第7話 〜もう1人の主人公……!?〜

 こうして、俺たちは……11層を突破した後、、

休憩所みたいな場所で休み……次の日となった。


 アクティベートをして間もないのに……。

何者かの歌声が聞こえる。


 その歌ってる場所に行くと……

そこに居た男性が歌っていた……。

━━なんか、癒される。


 だが、ただ……それだけじゃなかった。

その男性は歌いながら……モンスターと戦っていた。


 しかも、俺は圧倒は出来るのだが……。

フィル達が苦戦していた″最強″モンスターに。

……1人で、圧倒しながら。


 だが俺も1人で、無双はできる。

……が、仲間を守りつつな為……。

無茶な行動ができない。


 しかも、そいつは……

呆気なく、モンスターを倒してしまった。


「ふぅ〜!

これで、いっちょ上がり!」


 俺やフィル達は、拍手をしていた。


「……素晴らしいよ!!

君は……その声で、なんでも出来るんだね!」


 俺はそう言うと……その子は暗い顔しながら言った。


「僕には、これぐらいしか……やる事がないんだ。」


 そう言われて気まずい雰囲気になった為……。

俺は、謝った。


「ごめん! そんな事で言ったわけじゃない!

ただ、仲間になって欲しいなぁ〜っと

考えただけだ。」


 そう言うと……目をキラキラさせながら、言った。


「本当!?

……こんな僕を仲間にしてくれるの!?」


そう言ってきたので……


「お、俺はいいが……仲間たちは、どう思う?」


 俺がそう聞くと……即答で帰ってきた。


「いいよ〜!!」と。


「まずは、このダンジョンで……

試験を行う。そこから合否を考える

それでいいか?」


 俺が言うと疑問を浮かべながら……。

その子は、言った。


「なんで、試験やらないと行けないの?」と。


 俺は、その子に向けて即答で返す。


「このランクはZランクだからだ。」


 俺がそう言うとその子は……。


「えぇぇぇぇぇぇぇぇえ!?」


 その子は……驚きながら目をギョッとしていた。


 数時間後……


「では、試験初め!」


「手加減なしで、行くわよ!」


「あぁ! 掛かっておいで?」


 そして、フィルは……その試験してる子である

レミーティア・フィルヴィスに向けて攻撃した。


だが、レミーティアは……歌いながら瞬間移動で避けて、フィルに向かって水属性魔法 「鏡花水月ポセイドン」で攻撃した。


フィルは、避けきれなかったのか……

少し、喰らっていた。


「っ……中々、やるわね!

だったら……!!」


 フィルは、全属性上位魔法 「悠久月禍ゼウス」を放った。


 だが、レミーティアには効かず……


「お返しだよ♪♪」


 レミーティアは、突如……

歌と流れてる曲が変わり……攻撃パターンが変わる。


 それを追いつこうと必死にフィルは耐える……が、限界のようだった。


 俺は……言った。


「そこまでだ。」


「━━━━っ!?

アリス! まだ、私は!」


 そう、フィルは言っていた……が、俺はフィルの言葉に反論した。


「いいや、フィル。

お前がこのままやってたら……。

確実に殺られただろうよ。」


 俺がそう言うとやはり、クロムも気づいたのか……押し黙ってしまった。


「で、合否の判定は…?」


 レミーティアが不安そうに言った。

俺は即答で言った。


「あぁ、合格だ。

これからは、八芒星オクタグラム之奇跡のキセキだな」


 八芒星は、最強の星と言われるからな。

このチームなら……もしかしたら……

Zランクより上のランク……

UUNKNOWNランクに上がるかもしれない。


 まぁ、考えておくか……。


そして、レミーティアは……俺にお願いをしてくる。


「あの〜今度は貴方と…やってみたいです!」


「わかった。手加減はしないぞ?」


「はい!」


 今度は、ルイーネVSレミーティアの戦いになる。

果たして、勝つのは誰になるのか?

それはまだ知らない物語である……。

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