お風呂

SE// お風呂のお湯のチャプチャプゆれる音


「あんたのとなりに、今いっしょにお風呂に入ってるよー!うちからは、あんたのこと、ちゃんとしっかりぜんぶ見えてるんやけどなー!うわーっ、めっちゃ気持ち良きお風呂やなー!あんたといっしょに入れて、めっちゃ嬉しいわっ!」


「あやめっち、やっぱ、女子のほうのお風呂に入るんやなーっ!先生も、そうしなさいって?やっぱ、わかってくれてはるんやね!先生も、あんたのこと。でも、女子のみんな、お風呂の中でも、あんたのことを、ぜんぜん気にしてないから良いね!みんなと仲良く、お風呂に入れて、ええやんっ!みんな、あんたのことも、ごく自然に見てくれてるんやね~良かったやんっ」


「あっ、女子のみんな、なんか話しかけてきてるっ!うちは、近くで見守ってるねっ!」


☆☆☆☆☆


「部屋でも女子たちと仲良くしゃべれてるから、うちは、先に大阪に帰ってるねー!夜も、ほんまは、いっしょに寝たろかって思ってたけど、うち、いなくても良さそうやねっ!女子のお友達といっしょに仲良く寝てね~!ほなねー!またねー!お友達といっしょに仲良く帰ってくるんやでー!バイバイ~」


☆☆☆☆☆


「あっ、おかえりー!あのあと、女子のみんなと楽しかった?えっ?みんなと楽しく過ごせた?ほんま?それは良かったやんっ!」


「お友達もたくさんできたみたいやねー!良かったなー!...えっ?おみやげのおまんじゅう?うちにも?くれるの?うわーっ、嬉しいー!ほな、いただくねー!...パクッ!うわっ!めっちゃ美味しいー!おみやげにもらって食べるおまんじゅうって、めっちゃ美味しいなー!伊勢さんからいただいたおまんじゅうも思い出すわー!美味しかったんやでー!えっ?美味しいの、どっちかって?う~ん、そやな~、どっちも美味しい!どっちも同じくらいに美味しいよっ!ほんまに!ありがとうねっ!」


「善光寺にいっしょに行った時に『お友達できますように!』って、お祈りしてきたから、やっぱ、効いたんやなー!すごいな!さすが善光寺!...あっ!そうやっ!そういえば高校合格のお祈り、せえへんかったわ!うわっ!しもた!...えっ?自分でちゃんとしっかりお祈りしてきたん?あ、そっか、それなら良かったなっ!」

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