第6話

やっとギルドに着いた。

20年間ずっと家と図書館でニート生活を送っていた俺がこんな形でギルドに行くことになるとは。

それにしても、周りの目が気になる。

依頼などを受ける人達で、

思ったより人が多かった。

そっそくだが、冒険者登録をしよう。

「すみません、登録をしたいんですけど」


「見えないー」

ディフェは背が低いから、

受付の机の上を見ようと必死にぴょこぴょこしていた。

「ディフェは静かにしてな」


「はい、ではこちらの紙に必要事項をお書きください」

そう言われてひとまず自分のは書いた。

「すみません、この子のは、、」

「親子でしたら書類は必要ありません」

どうするか。

設定上は親子にしておきたいが、

いろいろと面倒なことが起こる気がする。


そうだ、養子ということにしよう。

「じゃあ親子なので、大丈夫です」

「わかりました」

「これで貴方も冒険者です」


とりあえず無事に終えることができた。

早く金を稼ぎたいから、早速出かけよう。

ギルドの地図には魔物と賞金も書かれてあった。

地図によると、山の麓にかけて魔物が生息しているらしい。

これで、めちゃくちゃお金を稼ぐぞ。

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