第13話

「誰が、この国を支えてきたと思っている、この若造が!!!!!!!

このような侮辱を受けたのは初めてだ!!許さんぞぉ........................

そうだっ、私がお前を殺して皇帝になってやりゅ「話が長~~い!」



バッチーーン!!!!!!



「痛っ!!」



バチン!!バチン!バチン!バチンバチンバチンバチン..................



素晴らしい往復ビンタだわ!!

でも、相手は高齢だから、やり過ぎると死んでしまうわぁ~

ほどほどにねぇ~!








2分後.........


「..............。」


「よし。うるさい奴がいなくなったね!それでは、もう解散で。

ごきげんよーう。」


貴族達が、呆然としながら、出口へと足を運ぶ。

その間に、エセルバートの顔こわおじいちゃんを、その息子の小侯爵が急いで運んでいった。


「お大事にねぇ~!!もう会うことも無いと思うけどぉ~。」


そう言うと、小侯爵に睨まれた。

うわっ......顔の怖さって遺伝するのね........






そして、最後の1人が出て行き、会場には、私とお父様の2人だけとなった。なんかくねくねしてるなぁ~と思って、お父様の方を見ると、マンガでしか見たことの無いくらいのぶりっ子ポーズでぶりぶりしていた。


「ど、どうしたの!?お父様!?」


「うぇぇぇぇーーーーん!!ごめんよぉ、ソフィアちゃーーん!

あんな奴と婚約させてしまって.........あんな奴.............!!

いっそ、秘密裏に殺しに行こう!!それとも、打ち首に...........!!」


「ストップ、ストップ。お父様、発想がヤバいわ!?

そんなところも、素敵だけど.........

大丈夫よ、大丈夫!クソドリックには、これからうんと苦しんでもらうし、

このまま一生独身でも大丈夫よ!!お父様には迷惑かけるけど........」


「そ、そこまで考えていたなんて..........

本当にごめんよぉーーーーーーー!!愛してるよぉ~~~~!!」


「はいはい。私もーー!!」


「ところで、ソフィアちゃん......」


「うん?」


「本当のソフィアちゃんはどこだい?」






..................................................!?







えええええええええええええええええええええぇえええええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええええ!?







な、何故バレたぁーーーーー!?

















=  =  =  =  =  =  =  =  =  =  =  =  =  


今まで、更新を19時にしていたのですが、下書きのストックが無くなり、家に帰った来る時間が遅くなってしまうため、更新を22時に変更します。

急なことで、申し訳ありません。

これからも、気弱令嬢に憑依してしまったを含む244の作品をよろしくお願いします。










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