第99話 私は希望を半分諦めてた
就労移行の職員さんと来週話すことになった。来週までどうにか生き延びなければと思った。
職員さんは私にずっと長い間、友達にも言えなかったんだねと言われてすごく嬉しいようで苦しかった現状を言えて良かったのと、私の笑顔の裏にはそんな思いがあったんだねと言ってくれました。
私は嬉しかった。
私の思いなんて誰にも届かないと思っていたから。
半分希望さえ、捨ててしまっていたから。
だから、すごく嬉しかった。
希望を携えていて良かったと思った。
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