第10話(残酷描写があります。ご注意ください。)
「俺が公爵..........!?そんな馬鹿な.........」
「ちちうえぇぇ、こんなのうそでしゅよにぇ!!」
「勉強をまともにしてこなかったもんねぇ~。
えっと、セド..........クソドリック?」
プッ........わざと間違えてるじゃ無い。
「..............。」
「な、なぜにゃんにぃもかなしてくだしゃらにゃいのでしゅか!?
ましゃか........ほんとうにぃ???」
「いや、だからそうだって言ってるでしょ。物わかり悪いなぁ~。
こんな奴が皇帝にならなくて良かったよ。」
「その通り!!お父様、良いこと言った!!
この方達は、帝国建国以来の愚物です!!」
そうですわよねぇ......クスクス
あんな振る舞いしてたんですもの。
当然の報いだよなぁ!ハハハハ!!
周りで、傍観していた貴族達の嘲笑が広がる。
なんか嫌な感じね........。
今まで、クソドリック達に怯え、ソフィアを盾にしてきた奴らが、この機を逃すまいと馬鹿にするなんて........
まぁ、良いわ。今まで馬鹿にしてきた奴らに逆に馬鹿にされるだなんて、クソドリックにとっても良い屈辱になるし。
貴族連中も今くらいはせいぜい、楽しんでおけば良いわ。
これからは、貴族でいられるかも分からないもの。
「「黙れ!!!!!黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」」
「どいつもこいつも馬鹿にしやがって!!
俺は皇太子なんだ!!皇帝になるんだ!!
お前らぁ............殺してやるうぅぅぅぅぅ!!!!!!!」
魔法で回復したセドリックは、剣を振り回しながら、私の方に向かってきた。
きったない剣の扱いね。
「死ねぇぇ!!!!ソフィアぁぁぁぁ!!!!!!!」
本気で殺しにかかってきてるわね。お父様は..........
私に任せてくれるみたいね。あっ、ウインクしてる。
「私に剣を向けるなんて、100年早いのよ!!!!!
<<<<<天空神威>>>>>」
唱えた瞬間、風が私を包み込み、鎧とかする。
風はマッハ2で動いているから、人間なんて、ちょっと触るだけで、
触れた部分は原型ををとどめず、無くなるわ。
バキン!!!!!!
クソドリックの剣が折れちゃった。
「お返しよ❤」
彼の小指に少し触れたのと同時に血液が吹き出、そこにあったものが無くなっている
「ギャーーーーーーーーーーーーー痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!
あぁぁぁーーーーーーー......................」
これで、剣を握るどころか、手に力を入れることさえ、まともに出来ないわね。
ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー
遅れてすみません........
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