S5 メカクシヴィレッジ 8月19日
――エウリレの丸太小屋――
ケリス「で?ミュシアさぁ……、お前1人でつまみ食いしすぎなんだわ。そら殴られるよ」
▶ケリスは心底呆れた顔をしていますね。ミュシアの包帯をちまちま足先で蹴っています
ミュシア「ごめんなさい!ごめんなさい!許して、何でもするから蹴らないで、殴らないでぇえ!」
ミュシア「うっうっ、お腹すいてたんだもん。ここ何もないし作物育たないし」
ミュシア 「いつまでたっても丸太小屋だし」
花梨「……せめて盗み食いが見つかった時点で大人しくしていただけると助かります」
ハル「いやまあ、こいつも反省してるしそれくらいで、な?」
エウリレ「だからといって勝手にご飯食べていいわけじゃないんだけどなあ……。今けが人も多くて農作業どころじゃないし、ミュシアちゃんも農作業頑張ってくれてたけどなあ」
リアン「あたしももう植物じゃないのに虫にちょっとたかられたー……。落とし穴も改良しないとなー、粘着性持たせるとか……?」
ユミ「私ももっと頑張るから、ミュシアちゃんも頑張ろ!」
ミュシア「それは無理かも( ー`дー´)キリッ」
あまねまる「いつもこんなどうでもいいことで喧嘩してるんですか……?」
エウリレ「まあ、ね……。今回はやりすぎちゃったみたいだけど」
花梨「足りない物が多いと、不満も大きくなるものです」
リアン「今度からせめてあたしの栄養分だけはどこかに隠しとこうかなー……」
スズカ「うちがあそこで見栄張らんかったら手伝えたんやけどな、すまんなー」
▶スズカは包帯を巻いて寝転がってピラピラと手を振ってますね
エウリレ「丸太小屋が気に入らないみたいだし、石が欲しいかなあ。採掘に行きたいね」
ハル「土地が悪いのはおそらく小型の虫、ミミズがいないからだろう。ミミズ相当の何かをスズミさんに聞きに行ってみないか?」
あまねまる「久々に冒険したいです!やっぱ怪我には湯治ですよ!南に温泉街あるらしいですよ!」
ケリス「まずは外敵の対策だろ。俺の言う通りにしないから怪我人出るんだよ」
ミュシア「私のこのけがは身内なんだけど!」
スズカ「ミミズさんにスズミさんがいないか聞くんか、ええなー」
ケリス「お前も行くんだぞニート」
スズカ「あふんっ♡」
ミュシア「みんな食べ物ないから怒るんだよ。ここは家だけじゃなくて何もないし、いい土もらったところで食料も育たないざっこざこの土地なんだから、まずは食料だよ。そしたら私も怒られないで済むもん」
スズカ「飯ないと気が立つからな、わかる、わかるで」
あんず「確かに、けがが多いのはいたいし、困りますもんね……」
ケリス「じゃあ俺だな!防衛門どころか柵もねえのに毎日農作業とかしてっから不意打ち食らって怪我すんだよ。こういうのは備えといたもん勝ちなんだわ」
スズカ「兄ちゃんに襲撃した人のいうことは説得力があるなぁ」
リアン「落とし穴ならまかせろー!」
あまねまる「防衛が大事なのはわかるんですけど、どうしたらいいんですか?」
ケリス「必要なのは木材と石材、後は布だな。布は布の素材に出来る植物を用意して既製品を買えばいいだろ。木材と石材はな……」
▶ケリスは地図を雑にスクロールさせます
花梨「……結局の所、資材が足りませんね」
ミュシア(私主張したよね。で、防衛か。――まだ食べてもいいってこと、かな……)
ケリス「オジロリオから南東に進んだところに小さい村がある。この村の近くには洞窟があってな。いい石材と鉄鋼が取れるらしい」
ケリス「肉体労働で石材と木材を獲得して、何とか五体満足で帰って来れば最低限の資材と防衛設備が出来るだろ」
エウリレ「木材も石材も結構重たいよ?往復で6日はかかりそうだけど、そこはどうするの?」
ケリス「オジロリオにこの馬車があっただろ。あれをレンタルすりゃいい」
ハル「この馬車かあ……」
スズカ「布に使う植物はどこにあるんや?」
エウリレ「それはハルの森で採取したらなんとかなるかな」
リアン「ねーねー落とし穴ー、落とし穴はー?」
ケリス「そんな非効率なもんいらん。とっとと埋めろ」
リアン「そんなひどいー!」
スズカ「落とし穴は対策ついでにお堀作ったらええんやで、水引けたら嬉しいしな」
――ハルの森――
▶3時間ほど歩いて、少し大きな森に辿り着きます。ハルが丁寧に植林をしていることで荒野地帯が減っているのを感じます。ただ、所々に炭が残っていて以前の火事を感じさせます
▶ユミ ラノベ[宿題]
成功
▶スズカ サバイバル知識[啓示]
失敗
▶花梨 運搬[啓示]
ファンブル[何もなし]
▶リアン ゲーム
失敗
▶木材を合計で24個手に入れました
ハル「木材と布の原料がほしいんだったな。それならあの辺りのものが質がいい。取れたら俺に言ってくれ」
スズカ「うち……怪我しとるんやけど……よっこら、しょっ!」
リアン「植生めちゃくちゃでなんもわからーん!」
――ハルの小屋――
▶1日の疲れを小屋で取ることにしました
▶ミュシアあんず 防衛
失敗 成功
▶あんずちゃんが1人でなんとかしました
――朝
エウリレ「あんずちゃん夜警ありがとうね。何もなかった?」
あんず「大丈夫でした!来たのもどうぶつさんだけだったので」
ハル「一緒に守るとか言っておいて布団に潜り込んできたミュシアを叱る必要がなくてよかったよ」
ハル「取った木材とかはここにおいていこう。布の原料だけは売却用に持っていくのがいいはず」
スズカ「おはようさん。布の原料って足りるんか?」
ケリス「機織り職人がいるはずだ。一応素材持っていけば安価で布にしてくれる。足りない分は買うしかないだろうがな」
ユミ「私達も機織りできたらいいのにね」
スズカ「それええな、習ったりできんやろか?」
エウリレ「機械さえあれば……。習熟はユーザー族なら誰でも出来るって聞いたよ」
ミュシア「( ˘ω˘)スヤァ」
リアン「お水飲みに起きたときにミュシアちゃんぐっすり寝てたの見たよ。あんずちゃんやさしいねー」
スズカ「仲良しやなー、朝やでー」
ミュシア「まだ夜だよ~」
――ハル森林街道――
▶ハルの山小屋を抜け、3時間程歩くと少し草木が茂ってはいるが見晴らしも良い谷間のような場所になります。元々は岩壁が目立つ荒野だったはずですが、少し鳥モンスターも見える程青々とした光景が広がっています。その道中、ゴブリンの巣穴を見つけます。前回と違うのは、ゴブリンウォーリアと思われる痕跡が見受けられる点ですね
ケリス「ゴブリンウォーリアか。あいつは手強いな。怪我を負っても怯まないどころかより一撃が重くなる」
ユミ「根性あるな~、私も見習わないと!」
リアン「一撃でしとめるか撹乱しまくらないといけないやつかー」
エウリレ「とりあえず今回は情報をタテワキさんに売ろうか」
――オジロリオ――
▶小さく、城壁に囲まれたような村のような街です。前回より少し火の見櫓などの防衛設備が増えています
槍門番「ようこそオジロリオへ。今は商人が来ていて小規模だがバザーもやっているよ」
ミュシア「試食コーナーとかありますか!」
スズカ「久しぶりやな門番さん!試食もらってきたろか?」
槍門番「僕は門番だからバザー行けなくてね……すまないね」
ユミ「こんにちは!前来たときより防備がしっかりしてるような」
槍門番「そうだね。街としては小規模だからしっかりと守らないといけないんだ」
ユミ「なるほど……あっそうだ!うちにもあんな櫓作ろうよ!」
ケリス「それは素材次第だな。それを取りに来たんだろう?」
ケリス「とりあえず誰か1人は俺と一緒に来てくれ。後は自由行動だな」
エウリレ「情報は僕が売っておきますね」
――オジロリオ 紅葉酒場――
▶ユミはエウリレと一緒に酒場にやってきました。タテワキさんとエウリレが会話している間、デブのおじさんにサービスで渡されたジュースを飲んでいますね
▶ユミ 生命抵抗
成功
おじさん「ここのシードルはうまいだろう?」
ユミ「シードル……ってなんですか?」
おじさん「林檎だけで作ったスパークリングワインさ。オジロリオの名産は林檎なんだ」
ユミ「へー、美味しいワインなんですね……って、私未成年だけど大丈夫なのかな」
おじさん「未成年か……。こんなゲームするのはおすすめできないよ……」
おじさん「それでも、シードルを気に入ってくれて何よりだよ。――そうだ。今はバザーがやっているみたいなんだけど、カンターレの息がかかっているんだ。このチケットを持っていくといい。この馬車をタダで貸してくれるはずだよ」
▶おじさんはチケットを渡してくれます
ユミ「薄々そんな気はしてたんですけど、どういうわけか続けちゃうんですよね。チケットありがとうございます!」
――オジロリオ バザー――
▶リアンはケリスと一緒にバザーに来ました。小規模ながら色々なものが雑多に置かれており、その中にはスズミもいますね
リアン「おー、色々あるねー、罠に使えそうなものないかなー」
ケリス「久々だな。機織りをやってほしいんだわ。なんかいいやつ知らないか?」
スズミ「いきなりだな。――だが、丁度いい。今日はカンターレの旗風がいてな」
スズミ「今呼んでくるよ」
ケリス「運が良かったな。カンターレの旗風といえば質のいい布作る職人だぞ」
リアン「ほほー、やったね」
▶しばらくすると、旗風と呼ばれた黒髪ロングの狐幼女がやってきます。風貌とは裏腹に、佇まいは強者の風格があり優しい声色と態度ですが警戒されているのも感じます。
スズミ「顧客のケリスだ。珍しくヒラビトらしい」
旗風「あーこういう感じ。はじめまして。布が欲しいんだよね?」
ケリス「ああ。これだ。いくらでやってくれる?」
▶ケリスは旗風に布の原料を1個渡します
旗風「いい素材だね。これなら10ポキかな」
リアン「おお、やすーい、良心的ー」
ケリス「どうする?俺はご主人様の命令しか聞けなくてな。勝手に判断してくれ」
リアン「まぁ布のために来たんだしねー。お願いしまーす!」
旗風「どうも。既製品は1個80ポキで売ってるよ」
スズミ「今日の間はバザーをやってるから、夕方くらいに取りに来てくれ」
――オジロリオ 怪しい裏道――
▶怪しい裏道の近くに来ましたが、バザー中なのもあってあまり人がいません。その中でコソコソとしている銀髪の見た目は少女を捕まえることが出来ます。
▶ミュシア 世間話
成功
▶花梨 演技
成功
少女「何?今忙しいんだけど」
ミュシア「あっれぇ~?なんかこんな人気のない場所でまでコソコソしてる怪しいガキんちょがいるんですけどぉ~?ねぇ君、ここで何してるの?迷子になっちゃった?お母さんでも探してる?」
▶チョコラテと書かれているユーザーは少しムカついた様子でこちらを見ます
チョコラテ「そんなわけ無いだろう!今日は噂のフェイハーフが見れると思って来たんだよ。わざわざアシグルからさあ!」
花梨「……申し訳ありません。私達はこのあたりの探索をしているのですが……噂のフェイハーフとは?」
チョコラテ「フェイハーフ知らんとかマジ?あれだよ。胸だけでかくてロリの見た目で取り敢えず買っておけばいろんな意味でペットに出来て安牌の奴隷種族だよ」
チョコラテ「今日はフェイハーフが出品されてるらしいんだけど……、行き方がわからなくて」
ミュシア「やっぱり迷子じゃ~ん」
花梨「……聞く限りでは作業に不向きな体格のようですが」
▶花梨はミュシアのほっぺをぐねって少し黙らせます
チョコラテ「いいんだよ。メカクシ団のとこ行けば定期的に出荷されるみたいだし、今日はもう美味しいもの食って寝ようと思ってたんだ。あっメカクシ団はこっから南東のツリーハウスな」
チョコラテ「お前ら、今日は風俗も定期休業日だからよほどのやべーのしかいねえからやめとけよ。じゃあな」
花梨「情報、感謝いたします」
ミュシア「うぐぐうぐ。やめてよぉ、っぷあ。はぁ……。あーあ。行っちゃった。アシグルについて聞きたかったのに」
花梨「ミュシア様は他人への態度というものをお考えになったほうがよろしいかと」
ミュシア 「ぷー。w 初対面の人にどう話しかけたらいいかわからないくせにいーwww」
――オジロリオ 下水施設――
▶オジロリオの櫓の下から続く階段を降り、薄暗い道を10分程歩いたくらいに照明がバチバチに光るところに辿り着きます。怪しそうなバザーのようですね。メインステージではオークションもやっているようです
司会「はい!ではこのXのアカウントはそちらの方へ。では次、1年分の有償金結晶だ!まずは1900ベルから!」
商人「うちでは最近出回らなくなった肉を売っていましてねえ……。そうです。あの肉ですよ。現暦で去年あたりに流行ったアレです。マミ肉ですよ」
商人「柏木ヒナの本物ハメ撮り、実は裏ルートで少しだけ出回っておりまして……そうですねえ……8000ポキでどうです?」
あんず「ど、どうしよう……、迷ってる間にへんなところに……」
▶買えそうなものリスト
鉄鋼詰め合わせ:300ベル
闘技場入場券:200ベル
あぶないみずぎ:300ベル
戦時奴隷:600ベル
フェイハーフ:500ベル
この馬車:1200ベル
商人「お嬢ちゃん……この紐でギリギリしか隠れてないこの装備……実は凄くステータスが伸びるんだよお。嘘じゃないから試してみなあ」
あんず「ほ、ほんとうですか……!でも、さ、さすがに恥ずかしくないですか……!?」
商人「慣れるよ慣れるよぉ。どうだい?300ベルだ」
あんず「せっかくなので、それじゃあ……!」
商人「まいどありぃ」
▶ビキニアーマー「7」を無理やり装備させられた。外せないぞ!
商人「そうだあ。その見た目なら強く見えるし、あっちの奴隷も買えるんじゃないかなあ?オススメだよお」
あんず「う、うぅ……、やっぱり、恥ずかしいですね……!でもでも、ありがとうございます!いってみます!」
▶更に足を踏み入れると、糞尿と血の臭いがほのかにする場所ですね。各々ローブや仮面などで見た目を隠しており、素顔かつ露出度の高い紐で歩いているあんずはめちゃくちゃ目立っています。突き当りの角、檻の目の前に木箱を置いただけの場所に黒いローブの恐らく女性アバターの声が話しかけてきます
商人「アルカディアとの戦乱で愚かにも捕まった奴隷だ!もう残ってるのはヤローしかいねえが、奴隷契約を挟んでるから適当にウリやらせてもいいかもなあ!今なら大特価の600ベルだ。とっとと持ってけコノヤロー」
あんず「こ、こここここんにちは!あの、ここのしょうひんがおすすめって聞いてきました!」
商人「おうおう童貞か?生憎だが今は男しかいねえぞ。男の娘も売り切れてな」
あんず「だいじょうぶです!おすすめらしいので!」
商人「まあ、魂主義なら女かもしれねえが……。それも期待できねえ弱男だがなあ……。いいか。一応顔見せもしよう。おい!」
▶商人に呼び出されて出てきたのは少し貧相な体だが170ちょいはありそうな青年です。ユーザーのようですが、隣に奴隷契約マークの特殊状態異常が見えますね。怯えているようで、前もあまり見ていません。ステータスの部分を見ると、ドリトス天使という名前のようですね
あんず「こ、こんにちは!」
ドリトス天使「こんにちは……」
商人「問題ないようだな。持っていけ。600ベルも忘れずにな痴女さんよ」
あんず「は、はい……。えっと、この方が、うられてたんですか?」
商人「そうだ。売れないから屠殺行きになるところだったから助かったよ」
ドリトス天使「ヒッ……」
あんず「そう、ですか……。いえ、ありがとうございました」
――オジロリオ 宿屋:鼎グレイランド――
▶夜になって、スズカが190ポキを、あまねまるが労働で40ポキを稼いできました
スズカ「やっぱこの町はうちと相性ええなぁ!着いてから乳も張ってきて調子よくなってきたしな!」
エウリレ「取り敢えず明日、南東にあるメカクシヴィレッジと呼ばれているところに行きましょう。宿は250ベルらしいですが、どうしますか?」
ハル「ところであんず……どうしたんだ?その服装……?は」
ケリス「服なのか?」
あんず「わ、わかんなくて……。強くなれるよっていわれて買ったんですが、あの、ぬ、脱げなくて……」
スズカ「お、なんやあんずちゃん、気合入った格好やな。可愛えしセクシーやな!」
あんず「そ、そこ服がないので、痛いです……!はぁ……」
ユミ「あんずちゃん、思ったより大胆なんだね……色々と」
リアン「ほへー……なかなかかなりせめてるねー……」
あまねまる「よく着れるなあ……。私なら恥ずかしすぎて外歩けないよ……」
ケリス「で?そこの幸薄そうなのは?」
ドリトス天使「あの、奴隷で……このあんずさんに買ってもらってて……」
あんず「この服?をくれたおじさんのおすすめを買いに行ったんですが、その、この方だったらしくて……」
ケリス「雑魚そうなの買ったなあ。まあ雑用はいくらいてもいいし、いいんじゃねえか?」
リアン「あたしみたいに全身覆えば……でもそのためには脱がないといけないけど脱げないかー」
スズカ「ファンタジーの女神様とか結構そんな恰好しとるやろ、慣れるなれる!」
あんず「ほんとうに慣れるのかなあ……」
ミュシア「せめてマントぐらい羽織ったら?私みたいにー。ふふーん」
▶ミュシアはマントを翻してくるくる回っていますが、ハルに小突かれ花梨に踏まれて止めさせられていますね
▶宿屋機能
生命精神全回復
――オジロリオ――
▶珍しく夜這いもいなかった次の日、旗風に布を貰いました。門近くを見ると、重そうな荷車が置いてありますね。その前に準備運動をしているパートナー枠のこのはちゃんがみえます
業者「この馬車、今なら3日レンタル50ポキだよ~お得だよ~」
ケリス「安いな。これ借りてくか」
スズカ「お、払ってくれるんか?太っ腹やな!」
ケリス「ユミにタダ券もらったんだよ。じゃあこのは、よろしく頼むな」
――密林エリア9通り――
▶一行は荷車に乗り込み、このはちゃんが一生懸命引いているのを節目に一息をつきます。移動速度も徒歩より少し速いくらいで快適ですね。少し薄暗い森ですが、所々に泉があって日光を反射しているのか少し明るいくらいです
ミュシア「( ˘ω˘)スヤァ」
スズカ「……」
▶スズカは濡れハンカチをミュシアの顔の上に置きます
ミュシア「( ˘-ω-˘)」
ミュシア「( ˘*A*˘)」
ミュシア「っっぶぁ!」
――メカクシヴィレッジ――
▶ツリーハウスで出来た村のようですね。材木や洞窟などの素材が大量に取れるらしく、出稼ぎ労働者で溢れかえっています。一方で、珍しく風俗などもなさそうです。
ミュシア「死んじゃう!誰!?」
スズカ「wwおはようさん!」
ケリス「もうついたぞ。働けゴミ」
ミュシア「やだー。ブラックー?」
ドリトス天使「俺はどうしたらいいですか?あんずさん」
あんず「あ、じゃあ、とりあえずご飯、たべますか……?あんまり食べれてなさそうですし……」
ドリトス天使「あ、ありがとうございます……」
▶ケリスと共に、メカクシヴィレッジの労働所で素材を目当てに働き始めました
▶リアン 潜伏[啓示[終わりなき病の処方箋]]
失敗
▶ユミ 瞬発力[宿題、啓示]
ファンブル[精神15ダメージ]
▶花梨 投擲
失敗
▶ミュシア 曲芸
成功
▶スズカ 超労働
生命精神50削りました
▶合計で300ポキ、鉄鋼10個、石材18個、生活雑貨3個、布2個を手に入れました
――メカクシヴィレッジ 紅葉酒場――
▶あんずはエウリレとドリトス天使と共に、紅葉酒場に来ました。ドリトス天使はずっとビクついているようで、周りの一挙一投足にビクッとしています
鉱夫「正直やってらんねえな。アッテムトのほうがいいわ」
鉱夫2「お前それマジ?流石にないわ。あんな使い潰す労働出来る気しねえって」
鉱夫「いやいや、日雇いつーかヤマザキのほうがやべえよ。それで何倍の金もらえると思ってんだ。隠居前の労働だよ」
鉱夫2「先に体が持たねえって。ここで安酒呷って堅実に暮らすわ」
▶あんず 生命抵抗
失敗
▶ドリトス天使 生命抵抗
失敗
ドリトス天使「俺……、頑張ったんすよ。殿で。でも土壇場であいつら……ううっ……」
エウリレ「まあまあ。奴隷だけどあんずちゃんは扱いは悪くないはずだよ」
ドリトス天使「そうっすね……。俺、もう精肉工場で一生リスキルされるもんだとばかり。1週間耐えてデータ消えるのを待つものだと……」
ドリトス天使「やっぱ男キャラにしないほうが良かったんすかね……。女の子を選べば色々捨てればリアルでも生活マシになってたのかなあ……」
あんず「よかったです、そんなことにならなくて。あんまりお役に立てないことが多いので……。このかっこうだって……。私、流されやすいのかな……」
ドリトス天使「いや、めっちゃえっちで最高っすよ!リアルだとそんな幼女の痴女っぽい格好見るなんて俺みたいな弱者男性には一生土台無理なんで最高っす!」
あんず「や、やっぱり、そんなふうに見えますよね……!?うぅ……、ぐす……」
エウリレ「まあまあ……。お酒もそれくらいにして。――ところで、ミュシアちゃん達が採掘やってる区画。オオコウモリが出たみたいだから、急いで援護しにいくよ」
――メカクシヴィレッジ サマーケイブレコード――
▶洞窟の入り口はてんやわんやになっています。日頃の生活の糧の為にアイリスオンラインをプレイしていて、戦闘をやっていない人ばかりなのもあって狂乱と化しています
ユミ「おっきなコウモリだなぁ、斬り応えありそう!」
花梨「大変なことになっていますね。私達は身の安全確保を第一に行動しましょう」
リアン「人混みにのまれるー……!」
あまねまる「避難誘導しますね……」
ミュシア「ざぁこざぁこ♡ざこおじさんたちは早くここから逃げて生きることに執着した方がいいよぉ。早く逃げなよざぁこ♡」
スズカ「……」
▶スズカが死に体で息をついて座り込んでいますね
ケリス「しゃーねえな。耐えるか」
エウリレ「大丈夫!?っていけそうだね」
ドリトス天使「少しだけ戦闘は自信あります」
花梨「いつものことではありますが―――――当機は戦闘を目的とした攻撃機能を搭載しておりません。戦闘の補助として攻撃を肩代わりして受けることが可能です。ご活用ください」
▶戦闘前行動 ミュシア 国栖
▶戦闘前行動 ユミ 辰砂
▶戦闘前行動 スズカ いるだけで嬉しい 葉長 力の盾改 ヴェルフェン
▶戦闘前行動 リアン 止マナイ雨
▶戦闘前行動 花梨 戦闘支援機能オン(スヴェル、カットイン、昼の壁、夜の壁、きた!盾きた!メイン盾きた!)
▶戦闘前行動 あんず ゾディアーツ
▶あんず 石化付与 ユミスズカ
▶コウモリ・翼 ウィンド 花梨
13ダメージ
▶コウモリ・翼2 ウィンド あんず
21ダメージ
▶コウモリ 毒の吐息(全体に毒3D3。風属性を見た時に自動セット効果1回追加)
[羽ばたき(行動終了時を2回見た時、翼が行動数追加する)]
▶ミュシア 葛根湯 通常攻撃[足刀蹴り/小手打ち]
失敗
▶リアン 仕込み罠 エレメントトラップ[時の刃]
[止マナイ雨:落とし穴]
[毒]10ダメージ
[羽ばたき:ウィンド]スズカ
5ダメージ
[花梨:庇う]
[羽ばたき2:ウィンド]スズカ
8ダメージ
[花梨:庇う]
[ヒビキシクラメン:キュアシャワー]
40回復
[淑やかグリーン]
[毒]7ダメージ
[毒の吐息(全体に毒3D3。風属性を見た時に自動セット効果1回追加)]
リアン「飛んでるから落とし穴じゃだめかー……しかたない、他の罠作るぞー!」
花梨「皆様を守り、回復する新機能です。回復支援機能:キュアシャワー使用」
スズカ「……ぐふぅぅぅううおおおっ!?気持ちえぇぇぇやん!? 花梨ちゃんマジ有能やな!助かったで!」
[セレスティのデバイス]
[芝桜のネペンティス]
[毒]7ダメージ
▶ユミ 転移石 闇目で判定 深赤 通常攻撃[アグレス、アサーダ、アーンヴァル]
失敗
ファンブル[導引][何もなかった]
[毒]5ダメージ
[荒波の歓迎]
[毒の吐息(全体に毒3D3。風属性を見た時に自動セット効果1回追加)]
[毒]7ダメージ
▶スズカ 高速回復薬 エルヘンミリッタ 機電心 力の盾 ユミ
24回復
[毒]計24ダメージ
[スズカ:ティアズカタログ]
[プリンシパリティーズ[アーマードサモン]]
[毒]計12ダメージ
[ヒビキシクラメン:回復薬G2]
70回復
[羽ばたき:ウィンド]リアン
14ダメージ
[羽ばたき2:ウィンド]リアン
18ダメージ
[落とし穴]計117ダメージ
[起爆装置:落とし穴]31ダメージ
[援軍回復:あまねまる]スズカ
8回復
リアン「ここが洞窟なら……落石トラップだー!」
ユミ「あ、あれ……力が」
▶オオコウモリを落石で撃ち落としました
リアン「いえーい!リアンちゃんは落とし穴だけじゃなくて罠全般に強いのだー!一番好きなのは落とし穴だけどねー!」
花梨「今後とも皆様の戦いを支援する為、当機支援ビットの改造を行ってまいります。ご期待下さい」
スズカ「ふー……なんとかなったなぁ」
▶素材:オオコウモリの羽根:2個、素材:オオコウモリの羽膜:1個を獲得
ミュシア「くっさ~い。きったな~い。さわりたくな~い」
▶メカクシヴィレッジの人に大層感謝され、報酬を受け取って、この馬車でハルの森を通って戻ってきました。この馬車は手を振ってオジロリオに帰っていきました
▶4日野宿を行いました。
――エウリレの丸太小屋――
▶4日かけて拠点に戻ってきました。
ケリス「漸くまともな防衛設備が出来たな……。つっても、見張り台があるだけだが」
▶見張り台と鐘を設置し、機織り機とモリを作成しました
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