応援コメント

第28話 生きづらいよね、分かるよその気持ち」への応援コメント

  •  Twitterで病み気味の子が突然「自殺するからサヨナラ」と呟いてきて。文章から感情が読み取れる時があり、それが覚醒したのか嫌な気配と死ぬ瞬間の映像が浮かんで別人格がとっさにスマホ手に――。

    「死ぬのは勝手だが、せめてアンタがなんでそう思うのか。逆にどうして欲しいのか。消えるなら俺にそれを満足するまで全て吐き出してから死んでくれないか?
     俺が全て受け止めてやるから周り気にせず吐き出せ。もう隠さなくていい。アンタの思っていることをすべて聞かせてくれ。アンタの望みはなんなんだ」

     ――と『やめて』『寂しいよ』とフォロワーが送る中、別人格が真逆のことを送ったんです。流石に炎上するだろ、と思ったら送った瞬間に初めは返信だったのですが、彼が確実に返信することに気づいたのか。その方は皆に見えるように書き始め、彼は炎上・周囲関係なしに一つ一つコメントをしました。
     ついでに此方が別人格なのと、それになった経緯を暴露しつつ【誉め言葉】【共感】【時に批判】【手助け】をうまく使い分けて言い回し。
    いいね!さえ、彼には刃物に見えたのか「人が辛くて苦しいこと言ってんのにいいね!押してんじゃねぇよ。自殺するとか言ってるのにいいね押すってことは死ねって意味か? ふざけるな!! 助けてほしいと言ってるのに助けない。この糞か!!」って書いてませんが怒鳴ってて口に出さないように感情押し殺してました。

     やり取りは数時間に及んで、フォロワーさんが彼の行動を察したのか真似するように「辛かったね。でも、そんなこと思ってないよ。話してくれてありがとう!!」と支えるようになって……自殺を阻止しました。
     自殺を呟いていた子は大泣きしたらしく、ブロックされるだろうと縁を切ろうとしたら最後の最後に「ありがとう」と言われました。

     まさか、Twitterで自殺を阻止するとは思ってもおらず……今も訳あって一人助けている途中なのですが……そういうこともあるんだなって思いました。
     お陰で其方のフォロワーさんに監視されて大変でしたが、今は元気そうで楽しく過ごしてるようです……(汗)

     私はさりげなくその垢を避けてるので、もう話してはいませんが……(;一_一)

    作者からの返信

    私も包丁持って立つTwitter民を助けたことがあります。
    彼女からはありがとうと言われました。
    そのときの言葉は忘れることは出来ません。
    きっと繋がりたい、死にたいは、生きていたいの裏返しなんだろうなと思います。
    でも、私はもう半分くらい生きることを諦めてます。
    親から敷かれたレールの上を進むのは私にとって窮屈で死んでしまいたいからです。
    だけど、そんな私を救ってくれたのは就労移行の職員さんや精神科の主治医、そしてリア友にネットの友達です。
    彼らがいるから、生きていられる。
    そして、カクヨムで発信して無名乃さんのような方々に見てもらえたことだけで救われます。
    ありがとうございます。