第4話
「一番厄介なのが消えたわね!次はあんたたちよ!!」
「お、おみゃえよくもレぇオンを〜!!こんにゃことがゆるされるとおもっているにょか!」
「あんらぁ、顔面ボロボロの気持ち悪い皇太子さん、何を言ってるの………?
あなた達の許しなんて必要ないわ!一人の女をこんなに追い詰めてよくも、そんな恥知らずなことが言えたわね!!」
そう言って、皇太子達に向かって歩き始めた。
ケヴィンがお得意の岩魔法で私の歩みを妨げようとするけど、テンパっているのか上手く魔力が込められていない。
「あら、どうしたのかしら?プライド糞野郎🖤
全然魔力がこもってないわよぉ?「う、うるさい!こっちへ来るなぁーー!!」
あら、醜い。醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜い醜いぃ
醜いゴミは掃除しなくちゃね!
「ウインド」
私が唱えた瞬間、マイシューズから放たれた魔力の塊が風と化し、ケヴィンの髪に被弾。
ちょっと上の方へ飛んでいくように放ったから、ケヴィンの髪は、見るも無残な姿に。
何をするにも、髪をサラ〜ってしながら行動するのが、腹立つのよ!その報いを受けよ!!
ケヴィンは、被弾した反動でそのまま気絶してしまった。
ついでに愚義弟も魔法でぶっ飛ばし、気絶させた。
ソフィアは人々を守り、愛さなければならない……そう教育されてきたため、人間観察を趣味として、自分のこと以上に周りに気を使い、支えてきた。
特に、義理の弟だったカインの行動、癖などは、把握済み。倒すの一番楽だったわ〜
それにしても、小説を読んで知ってはいたけど、本当に人望がないわね。
普通、皇太子に危機が、迫ったら誰かが助けようとするのに現実は誰も助けようとしない。
皇太子連中の評判は、自己中・傍若無人・傲慢・尊大など最悪......
自分の方が身分が高いからと倨傲な態度で平然と暴力を振るうクソ。
あいつが皇帝になれば、暗君どころか、暴君になるだろうと言われているのに、皇室が怖くて、誰も言い出せない......
それほど皇室の権力が強いし、クソ連中共の毒牙がソフィアだけに向けられていて、自分たちには、あまり干渉しないからとソフィアを助けることもしない。
友達と呼べる存在も表面だけで悲しがって、行動はなし。
かわいそすぎるわ、ソフィア......
見ててね。私がソフィアの分も殴るから.......
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