第24話、星海船アメノトリフネ
時刻は夕方の17:30———
僕達は秀の
そして、階段を下りた先には更に
「
「?」
「アメノトリフネは元々、剛三さんが神との
その言葉に、僕は納得すると同時に
もし、それが本当ならばこの
恐るべき超技術だ。
だけど、恐らくはそれだけではないだろう。そう、僕はふと思った。これだけの超常の船だ。まだ何か隠された技術や機能があるに
そう考えていると、僕達はある
愕然、僕達は思わず目を見張った。其処は壁面に並んだ無数のモニターと、操作パネルが並んだ部屋だった。そして、その部屋の中央には
そして―――
「ようこそ、アメノトリフネ管制制御室へ―――私は貴方達を
其処に突然現れるように半透明な女性が現れた。彼女は、何処かアキの
というより、この女性はもしかして……
「久しぶりですね、フユさん」
「おい、秀。フユさんって確か既に
そう、支上フユ。亡くなったアキの母親だ。それがどうしてこんな場所に?
しかも、半透明な姿で居るんだ?これじゃあどう見ても……
「
「……………………」
呆然、流石に僕達は
そんな僕達を
「アキの事を今後ともよろしくね?アキの
「え?あ、はい……」
何ともつかめないヒトだった?ヒトというより、幽霊か?
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