第9話

「うん!!まずいね!」



心読まれた!?もしかして…エスパー?

というか、そんな明るく言っていいもんじゃないでしょょょょーー!!



「ごめん、ごめん。ソフィアちゃんが可愛いくて、浮かれてたよ。顔にすごく出てたし……

でも、そんな表情見るの久しぶりだよ!

最後に見たのは確か、クソドリックと婚約する直前のお茶会の時だったね!

婚約が決定して喜びのあまり、はしゃぎすぎて転び、皇室主催のパーティーに行けず、

その代わりにクソドリック達を招いて、我が家でお茶会をした時だった。

あの頃も可愛いかったけど、今は更に可愛さに磨きがかかって、それに加えて母親譲りの美しさも「待って待って!!stop stop!!

こんなに親馬鹿だったとは………

せ、説明の方、よろしくお願いしやぁーす!!




「あっ、ごめん!話が逸れちゃったね。

話を戻すと、本当は僕も婚約をさせる気は無かったんたけど、ソフィアちゃんが一目惚れしちゃったじゃない?

それで婚約する流れになって………」






うっそーーーーーーん…………





うっわぁ〜〜〜、ソフィアの馬鹿馬鹿馬鹿ぁ〜

ソフィアから言い出したの!?

絶対お父様苦労してるよ!!


不思議に思ってたのよ。この国唯一の公爵家と皇族の婚約の話が無かったこと。


そんな、一目惚れとかで男選んじゃダメよ!!

それで幸せになるカップルなんて、全体の1%いたら良い方よ!!!!




「あ、そ、そうだったわねぇ〜

お、お父様には苦労をかけてもらったのに、こんな状況になってしまって、申し訳ないわ。」



「ソフィアちゃんのためなら、全っ然!!!!

苦にもならないよ!!しかも、婚約の申し出は

こちら側からではなく、あちら側からだし。

あっちも一目惚れしたから〜とか言って。

なのにこの始末………………………………

どう落とし前つけるんじゃいクソガキぃ!!」













公爵家当主が、どこでそんな言葉覚えたの……



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