『だじゃれ句(苦)集』～アリゲーぱんくまら～

第17話 『がん告知から一夜明けて』

『叫びたいほど切ないが

　　　　　よくあるはなしだ

　　　　　　　　ここが

　　　　　　やましんの、みせどころなり。

　　　　　　　　　クールにゆこう。』

　　　　　　　　　　🆒

　アリゲーぱんくまらが言った。

　『クール・ズビ❕

　　　　　案ずるより産むが易し。

　　　　　　　病を飲み込んで噛むべし。

　　　　　　　　　　噛むべし。』

　ビッグマムーシも、言った。

　　『虎穴に入らずんば虎子を得ず。

　　　　　　　　懐中の虫は　ズビっと

　　　　　　　　　　踏み潰すべし。

　　　　　　　　　　　踏み潰すべし。』

　赤血が言った。

　『さても、デリカシーに欠ける

　　　　　　　　そなたたち。

　　　　言わんとするは、真（マコト）なり。

　　　　　　心頭滅却すれば火もまた涼し。

　　　　　　　　　怖れる無かれ

　　　　　　　口ひひく　うちてしやまむ。』　

　すると、荒川放水氏が言った。

　『病上手は

　　　　　　死に下手なり。

　　　　　気に病まずに、病にうち勝つべし。

　　　　　　右　ストレートだ！』

　荒川放水氏の娘が言った。

　『きみたち、古いね〰️〰️☺️』

　『よろこびよ

　　　楽園の乙女たちよ

　　　　　同胞よ、己の道を進みなさい

　　　　　　勝利の道を進む英雄のように。』

　和戸尊が、故郷から、叫ぶ。

　『袖ヶ浦のともちどり

　　　　われらみな、

　　　　　そなたのドミナント

　　　　　　　主和音なり。

　　　　　　　　やよ、わするべからず。』

　　　　　　　　　😭

　　　　　　　　　　　　つづく……