第10章 合格発表当日
朝目が覚めると、まだ通話が繋がっていた。Aはまだ寝ていたのでおはよ、と言い、彼女を起こした。あと2時間で合格発表だね、とお互い緊張していた。
7時間30続いている通話を切るのは気が進まなかったが、またね、いい通話を切る。
顔を洗いご飯を食べ、少し高めの買ったばかりの服を来て、香水までつけ、僕は外に出た。どこまでも続く青い空と、不規則に散らばる白い雲、空き地にさく黄色い元気なたんぽぽにノスタルジックを感じ、少し早い時間だが合格発表に向かった。今日はいい日になると確信した。
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