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詩歌

詩歌

福山典雅

おすすめレビュー

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★★★
★88
30人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 西しまこ
    3034件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    仮初であれ何であれ闇であれ日にけに愛し夢の中まで

    うたの沼ずぶずぶとはまり
    あなたしかもうあなたしか見えない
    暁の星のもとでも
    夕暮れの一番星でも
    輝きは帳に隠れ
    希望さえ闇に紛れて

    傷さえも全て愛しく永遠に抱える想いどこまでも落ち

    • 2023年6月21日 05:48
  • 壱単位
    1197件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    ゆじのかぶざらす、ぞうぜん。


    無数の根が絡む路に金と紅に塗り分けられた鈴の類はおうむね四十六億つらなるのでありとうとうと揺らすことで得られる羽根が脛骨の隙間から生じるのをすいと捕まえるのと同時に鱗が半回転しながら将来を案ずるから流れる羊歯葉をひいくりがえす裏に焼灼された双眸が電磁光線を生じつつ北東に向い高速で回転する様子を呆と眺めるところから堕ちるゆめたちの震えるくちびるがうんだことばを、わたしは、愛によって嗜虐するのだ。ぞうぜん。

    • 2023年6月21日 05:30