついには音を立てて砕け散った。

 すぐに本来の禁書書庫へと戻され、ニュルンガムの声が聞こえてくる。

「桜井、アンタやったのね! あの魔神の力をねじ伏せるなんて、少し見直したわ」

 先ほどまでとは打って変わった態度に面食らうが、バンビを倒すことができたのは間違いない。前方を見ると、散らばった魔導書のページは水に溶け出し、レリーフ・バンビだけが残されている。魔導書が失われたこともあって魔神ユクシーも消失したのか、スライムは光の粒子へと還っていく。それを呆然と眺めるバンビは戦意を喪失しているのか、満身創痍といった状態だ。

「これくらいしないとな」

 ひとまずの安全を確信すると、桜井は調子良く呟く。今回ばかりは認めざるを得なかったのか、ニュルンガムは鼻で笑いつつも機嫌を損ねていないようだ。

 それからニュルンガムは前へ出ると、茫然自失としたバンビの背後に回る。

「よくもアタシの図書館を滅茶苦茶にしてくれたわね。ツケはきっちり支払ってもらうわよ」

 両手を後ろ手に回され、魔法の手錠が掛けられるバンビ。彼は特に抵抗しなかったが、口を小さく動かしていた。

「ニュルンガム……お前にとっての悪夢はなんだったかな」

 桜井が精神世界に引き摺り込まれたように、ニュルンガムもまた同じ体験をしている。バンビはその中での出来事に触れようとするが、彼女はまともに取り合おうとしなかった。

「口だけは達者なようで結構だけど、詰めが甘かったわね」

 とにかく、レリーフ・バンビの身柄は拘束された。桜井が招聘された上での最大の目的は、これで果たされたと言っていいだろう。しかし、彼は個人的な目的もいくつか抱えている。

 二振りの魔剣について。魔法生命体レリーフの正体──桜井友都の分身であることについて。

 コンツェルト評議会から任された仕事は遂行した。あとはそれらの謎を追求するのに時間を使おう。

 ひとまずの解決がもたらす安らぎに、桜井はため息を吐く。彼がアルカディアですべきことは、むしろこれからに集約されている。気を抜けるのも今の内だ。

 ふと桜井は後ろを振り向き、デュナミスを見る。彼女にも聞きたいことは山ほどあるが、今はお互いを労おうと考え声をかけた。

「そっちは無事か?」

 デュナミスは拘束されるバンビを見つめていたが、すぐに桜井と目を合わせる。

「えぇ」

「同じレリーフでもいろんなやつがいるんだな。ここにきて、いろいろ勉強になったよ」

 桜井はデュナミス、ニュルンガム、そしてバンビの三人を見比べる。禁書書庫にいる三人全員がレリーフだなんて俄かには信じ難いが、全て事実である。デュナミスは三人の中でも特殊でレリーフであることを明かしながら桜井たちに協力してくれた。そんな彼女にも思うところがあるのか、静かに微笑んでいる。

「ところで」

 そして、彼女は藪から棒に問いかけた。

「どうしてもう一本は使わなかったのかしら」

「え?」

 一瞬、あまりにも長い瞬間、桜井は思考を停止させた。デュナミスが何を言っているのか、分からなかったわけではない。彼女の言葉が意図するものを察せなかったからではない。

 理解できたからこそ、彼は彼女を見たまま言葉を詰まらせた。

 加えて言えば、言葉が詰まったのは喉に引っかかっていたわけでもない。

 デュナミスの右手が、桜井の胸の中に沈み込んでいたからだった。

「────」

 桜井は、自らの胸を破る彼女の手を掴もうとしたがそれは叶わない。彼女は胸の中で何かを探し当て、それをしっかりと掴んでゆっくりと引き抜く。優しく、極力傷つけない手つきで。まるで、心臓を奪い取るかの如く強引さで。

 そうして彼女が桜井の胸から引き出したのは、黄金の魔剣。魔剣ライフダストとは対になる魔剣デスペナルティだった。

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