魔剣士の異世界記
@Fish051402564
第1話
私こと剣崎ナオは社会に出て数年経った立派なサラリーマンだ。
そんな私は仕事が終わり家へ帰っている途中に暴走した軽トラックに撥ねられ――気がつくと真っ白な空間の中、目の前にいる球体?ーー神と出会った。
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「汝は今どんな状況か把握しているか?」
いきなり神々しい雰囲気を醸し出す球体?から声をかけられた。
「あっ、いえ、何が何だか・・・暴走した軽トラックに撥ねられた後・・・そこから記憶がないですね。」
「そうか、我は
「あっ、どうも御丁寧に、私は剣崎ナオです、よろしくお願いします。」
「さて、話を続けるぞ・・・・・」
武御雷神の話を要約するとこうだ。
通常、死んだら輪廻の輪に還り、そして新たな命として世に誕生するのだが、何千何万と管理する世界で近い将来に崩壊してしまいそうな世界が多く存在しているのだという。原因としては邪神(神格を取り上げられた神)達やその眷属の引き起こす災害によるものが多いそうなのだが、そういう世界は上位の神が創り出し、力のない神(偉人などの魂が死後に昇華した存在で、新たに世界を創る権利を得るための研鑽中である存在)が管理している世界らしく、武御雷神やゼウスのような
しかし、力が大きいがために設けられた規定上、上位の神が世界へ直接干渉するのは禁止されているため、将来的に解決する可能性のある魂を転生という形で送り込もうという話だ。超越した存在にも私達人間と同じように規定やルールといった鎖で縛られているのだと思うと世知辛いなあと感じてしまう。
「事の顛末はわかりました。その話受けようと思います。」
二十代半ばとは言え私も男である。異世界というワードに心躍らされないわけがない。
「うむ、これから送り出すのは地球とは違い魔物という化け物が存在する魔法の世界。それに邪神やその眷属と対峙する可能性があると考えると力が必要だ。汝に適する力を授けようと思う。」
「ご配慮感謝いたします。」
「いくつかの質問を経て能力を授けることになる。要するに適性検査というやつだ。」
「はぁ、適性検査ですか。わかりました。」
私も中高生の時に何度か適性検査などをしたことがあるため、少し懐かしい気持ちになりながら了承の返事をした。
「力を授け終わるとそのまま転生へと移ることになる。転生先は配慮してあるから産まれてすぐ死ぬなんてことはないから安心しろ。それではさらばだ。」
そして俺は強い光に包まれて意識を落とした。
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やっぱり文章を書くのは難しいですね。この作品は不定期に投稿しますので次話まで期間が空いてしまうかもしれませんがご了承いただけると幸いです。
魔剣士の異世界記 @Fish051402564
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