第6話

ちっ........面倒なのが来たわね。


見れば、別室でパーティーしていた親がぞろぞろと入ってくる。


良いところで何でこんなにも邪魔されるのかしら........


「帝国の太陽、皇帝陛下に挨拶申し上げます。」


「ちちうえぇぇぇぇぇぇーーーーーーーー!!」


「な、何をしておるソフィア!セドリックに馬乗りになって......」


「きいてくだしゃい、ちちうえ。わたしがこんなにゃくはきをもうしつけちゃら、とちゅぜんなぐってきて、けう゛ぃんたちもソフィアにやられて........」


「な、なんと、セドリック。お前、婚約破棄と言ったか!?なんと勝手なことを!!

何のために子供達の邪魔にならぬよう、別室にいたと思っておる!!

ソフィア。いや、ソフィア令嬢、すまぬ。私に免じて許してやってほしい。

しかしこれはやり過ぎだ!

おぬしならもっと他にやり方があったのではないか?」









....................................ha?







はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?????




何言ってたんだこんのくそじじい!!!腹立つぅぅぅぅ!!


「何をおっしゃいますか、陛下。私なんてまだまだでございます。

他のやり方と仰られましても......何のことだかぁ?

このクソ共にふさわしい対応でしょう。」


「なっ、無礼であるぞ!!!」


「あらやだ、陛下。クソにクソと言って何が悪いんですのぉ????

教えて頂きたいわぁぁぁーーー」


ガハハハハ!!


言ってやったわ!

ハッ、でもどうしよう.......皇太子にあんなこと言って私、処罰されないかしら!?


このまま、the end とかいやよぉぉぉぉぉ!!


そうだわ!

このまま陛.......クソ親父を人質にして、それで.......




「誰か、ソフィアを捕らえ「こぉんの愚図愚物がぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


何か物騒なことを言いかけたクソ親父の頬に、一人のイケオジが、思いっきり拳を振り上げた。


ボクシング選手も驚く威力ね!!吹っ飛んだわ!

素晴らしいパンチね!!!!

一体どこのどなたかしら?教えてくれないかし.............................


ん?あ、あの人はお、お父様!?







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