応援コメント

第101話 切り拓く意志〈6〉」への応援コメント

  • 虐待や、車内放置などで亡くなった子供の名前は、素敵なものが多いです。
    昔からそれが謎でした。産んだ瞬間、産まれた瞬間は心から愛しても、それは現実の疲弊などの要素により薄れ、消えてしまうのだろうかと。
    そうであるならば遣る瀬無い話です。

    作者からの返信

    拓海の母親は彼に対して愛情を持っていたと思います。ただ、環境の中で歪んでいってしまったんですよね。
    現実がどうであるか図りかねますが、仰っていただいたように愛情が消えてしまうのならそれはやるせないですよね。

    ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。もしよろしければ次のお話、……和真の記憶も見届けていただけますと幸いです。

  • >世界に否定されたとしても、今ここに立っているというのは紛れもなく彼の意志であり、自らの意思だ。
    この部分が特に好きでした。意志と意思。日本語の味わい深さが素敵だなと思いました。それなのに強い意志がひしひしと伝わってくるドラマチックさもあって、読んでいてぐっときました。ありがとうございます。

    作者からの返信

    いつもありがとうございます。
    拓海の名前から意志(意思)を以ってして道を選ぶというこの場面はかねてから書きたかったところだったので、そう言っていっていただけてとても嬉しいです。静かだけれど、拓海と朱音の強さが伝わっていたら幸いです。