好きな貴方の凛々しい横顔、いつか緩む日を待っている
蒼キるり
好きな貴方の凛々しい横顔、いつか緩む日を待っている
逃げたっていいよと言ってくれる人がいるから生きていられるのよ
いっせーので飛び込んだ世界よおはようまた踏ん張っていこうね
スニーカーとヒール並ぶ玄関にそっと笑みこぼれる昼下がり
音立てて歩くと私ここにいるそう叫んでる気持ちになれて
ろんどんという響きに憧れてさここより好きに生きられるかな
別に嫌いじゃないのよこの国がただどうしても許せないだけ
どこか違う場所へ行きたいやなんて嘯いてるのか本気なのか
自由に手を広げてさぶつからないそれがほんとにいきたい世界
誰かにぶつかりたいわけないでしょうこんなに広い世界に生まれて
狭い場所切り分けなきゃと勘違い本当はそれぞれ場所がある
わかってるふりされて気を許して裏切られる時一番つらくて
互いしかいないねなんて本当は言いたくないよ言わされてるの
自分の意思でしょうなんて言うけど無意識にあんたが押し付けてる
椅子取りゲームじゃないんだから誰かの幸せを奪わないでよ
それぞれにちゃんと幸せあるんだよ見えてないだけ見つけに行こう
ただ先にしあわせの形知っただけあせる必要少しもないわ
ステップを踏むみたいに生き延びよういつか自由に踊って見せよう
大丈夫それは微かな願いです口にすれば近づく気がして
苦しいと感じるばかりいつか美味しい空気と感じられるかな
おかしいと笑うけど同じだけの方がおかしいでしょう
好きな貴方の凛々しい横顔、いつか緩む日を待っている 蒼キるり @ruri-aoki
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