【提言3】有名ラノベ作家との共著制度導入
お次はこちら。もう「ラノベ作家を使い捨てるのは止めないか」と提言したのですがその具体策がこちら。つまり印税は半分になるけどその代わりヒットする確率や品質保証の面で充実してローリスクになるわけだね。また「エタってしまった」作品や打ち切りになった作品のリベンジとしても活用できる。しかも大物作家のネームバリューで売ればさらにローリスクになるのだしね。
そもそもラノベの大家から技法などを教わってから本物のラノベ作家としてデビューするんだよ。書籍化したからゴールでは無くてそれはスタートだしそこから重鎮に教えを乞うんだよ。それが本物の『文壇』なんだよ。もう一回言う。ラノベには文壇が無いってそういう事なんだ。もちろん編集長や編集者、その他一般文芸作家との交流をしてそれで初めて文壇ですからね。ヨイショ雑誌ではなくガチ評論雑誌がラノベ界に一番足りてないものだ。素人に感想欄で突っ込まれるのではなく「プロ」の意見を聞きなさい。それがWEB初(WEB発ではない)の作家に一番欠けてるしだから死屍累々なんだよこの世界。
プロはなんでこんな文芸技法を使えるんだとかそもそも文芸技法を身についてないじゃないかと言ったラノベ作家の「悲劇」を無くせるわけだよね。
そしてもう一つの狙いは本物の大衆作家や児童文学者やライト文芸の大家に教えを請いて本物の純文芸などの分野にチャレンジする。つまり「バージョンアップ」を行うんだよ。
ラノベ作家に足りないものは「世間」ですからね。世間に入って無いから粗製濫造になるわけでしてね。ちゃんと文芸サロンという枠に入って本物のラノベ作家になるステップを用意するのが本当の「大人」ではないんですかね。
なのでね、もうWEB公募の時点でラノベや大衆文学、児童文学の大家のお目に留まったら共著出来るシステムに移行するんだ。そこにはもう長文タイトルは必要ない。エロに媚びる必要もない。★の数もブクマも必要ない。必要なのは「文筆力」。これだけだ。本来の文芸というものをラノベは取り戻さないといけないんだよ。
残念なことに大手出版社自体もこのことを忘れているようだからここに私は記述する。なんで東京都心の大手出版社の前は喫茶店ばかりなのか。ちょっとは考えて欲しい。
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