応援コメント

こんな日くらい」への応援コメント

  • 夏の花火はいつも、家族や友人と一緒にやったものでした。闇の中に浮かぶ線香花火の火の玉。誰が長く落とさずにいられるか、早く落ちてしまったら、「あー、落ちちゃった」と残念がったものでした。一緒に花火をしようと出てきてくれた優しい奥様。火の玉は落ちてしまったけど、闇の中、一人残されたご老人も、悪い人生じゃなかったって、思ってるんじゃないかな。「こんな日くらい」楽天的で元気な奥さんの言いそうな台詞ですね。木花さんは、キャラクターに合った台詞を書くのがうまいなといつも思っています。素敵な話をありがとうございます。

    作者からの返信

    花火にはそれぞれの思い出がありますよね。僕もなんてことはない花火をした夜のことを何十年も覚えていたりします。

    自分で言うのは変なのですが、僕は小説のなかの人になりきるというか、書いているときに演じている感覚なんですよね。
    だから、たまにそれらしい台詞が書けるのかもしれません。
    『こんな日くらい』の対になるエピソードを今日のお昼にあげますので、お楽しみに!

  • 夏の夜に漂う火薬の匂いは懐かしくてちょっと切ない感じがします。
    奥さんは残してしまったご主人の事が気がかりなんでしょうね。
    優しい笑顔が目に浮かぶようでした。

    作者からの返信

    まさに、僕自身の夏にたいする郷愁をこめて書いたので、そこを感じてくださるのは嬉しいです!

    柄にもなく、ハートフルな作品にしてみました!