第6話

ステータスアップ薬を飲むことにした。


 結果から言おう。



「こ、これやばくないか?」


 俺はのステータスがかなりアップしているのを見て、只々驚くしかなかった。




名前:ハルト


年齢:20


レベル:2


腕力:106


器用:105


頑丈:106


俊敏:106


魔力:106


知力:106


運:∞



ユニークスキル∶ガチャ&超幸運


スキル∶身体強化 豪剣



「あれ?そう言えば、運の数値に∞マークが付いてるのって超幸運のせいかな?」


 ステータスが上がった事によって、次にやることが決まった。


 まず、武具店に行って装備をしっかりしたらランクを上げるために魔物討伐のクエストを探そう!




◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「ここだな。︻ユリウスの武具店︼ギルドのおすすめの店って言うのは!」


 ギルドにおすすめの武具店を聞いたら、低ランクの冒険者でも買える武器や防具が買えるらしいので向かうことしたのだった。


「いらっしゃいませー!」


店に入ると、髪をポニーテールにした綺麗な女性がいた。

 勝手に、武器屋の店員ってゴツゴツの強面のおっさんがやっていると思っていたからだ。



「…………あ!えっと、剣と防具を見たいんですけど」


 つい見とれてしまったが、目的があったことを思い出ししどろもどろになりながら店員に聞いてみた。


「予算はどのぐらいですか?」


 周りを見ると、どの武器も似たようなものにしか見えないが値段が驚くほどかけ離れているものばかりである。


武器や防具にはエンチャントが付与されたものがあるのだが、効果によってはかなり高額で売られているものもある。この国の貨幣こんな感じだ。



   鉄貨1枚  → 10円


   銅貨1枚  → 100円


   銀貨1枚  → 1,000円


   金貨1枚  → 10,000円


   大金貨1枚 → 100,000円


   白金貨1枚 → 1,000,000円



「そうですね、武器と防具を合わせて金貨二枚でお願いします。」


 実は、金貨二枚は今の全財産でもある。以前の俺だったら武器など買わずに節約するのだが、今の俺だったら元を取れるぐらいには稼げるんじゃないかなって思っている。



「金貨二枚だと、エンチャントがされてないこちらの武具になりますがよろしいですか?」


 目の前に出されたのは、鉄のロングソードと皮の鎧だった。

まぁ、低ランクの冒険者が最初に買う基本的な武具でもある。



「はい!これで大丈夫です!」


 俺は、武具を揃えたあとギルドでクエストを探すことにした。




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――




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