異世界の陸戦の王

第10話美しい世界に祝福を捧げる

「両情が長ければ朝な夕なではないか」というのは、キスをしてから十数分後、江戸川はアスナを放したが、アスナは江戸川の微笑みを見た後、顔を赤くして再び頭を下げ、その柔らかい小さな手で、江戸川の硬くて比類のない巨大な龍を撫で続けた。その優しさは江戸川を感動させ、心の中でもすぐに重大な決定を下した。

　手をアスナの細い腰に抱き、江戸川は柔らかい声で言った。

「ナナ、異世界を知ってる？」

「ん？異世界？」

　江戸川の話を聞くと、アスナはすぐに顔を上げ、江戸川が見守る中でうなずいた。

「ええ、私は知っています。私の姉から聞いたことがあります。この世界には、私たちの超次元大陸以外にもたくさんの世界があります。私たちにとって、それらの世界は異世界です」

「その通りです。アシアナ、異世界の人を見たことがありますか」そう言って、江戸川はまた好奇心を持って尋ねた。

　自分は地球から来たのですが、この世界には他にも地球から来た人類がいるのではないでしょうか。あるいは、自分はアームストロングと同じように、他の星に来た最初の地球人だった。

　アスナの口から肯定的な答えが聞けるのを楽しみにしていたが、結局、江戸川は失望した。アスナはしばらくためらった後、首を横に振ったからだ。

「いいえ、私は異世界から来た人を見たことがありません。超次元大陸に異世界から来た人がいるという話も聞いたことがありませんが、異世界の人を超次元大陸に召喚する召喚魔法があると言われていますが、本当なのかどうかは、私にもよくわかりません」

「ああ、そうですか」アスナの説明を聞いて、江戸川の心の中もすぐに推測した。

「自分はこの召喚魔法に召喚されたのか？」

「そんなはずないでしょう」

　オタクとして、江戸川は異世界を駆け抜けるアニメをたくさん見たことがある。例えば、「デジモン」、「問題児」、「美しい世界」、「ゲーム人生」など、これらのアニメの中では、召喚者は主人公のそばに直接現れ、次の道を案内するのが一般的だ。

　でも自分は？自分がこの世界に来てから3日が経ったが、結局今日になってやっとアスナに出会った。そしてアスナは明らかに召喚者ではないので、自分がうっかり通り抜けてきた可能性が高い。

　思い出して、江戸川は急にほっとした。もし自分が召喚されたのなら、自分には「世界を救う」など、非常に困難な任務があるに違いない。それは偉大だが、江戸川は救世主になるのが好きではない。

　しかし今、自分が召喚されていなければ、自分は自分の考えた生活をわがままに過ごすことができます。例えば、今、アスナは自分の彼女になっています。それでは、自分はこれからアスナと一緒に山を泳いだり、妖魔を斬ったり、正義を助けたり、自分のやりたいことをしたり、「オシドリだけをうらやましがって仙人をうらやましがらない」幸せな生活を送ることができます。

「ああいや、まだ早いよ」

　美しい幻想から気がつくと、アスナを見て江戸川は軽く息を吐き、真剣に言った。

「ナナ、もし私が異世界から来たと言ったら、あなたは信じますか？」

　声が落ちたかと思うと、アスナは目を一瞬にらんだボス、驚喜して聞き返した。

「蘭、本当に異世界から来たの？」

「うん、そうだね」笑って頷くと、江戸川はまた呆然として、不可解だった。

「ナナ、私が異世界から来たこと知ってる？」

「あ、これ」江戸川の目に映った疑問を見て、ナナは急いで説明した。

「そうですね、蘭、あなたが以前私に尋ねてきたのはよく知られたことばかりだったので、私はずっとあなたがどこから来たのか気になっていました。どうしてそんな基本的なことさえ知らなかったのか、そしてゆっくりと、蘭あなたはこの世界の人ではないかもしれません。異世界の人だけが、超次元大陸のことを何も知らないからだという可能性を考えました」

「そして蘭は、あなたは遠いところから来たと言っていました。そしてさっき、蘭はまた自分から異世界の話をしたので、蘭は異世界から来たのではないかと推測しました」

「なるほど」

　ヤスナの説明を聞いて、江戸川ははっと悟り、すぐに笑ってヤスナの頬にキスをし、称賛した。

「ナナ君は頭がいいね。さすが私の彼女、そう、私は確かに異世界出身だ」

　江戸川にまたキスされて、アスナは少し照れていたが、もっと楽しかった。そして、江戸川が認めたと聞いて、アスナは目を光らせた。

　異世界、蘭は本当に異世界から来ていますが、異世界とは一体どんなものなのでしょうか。

　この時、アスナの心の中は好奇心でいっぱいだったので、しばらくためらった後、アスナは口を開いた。

「じゃあ、蘭、あなたの世界について話してくれませんか」

　アスナの目に映る期待を見て、江戸川はすぐに笑って承諾した。

「これはもちろんいいですよ」

「ナナ、あなたは私の恋人で、私があなたに私の身元を教えることにした後、私はあなたに何も隠すことはありません。だからあなたが聞く必要はありません。私も自分から私の世界のことを、すべてあなたに話します」

　江戸川の優しい微笑を見て、アスナは喜んだ。江戸川の言葉でアスナは信頼を感じたが、恋人間で一番大切なのは何か。信頼しているだけなので、この時、アスナは本当に楽しかったです。

「ありがとう、蘭、信頼してくれてありがとう、誓って、私はあなたの身分を他の人には絶対に言わない」

　嬉しそうにまじめなアスナの態度を見て、江戸川はまた笑って答えた。

「それは大丈夫だよ。ナナは自分で見てやればいいんだよ。もし必要なら言っても大丈夫だよ」

「でもその前に、ゴホン、ナナ、もうちょっと動いてくれませんか？」咳が2回出ると、江戸川は少し気まずいお願いをした。

「動いて？」

　手から伝わってきた熱い熱を感じながら、アスナはついに反応し、顔も一瞬にして真っ赤になった。

「はい、すみません！」

　照れながら謝ると、アスナは頭を下げ、慌てて再び小さな手を動かしたが、江戸川はアスナのなでなでを楽しみながら、ゆっくりと物語を語った。

　正所谓“两情若是久长时，又岂在朝朝暮暮”，在亲吻了不过十几分钟后，江户川便放开了亚丝娜，而亚丝娜在看见江户川的微笑后，也是红着脸再次低下头，用那柔软的小手，继续抚摸着江户川那依旧坚硬无比的巨龙，这温柔的举动让江户川感动不已，心中也是立刻做出了一个重大的决定。

　　双手搂住亚丝娜的细腰，江户川柔声道。

　　“娜娜，你知道异世界吗？”

　　“唔？异世界？”

　　听到江户川的话，亚丝娜立刻便抬起了头，然后在江户川的注视中点了点头道。

　　“嗯，我知道，我听我姐姐说过，在这个世界上，除了我们超次元大陆以外，还有很多很多其他的世界，对我们来说，那些世界就是异世界。”

　　“说的没错，那亚丝娜，你有见过异世界的人吗？”说着，江户川又是好奇询问道。

　　自己是从地球上来的，那在这个世界，会不会还有其他来自地球的人类呢？或者说，自己和阿姆斯特朗一样，是第一个来到其他星球的地球人。

　　虽然很期待能在亚丝娜的口中听到肯定的回答，但是最终，江户川还是失望了，因为亚丝娜在迟疑片刻后，还是摇了摇头。

　　“没有，我没有见过异世界来的人，我也没有听说过超次元大陆有来自异世界的人，不过据说有一种召唤魔法，可以将异世界的人召唤到超次元大陆，但究竟是真是假，我也不太清楚。”

　　“哦，是这样啊。”听到亚丝娜的解释，江户川心中也是立刻进行了一番猜测。

　　“自己难道是被这个召唤魔法给召唤过来的？”

　　“应该不太可能吧。”

　　身为一个宅男，江户川看过很多穿越异世界的动漫，比如说“数码宝贝”、“问题儿童”、“美好世界”、“游戏人生”等等，在这些动漫中，召唤者一般都会直接出现在主角的身边，指引他接下来要走的路。

　　但是自己呢？自己来到了这个世界已经三天了，结果一直到今天才遇到了亚丝娜，而且亚丝娜很明显就不是什么召唤者，所以，自己很有可能就是不小心穿越过来的。

　　想到着，江户川顿时松了口气，因为如果自己是被召唤过来的，那自己肯定会有一个非常艰巨的任务，比如说“拯救世界”什么的，虽然这很伟大，但江户川并不喜欢做什么救世主。

　　但是现在，自己如果不是被召唤过来的，那自己就可以任性的过自己想过的生活，比如说现在，亚丝娜已经成为了自己的女朋友，那自己以后就可以和亚丝娜一起到处游山玩水，斩妖除魔，匡扶正义，做任何自己想做的事情，过那“只羡鸳鸯不羡仙”的幸福生活。

　　“啊不对，现在还早着呢。”

　　从美好的幻想中回过神，看着亚丝娜，江户川轻轻的吐了一口气，随后认真的说道。

　　“娜娜，如果我说，我来自异世界，你会相信吗？”

　　话音刚落，亚丝娜眼睛瞬间瞪的老大，惊喜的反问道。

　　“兰你真的来自异世界？”

　　“嗯，是啊。”笑着点了点头，江户川又是一愣，不解道。

　　“娜娜你知道我来自异世界？”

　　“啊，这个。”看着江户川眼中的疑惑，娜娜连忙解释道。

　　“是这样的，兰，因为你之前向我询问的都是一些众所周知的事情，所以我一直很好奇你来自哪里，为什么连这些基本的事情都不知道，然后慢慢的，我就想到了一个可能性，那就是兰你也许不是这个世界的人，因为只有异世界的人，才会对超次元大陆的事情一无所知。”

　　“而且兰你说过，你来自很遥远的地方，然后在刚才，兰你又主动提起了异世界，所以我才会猜测，兰你可能来自异世界。”

　　“原来是这样啊。”

　　听完亚丝娜的解释，江户川恍然大悟，随即笑着在亚丝娜的脸蛋亲了一口，然后称赞道。

　　“娜娜你真聪明呢，真不愧是我的女朋友，没错，我的确是来自异世界。”

　　又被江户川亲了一口，亚丝娜有些害羞，但更多的是开心，紧接着，在听到江户川承认后，亚丝娜眼睛又是一亮。

　　异世界，兰真的来自异世界，异世界究竟是怎样的呢？

　　此时此刻，亚丝娜的心中满是好奇，所以在犹豫了片刻后，亚丝娜还是开口了。

　　“那，兰，你可以和我说一说关于你那个世界的事情吗？”

　　看着亚丝娜眼中的期待，江户川立刻笑着一口答应。

　　“这个当然可以啊。”

　　“娜娜，你是我的恋人，在我决定把我身份告诉你之后，我就不会再对你有任何的隐瞒，所以不用你问，我也会主动把我那个世界的事情，全部告诉你的。”

　　看着江户川温柔的微笑，亚丝娜是欣喜不已，因为江户川的话，让亚丝娜感到了信任，而恋人间最重要的是什么？就是信任，所以此时此刻，亚丝娜真的是很开心很开心。

　　“谢谢你，兰，谢谢你的信任，我发誓，我绝对不会把你的身份告诉其他人的。”

　　看着亚丝娜欣喜而又认真的表态，江户川又是笑着回答道。

　　“这个其实不要紧啦，娜娜你自己看着办就行了，如果真有必要的话，那说出来其实也没事。”

　　“不过在那之前，咳咳，娜娜，你可以再动一动吗？”咳嗽了两声，江户川有些尴尬的请求道。

　　“动一动？”

　　感受着手中传来的炙热，亚丝娜终于是反应了过来，脸蛋亦是瞬间通红。

　　“对，对不起！”

　　害羞的道了一声歉，亚丝娜低下脑袋，连忙再次动起了小手，而江户川则是一边享受着亚丝娜的抚摸，一边缓缓的讲起了自己的故事。