S10 アガーテの薔薇冠 10月28日

――エウリレの丸太小屋――


ケリス「まーた食糧の在庫がなくなってるんだが、どうせテメーだろミュシア!今日こそお仕置きしてやる!」

エウリレ「まあまあ……最近食糧消費ペースが早くて全然食べれてないのも事実だから、ね……」


ミュシア「は!?私じゃないし!節穴なのは女を見る目だけに…あっ今?」

ミュシア「私じゃないのに私だって言い始めたらそれは私に似たドッペルゲンガーに決まってるでしょ。もしかしなくても私かドッペルゲンガーかを見分けられないくらい節穴なんてことある???」


あまねまる「それより、あんずさん。本当なんですか?ミュシアさんがつまみ食いしてたって」

あんず「たしかに、食料庫からでてきたとこを見ただけなので、もしかしたら違うかもです……」

ドリトス天使「普段の行いが悪すぎてなあ……」

スズカ「スズカさんが釣りから帰ってきたでーっとなんやまた喧嘩しとるんか?」


ミュシア「オフ会で篭絡されたオタクはちょっと静かにしててほしいかも…」

ドリトス天使「は?1回会ってみろって。現実の大天使がそこにいたんだよ」

スズカ「天使くん、あんずちゃんにメロメロやなー」


リアン「あたしも普通に落とし穴掘ってただけなのに怒られたー……」


花梨「食料管理は難しい問題ですね。何か良い手段があればいいのですが」

ハル「ならやはり商人に卸売に来てほしいな。スズミさんに連絡したら今はアッテムトにいるらしい」

エウリレ「それなら湖をちゃんと調査したいかも。怪我人、結構なペースで出てるし……」

ケリス「アガーテの薔薇冠って街知ってるか?あの街から求人広告が出ててな。ちょっと気になるんだよな」

ドリトス天使「エリンからもなんか来てましたよ」

あまねまる「どうせ行くなら冒険、冒険です!遺跡調査依頼がオジロリオで出てるのを見ましたよ!」


あんず「アガーテの薔薇冠、っていうところ、気になります。名前がきれいなので……」

スズカ「街が薔薇でいっぱいなんかな?素敵やんか、行ってみよ行ってみよ」

花梨「キレイな薔薇には棘がある、とは言いますが……気になるところですね」


ケリス「いや、それがな。もう1年位前にアガーテの薔薇冠は滅んでんだよ」

エウリレ「なんだったかな。確か無能な領主が市民逃さずにアルカディアに襲撃されて滅んだんだっけ」


ミュシア「ざーっこ♡」

スズカ「嘘やん……じゃあ求人ってなんや?復興作業とかかいな?」

花梨「となると、跡地での活動ということでしょうか」

ドリトス天使「そもそもそのアガーテの薔薇冠ってどこにあるんです?」


ケリス「インフェルノあっただろ?あそこから歩いて2日くらいの場所だな。あんな場所に居構えといてアルカディアと交流持ってない時点でダメだよな。統治できてねーわ」


あまねまる「だいぶ遠いですね。飛空船使うんですか?」

エウリレ「そうだね……。行こうと思ったら一週間はかかりそうだし……、いいかな?」

スズカ「燃料はまだありそうやけど……飛空船かー……」

ケリス「罠というか……、飛空船で来たらあらぬ扱い受けるかもだから、ちょっと遠めの場所でおろしてくれ」

スズカ「いっぺん滅ぼされてるんやったらごついので向かったら警戒されそうやろな……」

リアン「むー……今日のリアンちゃんは悪い子だー、どこかいくなら誰かあたしをかついでけー」

ミュシア「首輪付けてほしいの?」

ハル「自分で歩けサボテン」


ケリス「じゃああそこのサボテン以外はこっちに来い。飛空船デカくするからなー」


ミュシア「首輪ガチャーン」

あまねまる「リアンさんお留守番よろしくですー」

スズカ「リアンちゃんだけ留守番って心配やからうちも……」


リアン「むむー、ほんとにトゲ生やしちゃうぞー!」


花梨「では私が担ぎましょう」


▶お米様抱っこでスズカとリアンを担いで飛空船に乗り込みました


――戦姫(ヴァナディース)の抱擁――


▶アガーテの薔薇冠近くにある、花が所々に咲き誇っている街道の端に飛空船を下ろします


スズカ「モグモグモグモグ……つ、着いたんか?」

ケリス「インフェルノの西、ヴァナディースの抱擁、通称ヴァナハグだ。この辺から治安悪いから気をつけろよ」

花梨「どの方向で治安が悪いかによりますが……秩序立った治安の悪さと秩序の無い治安の悪さがありますから」

ドリトス天使「アガーテの薔薇冠といいヴァナハグといいネーミングセンスどうなってんすかこの辺」

あまねまる「というより……街、ないですよね?」

スズカ「な、なんや騒がしいないか?」


▶どうやら小競り合いが起きているようです。近くで剣戟や爆発音なのが響きます。更に詳しく観察すれば、誰が戦っているかわかるかもしれません


▶リアン 観察力[啓示[終わりなき病の処方箋]]

▶リアン 潜伏[啓示[終わりなき病の処方箋]]

 成功

 成功

▶どうやら戦っているのは商人とイーストのようですね。商人側が圧倒しているようですが、イーストの兵が多いように見えます


ケリス「あー?あいつらはフィオレンテだな。この辺の商人ギルドつったらまあ大体フィオレンテになるが」

スズカ「前になんか布かなんか織ってもろた時にお世話にならんかったっけ、そのなんとかって商人ギルド」

ドリトス天使「フィオレンテってことは、カンターレのところですよね?イーストと協力体制取ってませんでした?なんかきな臭そうですし、関わらないほうがいいっすよ」

エウリレ「そうだね。とりあえずアガーテの薔薇冠がある方に行こっか」


――アガーテの薔薇冠 廃墟口――


▶隕石でも落ちたかのようなクレーターが大量に出来ています。一応アバラ小屋がそこそこ建っていて、人が住んでいるんじゃないか?と疑うことくらいは出来る程度ですね


花梨「廃墟を修復して拠点に使う、ということをここに来るまでは考えていましたが無理そうですね」


?「あれ?お客さんですか?それとも火事場泥棒?」


ミュシア「ハイエナだったりして」

スズカ「ややこしくすんなって」

あんず「こんにちは。えっと、ここはアガーテの薔薇冠であってますか?」


ひおひお「ああ、お客さんですね。火事場泥棒の人たちって大体無言で攻撃してきますし。私はえっと、その。上に浮かんでる感じの名前です」


▶ちょっと照れながら頭の上の文字を指差します。ひおひおと書かれていますね


ひおひお「こんなところで何をしに?いや、多分榛花はるが呼んだのかな。ちょっとまっててね」


▶わざわざ()で読みを表示させている、ふわふわミディアムの少女がやってきます


榛花(はる)「あっ、もしかしてコボルトさんにつけてた紙の依頼を見て来てくださったんですかぁ~?ありがとうございますぅ~どこから来たんですかぁ?」


あまねまる「オジロリオの近くですよ」


ケリス「こないだの晩飯ってのはこれ言わないほうがいいか?」

エウリレ「コボルトだったんだ、あの肉……」

花梨「……肉に関しては食料状況次第で色々混ぜることはありますね」


榛花(はる)「オジロリオ~?全然知らないけどきっとすごい遠くから来てくれたんですねえ~ありがとうございます~」

ひおひお「えと、全然話進まないので依頼、の方は私からってことでいいですか?その、榛花はちょっとアホで……」


――アガーテの薔薇冠 アバラ小屋――


▶ひおひおの案内で、辛うじて家の体裁を整えている小屋に案内されます。雨漏りがひどいようで、バケツなどがところどころに置かれていますね


ひおひお「ここ、去年まではきれいなところだったんですよ。イケメンで頼れる領主さんが運営してて、初心者が拠点にしやすくて、レベリングもしやすくて、え、えっちなのもなくって……」


ミュシア「こんなひどそうな土地より私のとこにおいでよ」


榛花(はる)「え~嫌。だって急に誘ってくるとかきしょくない?男のナンパでももっとお友達から始めようとするよ?」

榛花(はる)「それにぃ~。はるが気に入って住んでるようなとこをなーんにも知らないのにひどそうとか思い込みで喋っちゃうとか無理よりだよね」


ひおひお「えと、その。ある日YouTuberが攻めてきたんです。初心者の私達守るために領主さん、2週間くらい不眠不休で戦ってボロボロで倒れてカンターレの人たちに連れてかれて……。そこからもう街は……」

ひおひお「それで、いつか戻ってきた時のために街を維持しておきたいんですけど……。最近、種付けおじさんとか名乗る山賊が近くに住んだみたいで」


花梨「名称から想像するに、排除すべきタイプの賊だというのは分かりますね」


榛花(はる)「ゲームなのに汚いオッサンのアバター作るようなのが10人も20人も毎日毎日家壊してくの!」


スズカ「迷惑なやっちゃなー」

スズカ「カンターレってフィオレンテって街のギルドやろ?なんや、ここがこうなるのに関わりがあったんかいな」


ひおひお「いえ、カンターレの人たちはいい人たちですよ。ここの復興資材提供してくれてるのも、領主さんの治療してくれてるのも、YouTuber追い払ったのもカンターレですし。ただ、山賊みたいな小物の相手してくれるほど向こうも暇ではなくって……」

ひおひお「私達2人だけじゃちょっと厳しくて……。討伐、お願いできませんか?」


スズカ「あーそうか、危機を救ってくれた側の方なんか。うちらも前にカンターレには世話になったことあるし、形は違えど恩返しできるんやったらうちは手伝うで? みんなはどうや?」

ミュシア「変なこと言っちゃったのは謝らないと、ごめんね。その種付おじさんをやっつければいいのね。多そうだけど……」

花梨「他人事とは思えませんね。私達になんとかできる範囲であれば討伐できるだけ討伐したいところですね」

あんず「でも、何で壊しに来るんでしょう。壊れたあとの街じゃ、何か探しものでもないきがしますし……」


榛花(はる)「私達、そんな弱くなくて~。生活できる程度にはレベルもあるんだけど。なんかあのオッサン達、変な機械持ってて」

ひおひお「機械を起動されると、身体が動かなくなるんですよね。私がバシルーラ覚えてなければ確実に2人共色々襲われてて……」


スズカ「動かんくなる? 金縛り装置みたいなんか? それとも時間を止めるみたいなやつかいな」

花梨「どのような機械でしょうか?事前に分かっていれば潜入して破壊も可能かと思われます」


榛花(はる)「えっとね~。スマホみたいなやつだよ。安物の」


スズカ「催眠アプリかいな()」

スズカ「ここをAVの世界にでもしたいんかな、そのおっさん共は」

あまねまる「現状だいぶAVでは……?」

花梨「仕組みは不明ですが、厄介ですね。封じる手段か破壊ができればいいんですが」


ひおひお「種付おじさん達は、北の森に身を潜めてると思います。私達がいなければ不審に思われるので、そちらに全ておまかせします」


あんず「わかりました……。行ってきます!」


――西園の深い森――


▶アガーテの薔薇冠は本来前線基地で、無理やり街として開拓したということもあり、周囲は深い森になっています。本来なら迷いの森レベルで迷いそうなほど深い森ですが、おじさんの足跡が一直線に並んでいるので間違えることはないな……と感じます


ケリス「そうだ。キノコエルフに協力してもらうってのはどうだ?」


スズカ「なんやそのけったいな名前のエルフは」

ドリトス天使「そもそもキノコエルフとは?」


ケリス「スズカが知らないのは意外だな。キノコエルフってのは今が大体旬というか発情期というか……」

エウリレ「通称は羽虫って言ったほうが伝わると思う。100cmくらいのちっちゃい幼女みたいな見た目をしてて、うまいこと男を誘惑して2時間でボテ腹、次の日には出産しちゃうようなやつだよ」


スズカ「エルフって発情期ってほとんどないとか聞いたけど、え、旬って。マジでキノコかいな」

花梨「キノコ、ということは中毒性があると考えても良さそうですね」


ケリス「ユーザー族の魂が男の童貞でも、童貞なら必ず反応して、群がって交尾を迫るんだ。愛液に中毒性があって、キノコエルフに庇護欲がそれこそ死ぬまで出るらしい。まあ、俺とご主人様は安心だがな」

エウリレ「そうなの!?」

ケリス「そうだよ」


花梨「なるほど。それを賊の棲家に放り込んで全滅させようということですね」

ドリトス天使「まあ……催眠アプリ使いそうな感じで男アバター作るくらいの小心者ならそうでしょうね……」

ハル「ブーメランやばいぞ」

ドリトス天使「いいじゃないですか別に……」

スズカ「それ、藪蛇にならんやろな……」

花梨「私では使用している水源を特定して毒物を仕込むことくらいしか思いつきませんでした。その方が環境への負荷も少なくて済みそうですね」


ケリス「この辺に巣があるんだよ。だから童貞はここで待っといてほしい。発情期でもターゲットじゃないなら、あいつらも会話出来る存在だからな」


ハル「ミュシア?」

ドリトス天使「俺は留守番っすね。ミュシアさんも待ちますよね?」


ミュシア「……?」

ミュシア「まぁ童貞が待つなら処女も待つよねって話なら私も待つ方かな?」


ハル「……?」

ドリトス天使「えっ女!?」

スズカ「こんなとこで変な空気出さすなや(笑)」


ミュシア「???」


あまねまる「えっ……。じゃ、じゃあミュシアさんも来れるんですね?」


ミュシア「えっ?」


ケリス「ユーザー族は魂の性別とかを気にするの、結構面白いよな。TSFにも謎に寛容だし」

エウリレ「ヒラ的にはありがたいよね」


リアン「あたしは純真純粋な女の子だもーん……ん?植物だから純粋ではないかも……?うーん……」

スズカ「いやもうなんかミュシアちゃん来たらそれはそれでややこしくなりそうやからええわ、うちらで行ってくるから待っといて」


ミュシア「うんー。何言ってるのかよくわかんないけど待っとくね?」

ドリトス天使「後で俺らも合流しますー」


――西園の深い森 キノコエルフの群生地――


▶小さいツリーハウスのようなものが大量に建てられている村のような場所です。中央には祭壇のようなものがあり、そこで男女問わず幼女に群がられており、妊娠と出産を繰り返していますね


スズカ「100cmくらいいうたら見た目は完全に子どもやんな、まぁ見分けは割と簡単……アレかいな」


キノコエルフ「あれあれ~♡おねーさん達、こんなところでどうしたの?どうやらぁ、殲滅しにきたって感じでもなさそうだし」


花梨「この方達を何名か童貞であろう賊の棲家に送り込めば良いのですね?」


キノコエルフ「え~♡うちらもうすぐ繁殖期終わるから正直面倒だなあ、って。何かそれ以外のメリットとか、ないの?」


スズカ「メリットか……せやなぁ」


▶スズカ 性知識

 成功


スズカ「そういやあんたらって女ばっかりに見えるけど……種族的に男は居らんのか?」


キノコエルフ「いないよ?女の子しか生まれないの♡」


あまねまる「賊の人たち、童貞がいっぱいなのがほぼ間違いないですよ」

ケリス「女に餓えてるだろうから、てめーらも生涯愛してくれるだろうさ」


キノコエルフ「生涯の伴侶に出来そうなんだあ♡なら、一緒に行ってもいいかな。逃げられて1人悲しく子育てするの、結構悲しいしね」


エウリレ「1人童貞がいるんですけど、暫くの間襲うのは我慢してもらってもいいでしょうか。暫く待つと選び放題になると思うので」


キノコエルフ「ふーん。我慢できたらね♡みんなー、ダーリン欲しい人こっち来て~~」


リアン「エルフとキノコの比重どっちが多いんだろう……。もしキノコとしたらあたしと近しい可能性……?うーん……なんかヤだなー……」

花梨「彼女達の生き方に部外者である我々が過度に口出しするのも違うかと。今回は利害が一致したので男性を紹介する、というだけです」

あまねまる「うーん邪悪」

スズカ「ま、そこはおっさん共とくっついたらの話やな……」


――西園の深い森 深森の洞窟――


▶ミュシアとドリトス天使を呼び出し、大量のキノコエルフを引き連れて足跡を辿って洞窟前まで到着しました。かなり大きい洞窟のようで、おじさんが確かに篝火を置いて宴会をしているようです


花梨「これだけ大きい洞窟ですとどちらにせよ窒息や毒ガスは厳しかったですね」


キノコエルフ「へーほんとじゃん!童貞がわらわらいるじゃん!行っていい?行く♡」


▶キノコエルフが大量に洞窟に入っていき、大量にいるおじさんの2人を除いてまとわりつき始めます


スズカ「なんか2人くらいあからさまに避けとるな……」


オッサン「Discordの鯖条件の童貞を無視した……ってコト!?」

オッサン「裏切り者だ!殺せ!!!!」

オッサン「オラッ!!催眠!!」


スズカ「やっぱり催眠アプリやんけ」

あんず「味方……、味方……?同士であらそい始めちゃいました……」


▶キノコエルフが手を出すことなく残ったオッサン2人をオッサン共が虐殺しました。20分以上リスキルを繰り返しており、かなりやべー光景でキノコエルフ達も流石に引いてますね


キノコエルフ「えぇ……?私も相手してほしいなー、なんて」


オッサン「天使ちゃん来てくれてありがとうね。でも先裏切り者のメンタル折ってリアルで自殺してもらわないといけないから」

オッサン「弱者男性もどきとか普通に死しかないよなあ!」

オッサン「俺らを裏で嘲笑ってたんだ!」

オッサン「死ね!死ね!!」


花梨「性経験の有無であそこまで争えるのも才能ですね。他に誇れるものが無いのでしょうか」

あまねまる「ええ……ドリトスくんもあんな感じになるの?」

ドリトス天使「まあ、その……。気持ちはわからなくもないです」

ハル「えぇ……」


▶唸り声が聞こえ、後ろを見ると、なんか虎っぽい生物が長い牙から血を滴らせてこちらを見ています。サーベルタイガーのようですね


ドリトス天使「あっこれ俺らが相手する流れだわ」

花梨「あちらの方が肉が多そうですが……やるしかなさそうですね」

スズカ「なんや後ろうるさいで……もうちょ――!?」


▶戦闘前行動 花梨 戦闘支援機能オン(受け流し、イスティドラール、スヴェル、カットイン、昼の壁、夜の壁、きた!盾きた!メイン盾きた!)

▶戦闘前行動 スズカ いるだけで嬉しい 力の盾改 葉長 ヴェルフェン 蒼星 広き心 エーテル飲み薬

▶戦闘前行動 あんず 鋭招来

▶戦闘前行動 ミュシア 国栖 マディエ ブリッツホーネット 強化装甲:千早

▶戦闘前行動 リアン 蒼星 蠱惑する霧 トップペース アヌトゥパーダ ニノマエトウマ エレニウムピクシー エレニウムサラマンダー 追伐 ブレイジングインターセプト 


[飛び込み(ワープ移動で好きなマスに着地)]

▶サーベルタイガー 牙(補助、行動値指定でランブル宣言) 

雷連続お手(補助。地形効果を全て破壊。破壊時両面ダイス+4)

ぶっとびにゃんこボンバー(物理20d20。同じマス対象)

▶全員 回避判定

 成功[天運]

 成功[天運]

 成功

 成功

 放棄 460ダメージ

[花梨:庇う あんず]

[花梨:ヒカリサクナ]

[灰燼の電熱砲]

▶リアン 罠知識

 ファンブル[何もなし]

[ディグダグポン]

[爪斬撃ビーム(追加行動。同じマスに魔法10d10。ダイス追加があればその効果を受け取る]

 181ダメージ

[ミュシア:残像]

[花梨:庇う スズカリアンあんず]

[花梨:薄い本3個、林檎の板、2軸ヒンジ式携帯電話、ヒカリサクナ]

[ヒビキシクラメン:回復薬G2]

[学習装置(被ダメージ時追加行動。被ダメージと同じダメージ判定を無効化して、自分の両面ダイス+4)]

[ブランキッシュウィップ]

[絶海の大樹]

[元素法典フリーダ]

[魔眼[莎鶏]]

▶ミュシア 生命抵抗

 失敗

[アシカビトウナス]


『武器罠』

▶あんず 心理学

 成功


スズカ「――って速すぎるやろッ!? 花梨ちゃん助かったで……!」

花梨「受けたダメージから逆算致しますとあまり数は受けられないことをご報告します」


[セレスティのデバイス][乱入禁止]

▶あんず 剛招ビート 武器罠

[よそゆき顔のセレナーデ:残像]

▶あんず 心理学 動物知識

 成功[人間振り直し]

 失敗


[アストロペドロ]

[トミノアリス:描けば出る]

[夜禍の降り注ぐ光:影の御札]5ダメージ

[よそゆき顔のセレナーデ:サモン鳥[アーマードサモン]]

▶ミュシア 魔眼[莎鶏] 塩への祈り 通常攻撃[足刀蹴り/小手打ち]

▶ミュシア 生命抵抗

 失敗

[アシカビトウナス]

[憧れの荒鷲]

[描けば出る:ウデクラプトン]あんず

[荒鷲慕いて]

 成功 計32ダメージ

[アクセスフラッシュピエナ]

▶スズカ 通常攻撃

 成功 計32ダメージ

[ヒール・キッス(力の盾[メイレー、柳浪、落椿、裂帛、シズフラット、イチゴーシス])]ミュシア

 73回復

[プリンシパリティーズ][乱入禁止]

[夢幻の筆運び]

[クリスタルスカル]


[サーベルタイガー:リアン]

[ランブル:通常攻撃判定]

 358ダメージ:1ダメージ

 358ダメージ

[花梨 絆庇う リアン]

[花梨:残像]

[アシテプト][ポルッカ]


[サーベルタイガー:花梨]

[ランブル:通常攻撃判定]

 432ダメージ:13ダメージ

 432ダメージ

[花梨:残像]


花梨 「リアン様!?……させません!」


▶スズカ エルヘンミリッタ 牛乳 高い牛乳 回復薬 回復薬G 高速回復薬G2

道具速度[燃える水、大手沼]機電心

[次元斬・十(つなし)[通常攻撃[シャオン、晴思、ヴェテロク、ワカティ]]]

[忘れじの天音]

 成功

[アインファウスト]計1256ダメージ


スズカ「みんな、よぉ耐えたで……下から食らえや! 次元斬・十(つなし)!」

花梨「やりましたね……さて、使えるものを採取いたしましょう」

ミュシア「私のお布団~!」

花梨「布団に加工するとしたら相当な手間ですよ?これだけ固い毛と分厚い皮ですから」

リアン「あたし、落とし穴すらまともに掘れなくなっちゃった……スランプかな……」


▶サーベルタイガーの上毛皮 4個 サーベルタイガーの尖牙 3個 サーベルタイガーの逆鱗 1個


ケリス「じゃ、取り敢えずキノコエルフと交渉するか」

エウリレ「――っていう事情があって。キノコエルフさん達側から使用の抑制とか出来ませんか?」


キノコエルフ「ん~♡よゆーよゆー!催眠アプリってユーザー族が私達の胞子の仕組み解析して作ったやつだから、私たちの胞子塗れのゆーきくんは催眠アプリの存在なんてもう忘れちゃってるよ♡」


オッサン「あへっあへっ……」


エウリレ「そ、そうですか……。一応、その板をこちらに譲ってもらうことは可能ですか?」

キノコエルフ「いいよ~♡私達はダーリンもらえたし~?」


▶キノコエルフからスマホを60台もらいました


ドリトス天使「いや普通にこんなやべースマホ、こんな量どこで仕入れたんでしょうね……。喋れそうなの、今肉塊ですし……」

あんず「待ってたら復活とかしますかね……?」

ハル「あんだけ死んだらまずメンタル折れてるだろ……死は暗いんだよな」

花梨「これだけの機械、どう処分するかも考えものですね。下手に流通できないのでは?」

ケリス「売り払いも出来ねえのがな。ま、取り敢えず脅威は去ったと報告しねえとな」


――アガーテの薔薇冠 アバラ小屋――


▶スマホをなんかアホほど持ってる君たちを見て、ひおひおは目を輝かせます


ひおひお「本当にありがとうございました!どうやって催眠をなんとかしたんですか?」


スズカ「まぁ……もっとすごいやつを……なぁ?」

エウリレ「キノコエルフさんたちに協力してもらったんです」

花梨「キノコエルフ様達を送り込んで賊を無力化させました。彼らが童貞で助かりましたね」


ひおひお「キノコエルフですか……。ああー……。なるほど、たしかに……」

榛花(はる)「そんなことよりさぁ、お礼用意しないとうちらやばくない?このエウリレって人に身体売る?」

ひおひお「いやいや、それは流石に……でも、そのお礼を用意できるほどの物資が私達には……」


花梨「物資、技術、情報、人手……今の我々に必要なモノは色々ありますが……」

あんず「そしたら、今度私達がなにかこまったときに助けてもらうとか、どうでしょう……!」

エウリレ「それこそ貸しってことでどうですか?無理やりお礼をいただくよりお互いの為ってことで」

花梨「そうですね。ここが復旧して返せる時に返して貰う、というのでもいいでしょう」

スズカ「せやな。嬢ちゃん、簡単に身体売るなんか言うたらアカンで? うちが言うのもなんやけど、大事な人にとっときぃな」


ひおひお「そう、ですね……。ありがとうございます……」

榛花(はる)「フレコだけ登録しよ~。ちゃんと助けに行くからね」


スズカ「ええでー、助けだけじゃのーて、遊びに来てもええからなー」

あんず「よろしくお願いします!」


――エウリレの丸太小屋――


ミュシア「飛行船で日干ししたサーベルタイガーの毛皮、ちょっとはマシになったかも」

花梨「人の助けになるのはやはりいいですね。野盗の真似事をするよりいいとは思いませんか?ミュシア様」

ミュシア「え?何の話?」

リアン「あたしの取り柄、落とし穴だけなのにな……これじゃなんもなくなっちゃう……」

ミュシア「もっかい水洗いして乾せば毛布になったりしないかなぁ……。道徳よりも目の前の毛皮をきれいにする方法教えてよ~」

花梨「乾燥させて水で戻して皮下脂肪を剥いで脂抜きして薬剤で処理して……長く使えるようにするなら手間もお金も時間もかかりますよ」

ミュシア「じゃーあっちで一緒にやろーよぅ」

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