2-3 決闘!? ドン太朗VSアローン

※2-2の続きです




アローン「眺めてやるからなぁ!!!」


俺は追い詰められたのか木の枝で古代文字を書いていた。


アローン「なんだ?字なんか書いて?」


アローン「変な字だなぁ!」


俺のことを嘲笑(ちょうしょう)したその瞬間、文字が赤く光りだした!!


なんとアローンの体が炎に…包まれている!


アローン「ドン太朗…お前何をした?ほら、ほら、消えろよ!」


何度も炎を消そうとしているが、水魔法でもなかなか消えやしない。


ドン太朗「……」


俺は唖然としている…俺が…やったのか?この炎の量…。


俺が、【文字】を書いただけ…で…。


アローン「はやく消してくれ誰か!」


アローン「俺は、俺は…少し痛みつければそれでよかった!!」


アローン「だから、助けて!」


アローンは炎に焼かれながら、無様にもがいていた。


審判員が普通に水をかけた後、気絶しかけているアローンを触り


審判員「試合続行不可能!」


審判員「よって勝者!ドン太朗だああああああ!」


と審判員が大声で民衆に話すと


民衆からさっきとは違う純粋な歓声を俺は聞いた。


今までにない感覚、サイコー!!


アローンは看護師ヒーラーたちに回復されて、その後魔法によって浮いた。


アローンは小鳥のような声で話す…。


アローン「すまない…あれほど強いとは…」


ドン太朗「いやぁ…俺も…ピンチだった…よ…」


意識が遠のく…俺は…力を…使い…。






かすかな声が聞こえる…。


看護師「おはようございます…」


看護師「おはようございますっていってんでしょうが!!」


怒鳴った声で何回も言われているのに気付いた…何日か寝ていたようだ。


ドン太朗「お、お、オハヨウゴザイマス…」


看護師「やっと目が覚めましたか…」


あきれた声で話しかけられた…。実際死んでいても


不思議ではなかったようだ…。


そういえば身体が…動かない!?


看護師「原因は能力の使い過ぎ…みたいなので今からリハビリしますね!」


ドン太朗(リ、リハビリ!?)


ドン太朗「ちょっと痛いって!!」


ドン太朗「うぎゃあああああああああ!!!」




続く







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