第7話 鳥達の庭園


十歳。正しくは、小学校四年生で自主退学。というか、白鷹が学校長に勝手に退学届を送り付けていた。

あまりに酷いという事で一学期までは五月雨通学ながら続ける事が出来たのは、ギルド出の学園長の好意と意地。家令の修行と言われて連れ回されてやる時間がなくて、姉弟子と兄弟子が代わりにやったそれは見事な出来の作文や水彩画や観察記録や工作等の夏休みの課題を提出に行ったのが、学校生活の最後の思い出。

家令になれと言われ、よくよく深く考えもせず、仕方ないとも、ちょっと旅行気分とも。そんな子供としても大分楽天的な考えでいたのだが、梟に最初に連れて行かれたのは、オリュンポスと呼ばれる神殿だった。

鵟はああ、と頷いた。名所名刹で、大抵の学校が遠足や修学旅行で訪れる。

大きな湖が近くにある美しい神殿だ。

「そこで、何するんですか」

「うん、いわゆる神官。神祇官ていうんだけれど。巫女さんみたいな」

「軍人やって、巫女まで。本当にやるんですか」

「そうよ。ヴァルハラ、聖堂で司祭だってやるし。私なんて、人手不足でどっちも行って下働きみたいな事してたの。家令ってブラックよねえ」

まるで他人事のように言う。

「神殿で待っていたのが白鷹お姉様。スパルタでね。神官業どころか、まずはお辞儀の仕方からみっちり仕込まれたわ。上手くできないと、ものさしで叩くのよ。縫い物もしないくせに叩く用の長いものさし持ってるの」

「虐待・・・」

「ほんとよねえ。私なんて、のんびり育っちゃったものだから、最初はそりゃあ怖くてめそめそ泣いてたの」

孔雀はまた吹き出した。

「それが私の家令としてのスタート。ひどいもんでしょう。総家令としてのスタートもまあ、ひどいもんだったけど」

孔雀はカップを傾けた。

 オリュンポスから、次に連れてこられたのはガーデン。鳥の庭園という意味だと梟に言われて連れて来られたものの、意外なほど荒れていた。確かに、建物はとても趣がある設えで、実家が所有している海外にある古い別荘に似たつくりをしていた。

きっと昔流行った様式なのだろう。

庭の草は伸び放題だし、庭というより、良くて藪だ。

孔雀はそこで、兄弟子と姉弟子に初めて引き合わされた。

あまりにも幼い妹弟子の出現に、これがあの強引な白鷹が無理やり召し上げた継室候補群の家の子かと、誰もがなんとも含みのある顔をしていた。

「お前たち。妹弟子ができたよ。さ、挨拶しな」

怖いくらいご機嫌の白鷹に促され、丸いボンボンのついたお下げ髪を揺らしながら孔雀は女家令の礼をした。

「お姉様、お兄様、孔雀と申します。よろしくご指導お願い仕ります」

まずは神殿に連行されたという孔雀は完璧で優雅な礼を尽くした。

白鷹がよっぽどひっぱたいて仕込んだな、と一同はぞっとした。

「そう。孔雀と言う名前にしたのよ。いいでしょう。宮廷の誰より優雅なようにね。それからあの鳥はとっても悪食。毒蛇も毒蠍も食っちまうからね。昔から魔除けにされたもんだよ。我々の敵を駆逐するように」

白鷹は自らの名付けのセンスを自画自賛した。

孔雀はちょっと俯いた。

そんなの嫌、すずめとかあひるとか可愛いのが良かった、とは口が避けても言えない。

「私、この子知ってる。継室候補群のドベの家の子だわ。園遊会で見たもの」

緋連雀という美少女がそう言った。

「・・・俺も知ってる」

言われて、孔雀はじっと兄弟子を見た。

「お前、寿限無じゅげむみたいな変な名前だよな」

これがまた緋連雀に負けない美少年。

「生徒会長・・・」

孔雀が思わず叫んだ。

「入学式の時、世話したんだ。小学校の新入生と、高校の新三年生が一緒に入場するっていう無茶な伝統があるんだよ、あの学校。こいつ、勝手にどっかの犬追っかけて行こうとするし、眠いだの飽きただの言って、購買でパン買って食わせていうこと聞かせてさ。説明会でもあんまりにもチョロチョロしてるからこいつの母ちゃん怒ってさあ、抱っこされててさ。腹話術士みたいになってたっけなあ」

孔雀は頷いた。入学式以来、学校行事ではよく見かけてそのたびにお菓子を貰っていたから覚えている。

「お前、学校どうしたんだよ。平日だぞ、今日」

孔雀は、そう言われて初めて不安になったようで、泣きそうな顔で見上げた。

「わからない。ずっと行ってないの。友達と休み時間に折り紙しようって約束してたのに。でも、お勉強は、白鷹お姉様が教えてくれるって言ってたから。でも体育とかはどうしたらいいの」

えっと全員が姉弟子を振り返った。

「そうなのよ。私、小学校と中学校の教職持っているからね。ついに役立つ日が来たわ」

と本人は物差し持って大威張り。その様子からも全く現代の教員に向いていないではないか、とは誰もが飲み込んだ。

「嘘でしょ。とんだ暴力教師。今時、ネットで総叩きじゃないの」

と、手を叩いて笑い出したのは、新たに現れた、またとんでもなく美しい姉弟子だった。

真鶴まづるよ。よろしくね、おチビちゃん」

孔雀は、目が眩んだかのように目を見開いて絶句した。

「・・・・きれい・・・・」

素直に感激されて、真鶴は上機嫌になった。

「おりこうね。まあ、珍しいヴァイオレットアイ。目玉がまん丸くて、ぶどう飴とか玉羊羹みたいねえ。なあに?本当はじゅげむっていうの?」

孔雀は首を振った。

棕櫚杏花春雨しゅろきょうかしゅんうです」

誰もが首をひねった。なんという妙ちきりんな名前だ。

ええと、と孔雀が口を開いた。

「・・・椰子の木みたいな木のしゅろに、くだもののあんずと、おはなのはな、おいしいはるさめ。しゅろ、きょうかしゅんう・・・」

いつもその調子で説明しているらしい。

家族や同級生はあんずちゃんとかはるちゃんとか、それぞれが適当に呼んでいた。

「南の春の雨の名前ね。でもなんでそんな長いの」

緋連雀が手を伸ばして孔雀の頬を引っ張った。

「ふふ、伸びる。変なの。餅みたい。・・・真鶴お姉様。ギルド派の棕櫚家って変で。春にばかり子供が産まれるから皆、春の名前。その上、双子が生まれやすいらしいの。でも双子って途中で何かがあって一人になっちゃうことがあるんですって。その場合、二人分の名前をつける。母親はやっぱり長い名前で東風青嵐こちあおあらし。祖父は双子で春雷しゅんらい春月しゅんげつ。継室候補群の名簿に載ってたわ。継室を今まで一人しか出したことのない貢献度最下位のギルド派の家。もっと昔に乳母くらいは出したことあるけれど、大体乳母なんか、女官でも民間からでも出るわ」

つんとすまして言い切るのがなんとも小憎らしい。

が、孔雀は感心して緋連雀を見た。

自分の母親や祖父、大叔父の名前をつらつらと言われるとは。

「なんで知ってるの」

「当然よ。継室候補群の内情や動向は逐一宮城に報告する義務があるんだからね」

緋連雀が自慢気にそう言ったのに白鷹は眉を吊り上げた。

「・・・そうだよ。でもその書類は総家令しか知らないはずだよ。お前、また梟の部屋の棚ひっくり返したね」

緋連雀が、まずい、と真鶴の背中に隠れた。

「いいじゃないの。梟お兄様が部屋にいないであちこちで悪巧みしてるのが悪いのよ」

真鶴がそう言うと、白鷹がため息をついた。

「・・・全く。ああ、いいわもう、バカバカしい。孔雀。お前のきょうだいたちだよ。女家令が真鶴、金糸雀、緋連雀。男家令が、鸚鵡おうむ白鴎はくおう、雉鳩、大嘴おおはし。あとは宮城に奉職している上の世代の者がいるけど、それはそのうち来るだろうからおいおい紹介しましょう」

ばさりと白鷹が孔雀に書類を見せた。

「いろいろ前倒しになっちゃって、今になってしまったけど、ここに署名しなさい」

銀箔で縁取られた上等な和紙に、見事な毛筆で書かれた書付け。

孔雀は戸惑って白鷹を見た。

見栄っ張りの白鷹の描く凝りに凝った草書は、華やかでかつ非常に読みづらい。

当然だが、孔雀ごときには読めない。

「いいから名前と拇印。・・・ああもう、アンタ、相撲取りじゃないのよ。掌いっぱいにその赤いのつけなくてもいいのよ」

と、まだ年端もいかぬ幼女にペンと朱肉を投げて寄越す姉弟子にさすがにあこぎな物を感じたが、誰が意見など出来ようか。

人権派弁護士志望の金糸雀がさすがに見かねて口を出して、孔雀の掌の朱肉を拭いてやった。

「チビ、ここにはね、家令になったら一生家令って書いてあるの。わかる?これ書いちゃうと、後でやめた、とかできないのよ」

「余計なことお言いでないよ。海外育ちのくせに。お前読めないだろ」

白鷹が舌打ちしたのに、雉鳩が書類を取り上げて読み始めた。白鷹に書道を叩き込まれていた。

「どれどれ。・・・なんだよ。お前の親はもう了解しちゃったのか」

「相手は白鷹姉上と梟兄上だ。ギルドで城に貢献度ビリッケツの棕櫚家が断れるもんかよ」

同じギルド派で銀行家の出だという白鴎が気の毒そうに言った。

「棕櫚ってカエルマークだろ。お菓子屋の」

「ああ、あのカステラ屋。おいしいわよね」

思い当たった真鶴が孔雀の頭を撫でた。

「お菓子屋の子なの、おまえ」

孔雀が頷いた。

「それだけじゃないよ、真鶴姉上。もとは砂糖商でお菓子屋だけど、レストランや機内食なんかのケータリング、水産加工品、建築資材、畜産飼料。ギルド一、本業がなんだかわからない家だ。でも、それだけやって一番の売り上げがカステラという本当にわけのわからない会社」

皆よく知ってるなあ、と孔雀は白鴎を見上げてただ驚いた。

でも、ギルド派で銀行家の息子がなぜ家令に。彼もまた訳ありに違いない。

雉鳩が書状を頭から読んで眉を寄せた。

「うーん、なんですかこれ。盆と正月は帰省させる事。・・・だいぶ譲歩しましたね」

「仕方ないじゃないの。この子の母親が、離宮に来て頑張るんだもの」

孔雀は驚いて姉弟子を見た。

母が、普段白鷹が前皇帝と住む離宮を訪れていたとは。

この姉弟子相手によくもそんな交渉をしたもんだと、全員が感心した。

「・・・というわけだ。いいのか、チビすけ」

雉鳩が指で頬をつつっついた。

「そうよ。来年、いいえ、明後日には後悔するわよ」

金糸雀もやりたかったのか、頬をつつく。

脅されて、孔雀はちょっと悩んだが。

「・・・うーん。・・・もう、ま、いっか、と思って」

もとより、ウチじゃ断れないと母親に言われていた。今更どうしようもないことなんだろう。

「それに、家令になったら、面倒くさい事何もしなくていいって白鷹お姉様が仰ったし」

そうよ、と白鷹が頷いた。

「世の女の大変さを懇々と説いてやったの」

この姉弟子が一般の女性の大変さや苦労をどう知っているというのかと真鶴がおかしそうに笑った。

孔雀は、自分の名前を書き、拇印を押した。

白鷹は満足そうにくるくると書面を巻いて、銀と孔雀緑色の組紐で縛った。

「さあ。これでお前は正式に家令だよ。・・・兄弟姉妹は円環状に常にお前と共にあることを忘れないように、最後の血の一滴まで燃やして生きなさい。そうすれば必ず兄弟姉妹はお前に報いるから、時間も場所も越えてね」

白鷹は大仰にそう言い、孔雀が頷くと、にっこりと微笑んでから、はい解散、と右手を羽虫でも追い払うように振った。



一般教養、歌舞音曲、武道、語学。

最低でも十五歳までにこれだけは覚えろと言われた。

なぜ十五歳なのかと言えば、家令の成人年齢だからだそうだ。

さらに陸軍、海軍、空軍、海兵隊。どれかに配属されるらしい。

決めるのは白鷹らしいから、それぞれの希望は関係ない。

大体、最近まで猫に砂をまぶしてきなこもちなんて言って遊んでいたような孔雀には、よくわからない話だ。

「家令って大変ね。神殿か聖堂でも働かなきゃいけないのに、軍にも行かなゃならないの」

「そうよ。さらにお城で働かなきゃならないし。アカデミーっていう大学みたいなとこ。そこにも行く場合があるのよ」

緋連雀が笹の器にたんぽぽを乗せながら言った。

遊んであげる、と言われて草ぼうぼうの庭に連れ出された。

「前の皇帝の琥珀こはく様は宮城でのお暮らしを嫌って、今の皇帝の瑪瑙様は転地療養で、お二人とも離宮にいるでしょ。白鷹お姉様と梟お兄様がそれぞれ仕えているのは知ってるわよね」

うん、と孔雀は頷いた。

正式に城に上がる許可のまだ出ない自分には瑪瑙様にお目通りはかなわないが、その姿はテレビで見た事があるし、梟や金糸雀から強引に家令に召し上げられた子供がいると聞いて哀れに思ったのか「この度は、小さな家令よ、まことに気の毒である」から始まるお悔やみのような手紙とお祝いの果物籠を賜った。実家にも梟が上意宜しく親書を携えて来たらしい。こうなってはもはや娘は家令、と両親はほとほと困惑したらしい。

「瑪瑙様というのは琥珀様の一番下の弟に当たる人でしょ」

真鶴に連れられて、琥珀の離宮では使い走りをちょこちょこさせられていたから、琥珀の事は知っている。離宮に移って以来あまり人前に姿を現すことを好まない気難しい元女皇帝として怖れられていた。

「だから今、宮城にいらっしゃるのは皇太子の翡翠様。琥珀様の子にあたる方よ。まだ皇帝じゃないけれど、川蝉かわせみお兄様が総家令代理としてお仕えしているし、私の母親は、まあ、家令に親子関係はないようなもんだけど。猩々朱鷺しょうじょうときお姉様は二妃様の宮にいるし、青鷺お姉様は御正室付き。黄鶲きびたきお姉様はアカデミーの医局にいるし、お城でも典医をしてるって聞いたでしょ。あとは海外の外部団体にいるのが木ノ葉梟このはずくお姉様と、はいたかお姉様」

「・・・ふうん・・・」

たまにガーデンにやってきて、猩々朱鷺は科学、黄鶲は毒性学を教えていき、課題を置いていく。法律の基礎は鷂が、青鷺が数学、川蝉が歴史と語学を。

白鷹はそのその修練具合を厳しく監督する。

他にも、武道や作法や所作、舞踏等、内容はとんでもなく多岐に渡っていた。

金糸雀は、梟と青鷺の娘なのだという。

「緋連雀お姉様もちっちゃい頃からお城にいたの?」

そうよ、と得意気に笑う。

「猩々朱鷺お姉様が皇太子殿下の二妃様の宮付きになったから、私もそこで育ったの」

今でも度々城に上がっているのだ。

「金糸雀お姉様は?」

「金糸雀は梟お兄様が瑪瑙帝様の総家令だから、瑪瑙様の皇后様の宮に出入りしていたけど。小さいうちは海外の寄宿舎で育ったのよ。雉鳩は皇太子様のご正室様の宮に居るし。雉鳩もお祖父様が結構前の総家令だったのよ」

家令と王族の距離が近いとはそういうことか。

「ていうか。あんた、ちゃんと分かってるの。お城のこと。あんただって、宮仕えしなきゃなんないのよ」

孔雀は首を傾げた。

「王様がいて。お妃様がいるんでしょ。あとはお城の偉い人」

その漠然とした答えに、生まれながらの女家令は呆れて舌打ちした。

絵本で読んだくらいのレベルの知識ではないか。

「あんた本当に継室候補群の家の子なの?何の教育もされてないじゃないのよ。飯食わないでお菓子ばっか食ってるから素養が足りないんじゃないの」

継室候補群の娘なんて、皆それぞれに教育が行き届いているはずだ。

本来、宮廷育ちの緋連雀からしたら、女官と同じくらいいけすかない存在だ。

園遊会の度に現れる我こそはと意気込む正室候補群や継室候補群の家の人間を軽くいなしてやるのが趣味なのに。

この妹弟子を初めて見たのは、園遊会。再三の呼び出しを親の代から三十年以上も無視し、さすがに梟から正式な召集令状を送りつけられてしぶしぶ現れた母親の青嵐と同じ格好の葡萄染めの着物姿の娘は座敷童のようだった。

聖堂の司祭長の甥である大嘴と無料のバイキング会場か何かと勘違いしてずっとアイスクリームを食べていたと思ったら、今度はチョコレートファウンテンの前でテーブルに届かずに不安定な猫のようにうろうろしているのを当時皇太子の長男である藍晶が見かねて持ち上げてやり、他の継室候補群の親子の嫉妬を買ったのだ。

要領のいい大嘴はどこからか踏み台を持ってきて一心不乱に食べていたが。

そのうち腹一杯になるとどこかへ行ってしまい、しばらくするとなぜか水浸し、その上チョコレートだらけ、傷だらけで戻ってきて、母親が「着物なんか着せるんじゃなかった。だから来るんじゃなかった。もう帰りたい」とあまりにも正直な泣き言を事を言っていたのが印象的だった。

緋連雀が、大変ね、ここんち。どうりでドベなはずだわ。と嫌味っぽく言うと、女官長が、こんな子が継室になったらとんでもないわ。出禁よ、と眉を寄せていた。

それが家令になるなんてね、と緋連雀はおかしくて仕方ない。

「・・・緋連雀お姉様、これなに?」

笹の葉っぱにそれぞれ乗せられた、シロツメクサとタンポポ、色水。

「唐揚げ定食よ」

「ふーん」

学校の友達や幼馴染とままごとをやる時は、パンケーキやプリンだったが、この姉弟子が付き合ってくれる場合、定食が多い。

「まだ待って。ポテトサラダとお新香と塩辛がつくと最高」

緋連雀がさらに草花をちぎり始めた。

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