S22 アメトリン 6月2日
――インフェルノ 旧紅葉酒場――
▶やっぱり日本橋のイエサブに入ると、リノが待っています
リノ「こんにちは。今日は探しものをしてほしくて……」
リノ「それが……、これ、なんです」
▶そう言って、リノは暗い宝石を見せてきますね
▶花梨 地質学
成功
▶アメトリンのようです。かなり大粒で、高く売れそうですね
リアン 「なになにー、宝石ー?採掘するのー?穴掘りならまかせろー!」
ミュシア「それってお金!?」
花梨「……ふむ。見た限りではなかなか良い値段が付きそうなサイズと質ですね」
リノ「アメトリンという宝石で……、その。影の精霊からセシルを通して連絡があったんです」
リノ「影に潜ませている女がいるPT、アベンチュリンと契約したい。そのために宝石を持って来いっていう話で……」
リノ「私、頑張って探したんですけど、陽のアメトリンしか見つからなくて……」
エウリレ「まってまって。話が飛び飛びで追いつけないよ。まず、なんで影に潜ませている女が僕たちのPTなんですか?」
ミュシア「だれよその女!!」
ジョン「多分僕がいるからでしょうね」
▶あんずの影からすっと出てきます
ドリトス天使「ああ……」
花梨「……契約に宝石の指定があるのでしょうか」
あんず「えっと、じゃあもしかして、その女っていうのも私ですか……?」
リノ「そうです。古来より1対の宝石を用意して、適切な詠唱を唱えると精霊の力を宝石に封じ込めることが出来るんです」
リノ「根源の精霊じゃない精霊はこの力を宝石に宿し、人間に使ってもらうことで自分の力をアピールしていたんです」
リノ「当然、属性にあった宝石さんじゃないとちゃんと力が封入されないんです」
ハル「なるほど。火と氷が多いのは日本の産出鉱物がその辺って話でもあるのか」
花梨「影の精霊、というお話でしたね。宝石は何が必要になるのでしょうか」
リノ「コレです。アメトリン……。アメトリンはアメトリンでも、陽、シトリンが強いアメトリンと、陰、アメジストが強いアメトリンが必要なんです」
リノ「現実だと結構どこでも手に入るようなものなんですが……アイオンだと陰が強い場所じゃないとそもそも採れなくて……」
花梨「ああ……アメトリンの石言葉は『光と影』ですからね。確かに対にはできるでしょうけれど……」
リノ「どの石も1対じゃないと契約できないんですが……問題はここからでして」
リノ「この大きさのアメトリンの対となる石を仮に見つけれた時、守護獣さんが発生するんです」
リノ「精霊の契約に使えるようなものですから、信仰がそのまま形になってテストのようなものをしてくると思います。この大きさですので、かなり強いと思います……」
リノ「そもそもどこで採れるかとかもわかんないんですが、よろしくお願いします……。何かあればまた聞いてください……」
ミュシア「なぁんだ。お金じゃないのね」
リアン「えー、いますぐ掘れないのー、むー」
花梨「どこかで売っていれば、採掘場所も特定できるかもしれませんね」
ハル「無理があるだろ。取り敢えずヒントが見つかったらそちらにも共有しにきます」
――インフェルノ 京都駅紅葉酒場――
▶最新鋭の紅葉酒場なのか、大量の人がいるようです。机に乗り出してリュウグウターミナル!!!と叫んでる人がいるなど治安も悪めです
▶リアン 時の彼方
▶ミュシアリアン 生命抵抗
失敗
失敗
▶あれよあれよとおじさん共に酒を奢られ、すぐに潰れます
ミュシア「2杯目、3杯目、4杯目……?」
ミュシア「…………今何時?」
ハル「14時くらいか」
リアン「ミュシアちゃんをちゃんと見張っとかなきゃ……まったく何杯飲むのさ、あたしも飲み過ぎちゃうでしょー……んぅー……」
おじさん「お嬢ちゃん達いい飲みっぷりだねえ。で?魂はどっちなんだい?トイレの時座ったりする?」
ミュシア「――えぇ~?……んぅ、……こんなゲームしてるのに魂とか気にしちゃうのおじさん?」
ミュシア「魂って言うのはねぇ。どこにでもあってどこにでもないんだよ……?おじさんも、魂も……」
リアン「んーふわふわ~……もーいいや、一緒にいればいいだけだしこの際もっとのもー。ほらほらミュシアちゃんこれもおいしーよー」
エウリレ「2人共僕の子なので、それくらいで止めといてもらえませんか?」
お姉さん「いやあヒラビトにそういう事言われて見てえわ!まあ俺等は縁もないけどさ!!」
ケリス「ところで、いい儲け話があるんだが聞かないか?アメトリンを仕入れてえんだわ。教えてくれたら酒を奢るし、産出地ならベルでもいいぞ」
▶あんず 値引き[卒論]
成功
おじさん「ああ?それならやっぱアッテムトよ。本気で働けば金が貰えるから実質天国のような場所さ」
お姉さん「まあ、期間工とか出来るならマジでオススメではある。アッテムトの商人がアメトリン扱ってんの見たし、そっち方面なんやろね」
ケリス「さんきゅ。タテワキさん!こいつら全員にオジロエール1杯な。俺の奢り!」
エウリレ「2人共。お酒飲むのはやめてもう行くよ。行かないなら1週間おやつ抜きだからね」
ミュシア「あー!折角奢ってもらったのに……!」
リアン「えーもうー?しょーがないなー、ほらミュシアちゃんおぶってー」
ミュシア「おじさんまた遊ぼうねぇ~ ノシ」
――インフェルノ 大通り――
▶リアン 世間話
成功
商人「ああ、アメトリンですか。確かにアッテムト近くの川で採れてるらしいですね」
商人「でもアッテムトに行くのはおすすめしませんよ。アッテムトは働けば働けるだけお金は貰えますが、その分何かが削られる感覚がしましたね」
――インフェルノ 旧紅葉酒場――
あんず「そういえばなんですけど、リノさんの持っていたアメトリンはどこでみつかったものなんですか?」
リノ「これですか?その、彼氏が見つけてくれたんです」
リノ「私の為に、慣れないアイオンを起動してずっと色んなところを駆けずり回ってたみたいで」
あんず「わぁ……、素敵ですね!」
リノ「彼氏が言うには、懐かしい匂いを感じたら、川があったとかなんとかで……。感覚で話す人で……」
▶さっきのお姉さんが助走をつけて走ってきたのか、息も荒く短いタイトスカートなのにがに股で、明らか運動部の仕草で膝に手を置きながらリノに話しかけてきます
お姉さん「リノさん!ミュシアつーガキアバターがあのロリコンに捕まった!」
お姉さん「あっさっきいたね嬢ちゃん。ヒラビトの連れにミュシアってのがいただろ?そいつがここらで話題のロリコンに捕まったんだ。多分昏睡麦の粉混ぜたんだと思う。こないだ買ったって報告来てたからな」
お姉さん「ミュシアと連絡が取れたりしないか?なんなら位置とか」
花梨「助けに行きましょう」
あんず「えっと、位置も連絡も、一応わかると思います。ミュシアちゃんって捕まることあるんですね……」
リアン「えー、今日は飲まないから大丈夫って言ってたのにー!やっぱ見張っとかないとダメだったかぁ……」
花梨「当機の予想によれば放っておいたところでトラブルの種になる確率が高いと出ております」
ハル「別に1回放置でもいいんじゃないか?アッテムト行くぞって書き置きしときゃいいだろ」
花梨「助けます」
あんず「あんまり捕まってるところが想像できないんですけど、一回かくにんだけでもしときたいです」
▶あんず含めて確認すると、なんか地下室にいるっぽいのがわかります。ヘルプ通知がもう20件くらい来てますね
あんず「いつもの2倍メッセージ来てますし、場所もへんですし、もしかして本当に……?」
ドリトス天使「まあ、そうなんじゃないんですかね。俺ちょっと行ってきますわ」
花梨「助けましょう。さあ。早く」
――インフェルノ ロリコンの家:地下――
▶ロリコンに好き放題やられて白濁に塗れてぐったりしているミュシアを救出しました。ロリコンは3回ほどリスキルしました
ミュシア「ひぇ~、ばっちぃ……。乱暴するんだからもう……」
リアン「全然大丈夫じゃないじゃんまったくもー……無理矢理にでも飲みにでも引っ張ってったほうがよかったなぁ」
ハル「にしても、まあまあガッツリやられたな。まあ、いい薬か」
花梨「さあ、綺麗にしますよ」
ミュシア「ちょっと首が痛い……」
エウリレ「取り敢えずミュシアちゃん。アッテムトに行くことになったから。ちょっと歩くよ」
ミュシア「んー。歩きかぁ……。おっけー」
ケリス「所有者権も上書きしないとな」
――アッテムト――
寺コッコロ「あら、お久しぶりです。死に場所をお探しですか?」
あんず「いえ、別のものを探しに来ました!アメトリンって宝石なんですけど……」
寺コッコロ「ああ、それはここの農水路を遡上したところで取れますよ。今はなんか狐が出るとかで自殺志望しかいかない場所なんですけどね」
寺コッコロ「やっぱりルマりに来たんじゃないんですか!いいですよねえ」
ケリス「あー。これが巫女さんの言ってた守護獣ってやつなんじゃないか?」
あんず「タイミングと場所はばっちりってことですかね?」
ハル「というか出待ちだろここまで来ると」
エウリレ「ミュシアちゃん大丈夫?やっぱり僕のほうが大きかったのかな」
ケリス「ロリコンよりはそうだろうな……」
ミュシア「知りたいの?」
ミュシア「男の子だもんね。エウリレ君の方が大きいよ多分。ちっさい時のしか知らないもん」
エウリレ「元気そうで良かった。なら狐を倒しに行こうか」
あまねまる「猥談やめてくれませんかー。ロリコンに襲われたことを誇るなー」
ドリトス天使「結局エウリレさんがいいっていいたいんですよ。素直じゃないですから」
リアン「えっちなのはダメー、死刑ー」
――アッテムト 農水路――
▶川の中央に黒い狐の女の子が立ってますね
▶ミュシア ネットサーフィン
成功
▶ENOKIのVtuber、柏木ヒナにそっくりだなと感じました。初期の立ち絵そのままの女の子が目の前に立っていると感じます
ヒナ「人の子よ……。この、紫煙の揺らぎを求めるということは、精霊との契約を望むか?」
あんず「しえん……?えっと、はい。そのために来ました」
ヒナ「このような矮小な身体で申し訳ないが、この悪鬼だと一番信仰を集めているのはこの見た目でな。ただ、実力は寧ろ益々盛んでな」
ヒナ「我を打ち負かし、見事契約せしめたらんことを。精霊様よ、いざ、刮目せよ」
▶ヒナはどこからかお面を取り出し、嵌めます
ヒナ「ここだと狐といえば仮面をつけるものらしいのでな」
リアン「たしかにあたしの家にもお面あったなー」
▶戦闘前行動 花梨 重装支援機能オン(受け流し、イスティドラール、スヴェル、カットイン、昼の壁、夜の壁、きた!盾きた!メイン盾きた!、心の中の王子様、ラマンヴェルト、ミストラルブーケ、ヴァリアントウィル、サンドウォール、アーススパイク、マテルヌス・マエスティティア、京極丸、海赤雨三将、お昼2時の壁、夜2時の壁、聖天使の壁、夕方の壁、夜明けの壁、不落の塔、コットンガード、ファーコート、回し受け、水波能売命の護符、三天結盾、双天帰盾、ビームコーティング、ミントプロテクション、ハートフェザー、ロゼッタウォール、暗黒の儀式、星から来て饗宴、アステロイド)
▶戦闘前行動 リアン 蒼星 雪華綺晶 蠱惑する霧 カンデーラ ウーア 砲火術習熟 幻術習熟 エレメントボム 底なし落とし穴 HFルート 刻印蟲 ブィストロター アヌトゥパーダ ニノマエトウマ エレニウムピクシー エレニウムサラマンダー 追伐 ブレイジングインターセプト スターストローク メルシキテ シニマブイの嘆き
▶戦闘前行動 あんず サンドウォール アーススパイク 力への渇望 トリッキーナイト 鋭招来 剛刃招来 サンライトチャンバー 剣舞祓い 三天結盾 双天帰盾 ゾディアーツ 早食い 羊羹 紫雲転禍為福 空却和衷協同 乱れ桜
▶戦闘前行動 ミュシア 国栖 茝庭 チザン茶 ヒーリング ヴァンビレント マディエ 呪術習熟 デバフネイチャ 魅了の魔眼 上段足刀蹴り 小手すり上げ小手 達人の妙技 リバサスタートボタン 残心 ブリッツホーネット ルチアの錆 メイプルソラリス カルマバランサー 窓辺サイレントタイム 潮騒のシーショア 秋のお掃除救世主 強化装甲:千早 描けば出る キスタップ
▶戦闘前行動 ヒナソラ 黒狐の灯火(自分の物理追加ダメージ+2500)
朱鷺森当主(自然反応攻撃判定限定追加ダメージ+2500)
篝火(戦闘前行動時使える。サモンを1体召喚する)
ソラ降ろし(敵全体に割り込み判定時バインド効果(100)を10回追記する)
[メリーさん]
[メモリアトゥインクル[シズフラット、ナナペックス、セラピア、リアトレイン、イチゴーシス、リフレッシュメント、レタブリスマン、レフェクティオー、エアホールング]]あんず
473回復
▶あんず 武器罠[昇龍拳]剛招ビート 石化付与
▶あんず 心理学
成功[人間振り直し]
[ライジングドラゴン]
[ダーク・ガントレット]
[武器罠]
▶あんず 罠知識
成功
[エルマガトリング:鋭招来]
[レイジングトマホーク:剛刃招来]
[ジブラルタルウルト]
[戦闘用シールド]
[ブランケンメテオラゴン]
▶ミュシア 通常攻撃[足刀蹴り/小手打ち、昇龍拳]
成功 1139+118ダメージ
成功 1543+559ダメージ
[タンクジョウガトス]
▶ミュシア 通常攻撃[足刀蹴り/小手打ち、昇龍拳]
成功 1948+1074ダメージ
[ゾビルフォティア][乱入禁止]
[メリーさん:散り行く桜の記憶(バインドダメージを+800する。)]
[嫉妬の炎:ソラ降ろし(敵全体にバインド効果(100)を10回付与)]
[月より明るく]
▶ヒナソラ 狐火(全体に自然反応攻撃判定でダメージ。)羅刹浸蝕
2041ダメージ
10844ダメージ
[花梨:庇う ミュシア]
[生命バリア]
[攻撃数追加]10807ダメージ
[生命バリア]
[ソラが見せた光(アーマードサモン時使用可能。攻撃数追加の効果。)]
10719ダメージ
[生命バリア]
[メリーさん:散り行く桜の記憶(バインドダメージを+800する。)]
▶リアン クラインのエーテルバスター トワイスムーンセル 蟲呼び
幻想の境:ヘイスト[アトラの落とし穴]
このは穴埋め部隊[スンガンの誘い、スンガンの迎え、ユーリーの囁き、アサルトワディ、ロッドスタナー]
刃砕繚乱[カムイリムセ、カムイフムケスプ、ルプシクアレ、アサルトワディ、ロッドスタナー]
魔神剣[スンガンの誘い、スンガンの迎え、ユーリーの囁き、アサルトワディ、ロッドスタナー]
1157ダメージ
1807ダメージ
成功
成功 計6302ダメージ
[起爆装置]
[蟲[カムイリムセ、カムイフムケスプ、ルプシクアレ、アサルトワディ、ロッドスタナー]]
2753ダメージ
▶戦闘態勢を取っていた狐の少女はすっと刀を収めます
リアン「うぅ、寄らば斬るって感じで罠を作れそうな隙がない……こういうときは……落とし穴掘りで鍛えたフィジカルだー!」
花梨「エネルギーをチャージしている間もありませんでしたね……」
狐「見事……。これ程なら契約しても良いし、精霊様に嬲り殺されるころもなかろう……。代表は?」
エウリレ「アベンチュリンってことでいいのかな?それなら僕か」
狐「貴殿は……いや。駄目だ。貴殿は夢の住人なのだろう。それ以外だと、化生と契約してる少女か」
ミュシア「ぷぷw断られてるw」
エウリレ「ううん、仕方ない。ユーザー族じゃないと駄目ってことなんだろうね」
狐「契約の文言はわかるか?そこの少女」
あんず「えっと、原初の姿をってやつですか……?それならまえに一度だけ」
狐「そうだ。では、我に頼む」
あんず「それでは、こほん。原初の姿をわれのまえに示せ。えーっと、めいやくのもと、我に従いたまえ。私をあるじとしよ」
狐「……そうではない」
あんず「あ、あれ?違いましたか……?」
狐「『自然の姿を我の前に示せ。盟約のもと、我に従い給え。わたしを主としよ』だ。正式な契約真言だ」
あんず「は、はい。それじゃあもう一度」
あんず「自然の姿を我のまえに示せ。めいやくのもと、我に従い給え。私をあるじとしよ」
▶狐の少女は跪き、影に入ろうとしますが、ジョンと押し問答し始めます
ジョン「ここはもう定員オーバーですよ!」
狐「そう言うな。雑な契約文で魂を縛られるような妖魔には勿体ない」
ジョン「うーーーーー!!!うーーーーー!!!!!!!」
ジョン「僕だけ、僕だけのご主人様なんだぞ!!!!」
ハル「見苦しすぎる……」
リアン「穴なら広げられるけど影はどうにもならないねぇ」
花梨「どうにか詰め込みますか?」
あんず「わ、私が大きくなれば……!」
あまねまる「これザトーとかあの辺みたいにならない?魑魅魍魎が地面に蠢いてるじゃん」
ドリトス天使「ジョーン。いい子だから一緒に同居してようなー」
ハル「クラースチャンスも逃したしさあ……」
あんず「これから、よろしくお願いします!ジョンくんも、なかよくね」
エウリレ「取り敢えず、アメトリンは受け取ってもいいんですか?」
狐「ああ……。時期が来たら精霊様からそちらに赴くと思われる。きっかけのような現象が起きるだろう」
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