2023年5月8日(月) うさぎの巨大結腸症

 私の仕事は校閲士だ。

 本を読むのも好きだ。

 本を読んでいるとき、思わず校閲してしまう。

 誤字脱字の多さで、「この本は校正かけてないな」とわかるものもある。

 今は誰でもKindleで本を出すことができるので、読んでみるとブログの1記事みたいに内容が薄っぺらいものもある。

 Kindle Unlimitedで読み放題だからいいけど、それをKindle Unlimitedに入っていない人はお金を出して買うんだよな、と思うと微妙な気持ちになる。

 今読んでいる、大好きな作家さんの本でも1つ誤字を見つけた。

 つい記録したくなるけれど、仕事とは割り切って読書をしないと。


 連休明け、仕事がこなかったらどうしよう……と思っていたけれど、昨日のうちに仕事が入って少し安心。

 今日は夕方まで仕事をして、ご飯を食べてから映画を見に行くため、少し集中。


 たまたま調べ物をしていて、うさぎの「巨大結腸症」という病気に触れる機会があった。

 この病気のうさぎさんはうんちの形が丸ではないという。

 大きな便が粘膜で覆われていたり、雫形だったり、2~3個くっついたような長方形だったりするそう。

 もうすぐ1周忌を迎える我が家のうさぎも、晩年はそれだったのではないだろうか。

 何度も粘膜便が詰まって苦しそうにしていたし、形もいびつで1日に1つ出していたハート形のうんちも、頑張って出した結果だったのだ。


 過ぎたことを思い返しても仕方ないけれど、今気になっているのは実家で飼っているうさぎのうんちだ。

 元気にしているが、うちに来てからずっとうんちの形が悪いという。

 午前中は黒くて大きい柔らかいうんちをする。

 盲腸便といって、うさぎが食糞するうんちもあるのだけど、それとは違うみたいで一口食べて残している。

 夜にでる盲腸便はちゃんと食べているようだ。

 その午前中の軟便以外には、丸くて硬い通常の便をすることは稀で、ほとんどが雫型だったり、長方形の細長い便だ。

 うちに来たときから異物を食べる子で、それが腸で便秘を起こして巨大結腸症になっているのではないかと思う。


 この地域にはうさぎ専門の病院がなく、詳しい先生がいないのが難点。

 私と夫も将来またうさぎを迎えたい気持ちがあるが、先生がいないのが難点なのだ。

 先代のうさぎが晩年通院していた病院は東京にあるうさぎ専門病院で、かなりうさぎに詳しい先生だった。

 それでも巨大結腸症とは言われず、うっ滞の薬を半年間出され続けたのだ。

 巨大結腸症は、その病気を抱えている子と暮らしている人しか知らない病気なのかもしれない。

 ちなみに基本的には遺伝子疾患で、先天的に持っているそう。

 稀に後天性のこともあるようなので、それだったのかな。

 遺伝子を持っている種類ではないし、雑種だったのだから。


 今一緒に生活しているうさぎのことを心配しよう。

 ただ、飼っているのは両親なので病院に連れていってもらえない。

 それもまた虐待だと思うのだけど、自分たちで爪切りができないのにすごく長くなるまで病院に連れていかない。

 たまに行くその病院は、うさぎも診れるけれど専門ではない。

 昔飼っていた犬の手術で失敗されたこともあるトラウマ病院なのだ。

 他の病院は、抱っこができないうさぎは診れないとのことで、トラウマ病院しか頼る場所がない。

 今後大きな病気になったり手術をしたりすることがあれば、うさぎには負担だが車で2時間かけて評判のいい専門病院まで行ってもらうつもり。


 夜、『名探偵コナン』を見に映画館へ。

 相変わらず無茶するぜ……と思いながらも感動した。

 個人的な1番のビックリポイントはピンガの声優さんだった。

 彼のいいところが全て詰め込まれたような作品。

 そして蘭ちゃんはいつも強い。

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