第4話 〜ヘルフリート・アイリスとしての務め……。〜

 一方……王都の方は……。


「な、、なんじゃ!? こ、、これはァァァ!!!」


 そう。この王都の方では……魔族や化け物だらけだった。


 そして、数々の人々が死んでいく。


「……一体、何があったんだ!?」


 そして、魔族が嘲笑いながら言った。


「お前らが、あの最強の勇者 ヘルフリート・アイリスを追い出したからこうなったんだ。

まぁ、ヘルフリート・アイリスって言っても分からないだろうから、お前らが……呼ばれている名で言ってやるよ。」


 俺らは……真実と現実を知らされることなった。

その"ヘルフリート・アイリス"と言う最強の人物を……。


「ルイーネ・アリス?

だっけか? そう言われていたはずだぞ?」


 現実逃避をしようかと思った。

そう……あの、、昔からいた勇者 ヘルフリート・アリスは……ルイーネだった。


 くそ、失敗してしまった……幻想的な国が……

わしの判断ミスのせいで……壊してしまうのか……


 代々……受け継いだ……

幻想的の国である王都を…

私のミスにより……全て、台無しにしてしまうのか……。


 あのルイーネが居た最強のSランクグループも……バテてしまってる。

だったら……崩壊されるまで……待つしかないのか……


 そして、殺されそうになり……目を閉じた、、のだが……いくら時間が経っても、痛みがなかった。


 なんでだ? と……わしが思っていると、、懐かしい声が聞こえた。


「なぁ〜に、お前らがクヨクヨしてんだ?

お前らが俺を追放したくせに……。

シケたツラしてんなぁ〜?」


 っ…!?

こ、この声は……


わしは、顔を上げた。

そう。追放したはずのルイーネがわしの目の前に居たのだった。


「何故、お前が……ここに……!?」


 そう言うと……ルイーネは、「勘違いすんなよ?」と言って、その後の続きを言った。


「別に、お前らの事はどうでもいいし……。

追放されたことを許したわけじゃない。

だが、嫁やその仲間達の願いなら……

その願いを叶える力として持ってるから使うだけだ。それに、この幻想的な王都を壊されても……

嫁や仲間達が悲しむだけだしな。」


 その言葉を背に……ルイーネのその嫁さんの正体が判明した。あの噂のZランクグループで『六芒星之奇跡』の団長様で賢者様のクロロ・フィル様だった。


「……クロロ。後の事は、任せていいか?」


 俺がそう言うと……クロロは……

目がハートのまま言った。


「はい! 旦那様♥」


 そう言われた俺は、少し……ビックリをしていた。

何が、どうなったら……そうなるんだろうと

不思議に思っていた……が、、今は考えないでおこう。


 そして、俺は……剣技と魔法を駆使しながら倒しまくる。


 更に……ボスになると

7つの属性魔法火・水・木・風・雷・光・闇の最上級魔法で……圧倒し、倒していた。


 わしは気づいた。

なるほど……だから、魔族や化け物は……このお方ヘルフリート様が王都に居る=負けるから避けていると言う概念になるのか……


 そのお方が……追放された事を知って攻めてきたのか……。


 そして、ルイーネが倒しまくった影響で……残りの生き残った魔族や化け物は恐怖のあまり、逃げてしまった。


 そして、次に

古代魔法 時空間と

禁忌魔法 生命創造イシスで、元に戻り……平和になった王都は……一体、どういう行動に出るのか……まだ、神のみぞ知る物語である。

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