第106話 ジャイアン気質な母親
お母さんは何かとすぐ恥ずかしいと言う。
ポケモンのぬり絵をしてることもポケモンカードを買うこと自体も恥ずかしいと言う。
だけど、何が恥ずかしいのか私には分からない。
私が買ったポケモンカードをメルカリに売ろうと考えている時点で思考がおかしい。
あなたは理解度低めの馬鹿ですか?
私の大切なものを勝手に売ろうとするな。
それに比べてポケモンのぬいぐるみを無造作に扱う時点であなたには本当にポケモンを渡すのも嫌だ。
だけど、好きかなって思ってポケモンのグッズを渡しているのに、ここに来て恥ずかしいと来た。
だったら、返せよ。
最初のあの喜びはなんだったんだよ。
生理用品などを買う時に、女性店員さんになって欲しいのは何となく分からないでもない。
だけど、ポケモンの会計で女性が良いって男性でも別に良いだろ。
お母さん、あなたは根本的に間違いを認めないのは悪いところでもあると思う。
それから、おばあちゃんに対してもそうだ。
あなたはおばあちゃんのことを嫌がる。
それは親子間に何かがあったからだろう。
だけど、おばあちゃんはもう居ない。
亡くなったんです。
故人に悪口を言ってももうおばあちゃんが戻ることはありません。
それに、私はおばあちゃんみたいで嫌だと言いますが、私にとっておばあちゃんはいつまでもおばあちゃんであり、おばあちゃんなのです。
あなたが、どう思おうとも何もかもおばあちゃんに私が似てようともあなたは私とおばあちゃんの記憶にはいないんです。
私の記憶を捻じ曲げてまで、おばあちゃんとの記憶を無にしたいんですか?
あなたのその頑固さもモノに対しての異常なまでの執着心も謝らならければ、嫌だというそのジャイアン気質も私は気に入りません。
それを家族だけにやって支配するその行動も私にはただのストレスの捌け口にしか思えません。
家族には厳しく、友達には優しい、そして初めて会う人にも優しく接する。
でも、初めて会った人には必ず帰ってからやっぱりあの人の考え方は受け入れられないわと、言うのも耐えられません。
人の悪口を陰口を言うのはあまり良いことではありませんが、あなたは私に対しても悪いところの粗探しをしてしかも精神科の主治医のことも悪口を言う時点で、私はお母さんを好きになることは出来ません。
この先もずっとそうです。
自分中心で周りが回っていることだとあなたは思うかもしれませんが、その考え方が嫌いです。
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