第28話
「エーファさん、実はそれらについて話さないといけないことがあります。」
烈火の剣で俺がやっていた事を細かく説明したことによって烈火の剣は今後どのようになるか分からないが仕方がない。
「それで?ハルトくんが烈火の剣について話さないといけないことって何かな?」
烈火の剣について、俺はどうしてもこのままではいつか取り返しのつかないことになるのではと思っていたからこれはどうしても伝えたい。
「実は、リーダーのヤマトだけではなく全体的に問題があります。」
そう、これは冒険者ランクをBランクにしている時点で問題だらけなのだ。
「?どういうことかな?」
烈火の剣について、事細かに説明したのだが周りを見るとエーファさんはなんだか呆れたような感じで、ゴーウェルさんは•••••う、うん。あれは、エーファさんと同じで呆れたような感じと怒り?のような感じが伝わる。そして、烈火の剣のメンバーは、「は?何言ってるんだ?」的な感じだ。
「は?何言ってるんだ?」
ほらね?ヤマトは、裏切らないって信じてたよ。俺が思ってることをそのままの伝えるんだからね。
「そうよ!使えないやつが全部やるのは当たり前でしょ~?私達は、戦いで疲れてるんだから!」
リナの発言はギルマスマスターとサブギルドマスターの耳にはいる事により烈火の剣はどうなるかなんて想像がつくよね?
「烈火の剣の諸君?君たちをDランクまで降格とする!!基礎から学んできたまえ!」
エーファさんの一言で烈火の剣はDランクまで降格となった。
「えっ!?ど、ど、どうしてですか!?そんなの酷すぎる!!」
「そうよ!!ただ、
「もう少しでAランクになれたのに!!」
「俺たちが、Dランクなんてありえねぇーよ!」
ヤマト、ルナ、リナ、カイトの順で話していたがさっきから俺馬鹿にされてばっかじゃん。
まぁ、あのころは確かに戦えないしスキルも使えなかったから仕方ないかもだけど、あの時少しでも魔物を倒すことが出来てたらって思ったけど辞めた。だって••••••今の俺って自分で言うのも何だけど、ヤバすぎだもん。
「君たち、なんか勘違いしてないかな?君たちは、もう少しでAランクになれたのにって言うけどハルトくんを追放したことによってAランクなんて初めからなれないよ?」
エーファさんの一言で俺を含んだ烈火の剣のメンバーは驚いた。
「だって、実力があっても一人一人が基礎中の基礎ができてないんだよ?これは、ギルドとして大問題だよ。上級冒険者が、冒険者初心者より使えないなんてね?フフフ。」
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