第5話 第5章
彼女は名前を穂香と言った。本名ではなく「源氏名」である。だが、彼女は穂香という名前にこだわった。客もその名前を気に入っていて、
「本名は親が付けた名前なので、自分ではどうにもならないけど、源氏名は、少なくとも自分でつけることができる名前なので、僕はそっちの方がいいな」
と、穂香ファン第一号の客は、そう言って、穂香という名を称えた。
穂香もその客を気に入ったようだ。
「私が言ってほしいことを言ってくれる」
そんな人を待ち望んでいたようだ。
男は四十歳代後半で、そろそろ五十歳になろうとしていた。
しかし、見た目はまだまだ若く、十歳は若く見られると言って笑っていた。正直、穂香も四十歳を超えていると思っていなかったが、五十近いと聞かされた時、
――まるでお父さんのようだ――
と、思ったのだ。
穂香には実の父親はいなかった。中学の時に、交通事故で父親を亡くしたという。スナックに勤めるようになったのは、そのことも大いに影響しているという。高校まではとりあえず卒業したが、大学に進むわけにもいかず、スナックでアルバイトをしながら、昼は、コンビニでもアルバイトをしているという。
穂香の好きになった客の名前は三枝と言った。
三枝は、一度結婚したが、四十歳の時に離婚したという。子供はいなかったようで、奥さんは三枝よりも十歳も年下だったという。
――この人はかなり年齢的に年下の人から好かれるタイプなんだわ――
自分が憧れた理由も分かったような気がした。
どこがいいのかと聞かれると、ハッキリと答えられないが、三枝という男には、優しさが自然と醸し出される雰囲気があるのだ。それが父親のような雰囲気で、本人は自覚していない。下手に自覚すると、ぎこちなくなるのだろう。穂香は、思い切りの笑顔を三枝に向けていた。
そんな穂香を見ていて、客の中でもファンが増えていった。三枝との仲を知らない人はもちろん、知っている人でも、穂香のファンだと自分から公言している人もいるのだ。
「穂香ちゃんには、癒しを感じるんだよ」
「どこが?」
と他の女の子に聞かれて、
「あの笑顔」
誰もがそう答える。ただ、それは三枝以外の答えで、三枝は穂香の笑顔も好きだが、本当に可愛いと思ったのは、そこではなかった。
「たまに見せる寂しそうな表情が、守ってあげたいと思わせるんだよ」
三枝は、ママにだけそっと気持ちを教えてくれた。ママは黙って頷いたが、ママの顔にも笑顔があった。穂香は弥生と違った意味で、この店の救世主になっていた。
三枝の言葉の本当の意味を、穂香はまだ分かっていなかった。それは穂香が自分の寂しそうに見える顔があまり好きではなかったからだ。
――どうして、三枝さんは、私の寂しそうな顔が好きだっていうんだろう?
と、考え込んでしまった。
なるべく寂しそうな顔をしないようにしていたし、まわりからは、
「あんまり寂しそうな顔するんじゃないわよ」
と言われていたからだ。
それはまわりの勝手な理屈である。穂香に寂しそうな顔をされると、自分たちが苛めているんじゃないかって思われるのが嫌だったからだ。穂香は純粋な気持ちを持って、まわりの意見を取り入れていたので、
――寂しそうな顔をしてはいけないんだわ――
と思っていたのだ。
そして、寂しそうな顔をするのは、
――恥かしいこと――
として認識していた。
親が離婚して、母親にくっついていったので、すべて母親の意見を中心にまわってしまっている。母親はまわりから見ると、
――嫌な女――
の類だった。
人をすぐに好きになるわりには、嫉妬深い。しかも、強引なところがあるので、好きになった人に誰かいても、強引に引き裂いてでも自分のものにしたいという思いがある。悪賢さが伴っているのも、嫌な女の条件なのかも知れない。自分の思った通りに世の中が動いていると思っているところがあり、母親の感じたようにまわりが動いてくれることから、増長もしていった。
しかし、それは同時に孤独を抱え込んでいるのと一緒だった。まわりは、
「何を言っても無駄だわ」
と、半分無視を決め込んでいる。一人躍起になって、まわりに勝手に勝負を挑んで、勝った負けたと騒いでいるのは自分だけだということに気付かないのだった。
穂香も成長するにしたがって、次第に母親の孤立を目の当たりにしていた。
母親なのだから、味方になってあげるべきなのだろうが、穂香は肉親の感情というよりも、自分の中の理念を重要視していた。実はこれも母親の教育によるもので、
「信じられるのは自分だけよ。いくら近しい間柄だと言っても、甘い顔を見せてはダメ」
と言っていたからだった。
そんな母親も、次第に孤立していくと、寂しさがこみ上げてきたのか、味方が穂香だけだと思うようになっていた。
しかし、穂香は母親の味方をするはずもない。自分の信念では、母親といえど、考え方は、
――到底認めることのできないもの――
として位置付けられている。
「穂香だけはお母さんの味方よね」
と母親が寂しそうな顔をすると、穂香は、さらに冷酷な顔になり、
「お母さんの味方はできないわ」
寂しそうな顔は、憎しみに近いものに変わっていた。ただ、本当の憎しみにならないのは、肉親だという思いと、さらにはその顔に浮かんだ情けなさが、見るに堪えないものだったからである。
穂香は、これ以上母親と一緒にいるわけには行かないと思い、スナックに勤め始めた。しっかりはしているが、百戦錬磨の水商売のお姉さんたちに掛かれば、まだまだ子供だった。
三枝から見てもひよっ子に見えていたが、三枝は同じひよっ子でも、他の女の子たちとまったく違ったひよっ子に見える穂香を、愛おしいと思うのだ。
孤立した人間が、情けなく見えるなど、母親が最初だった。小学生の頃は、孤立した人間の立場になり、庇ってあげていたりしたものだった。
どちらかというと、他の人と同じ考えは嫌なタイプだった穂香だが、母親に対してだけは、他の人と同じ目線で見ていた。
だが、同じ目線ではあるが、見る観点は違っていると思っている。
――まったく同じでなければ、同じではない――
という考えが穂香にはあり、あくまでも人と同じでは嫌だという考えを貫こうとしていたのだ。
穂香は明るく可愛らしいところが、人を惹きつける魅力であったが、どこか気が強いところがあり、一言で言えば頑固なところがあったのだ。
そんな穂香のことを三枝は分かっているつもりだった。
三枝がスナックに来るようになったのは、ここ半年くらいのもので、弥生がやっと店に慣れた頃だった。三枝も最初の頃は弥生とばかり話をしていて、弥生もまんざらでもない雰囲気で、三枝が来れば、弥生がまるで専属であるかのように振る舞っていたことで、二人のお店での雰囲気は、暗黙の了解となっていた。
三枝の話は本当に大人の会話というべきで、相手が話題を出して来れば、話題に対して的確な話を持ち出してくれる。三枝から出てくる話も、会話が続きやすいような話題が多いことで、弥生も会話にスムーズに入っていけたのだ。
そんな三枝に穂香がつくようになったのは、弥生が休みの時についてからだった。
弥生が自殺未遂をしたことは、実はママしか知らないことであり、客はもちろん、店の女の子の誰も知らないことだった。ママ代理のような弥生が長期で休むのだから、おかしいと思う女の子も中にはいただろうが、そのあたりは、ママがうまく話をつけていた。客の中には、
「今日も弥生ちゃん、いないの?」
と言って、
「いないなら帰る」
という客もいたが、無理に帰ろうとする客を引き留めることをしなかったのは、弥生についている客のほとんどが、強く言われると引いてしまうところがある人ばかりだったからだ。
そのあたりの客扱いが一番達者なのが弥生だった。他の女の子からすれば、
「弥生さんは贔屓されている」
と言われても仕方がないくらいに、ママから優遇されていたのだが、ママが弥生を認めていることで、暗黙の了解が成立していることは、まわりの女の子にも、分かっているようだった。
ただ、そこにも程度の差というものはあるもので、
「やっぱり弥生さんには敵わないはね」
と言って、脱帽している人がほとんどだが、
「いずれは私も弥生さんを追い抜いて見せる」
と、弥生を目標としている女の子もいる。頼もしい限りだと言えるだろう。
穂香が、そんな女の子ではないことは皆分かっていた。謙虚なところがあり、決して前に出ようとしないところが、誰からも偏見の目で見られることのない秘訣であった。
三枝が穂香を気に入るようになったのは、別に弥生に飽きたわけではない。弥生の方から、
「今度入ってきた穂香ちゃんと、仲良くなってあげてくださいね」
と言われたからだ。
弥生が休みの時というのも、弥生から、
「私がいない時に、仲良くしてあげてね」
と言われたからだ。
さすがに自分のお客が他の女の子と仲良くしているところを見たくないというのも、女心の表れなのだと、三枝は感じていた。
弥生の思惑通り、三枝は穂香と仲良くなった。だが、それは弥生の計算外だったところもあったようで、想定外の出来事に、弥生も少し戸惑った。
だが、そこまで三枝のことを好きだったわけではない。我に返ってみると、三枝一人の穂香に取られたとしても、自分の店の中での地位が揺らぐことはまったくなかった。逆に自分の懐の大きさを示すことができることと、悲劇のヒロインを演じることができるかも知れないという思いに、少しドキドキもしていた。
弥生は今さらながら、悲劇のヒロインに憧れているところもあった。もちろん、この年になって悲劇のヒロインに憧れているなど、恥かしくて誰にも言えることではなかった。もし分かっているとすれば、ママくらいだろうが、もしママに分かっていたとしても、ママの表情は母親が娘を見るような顔になって、何も言わないに違いないと思っていたのだ。
穂香と三枝の間は次第に縮まっていった。いくら自分が言い出したとはいえ、少し精神的に尋常ではなくなってきた。もし自殺の原因の中に、田舎から出てきた彼氏に裏切られたこと以外にあるとすれば、三枝に穂香を紹介してしまったことへの後悔の念が渦巻いていたことしか考えられない。
――どうして、あんなこと言ったんだろう?
三枝が、いくら弥生が勧めたとしても、自分に靡いていると思っている男性がそう簡単に他の子に靡くはずなどないとタカをくくっていたのかも知れない。
男と女の心など、一瞬先で、想定外の行動に出ていても、今さら驚くことではない。それは、彼のことで立証済みではなかったか。
弥生は一度死を覚悟したことで、三枝のことを忘れられると思っていた・もし、相手が三枝以外の男性であれば、忘れることもできたのだろうが、弥生にはそれができなかった。なぜなら三枝に対して、
――自分は導いてもらっている――
という感覚があるからだ。
弥生のことを入院させたママは、穂香と三枝が親密になることを分かっていた。それは経過を見ていて分かったというよりも、最初から分かっていたのだ。さすが百戦錬磨のママだけのことはある。だが、その雰囲気を察することができたのは、実は三枝のおかげだった。
本当なら、いくら常連と言えども、店の女の子と仲良くなるのを客の方としても、なるべく隠そうとするのかも知れないが、三枝はそうではなかった。
「ママに公認になってもらった方が、店にも顔を出しやすいし、他の女の子にも、却って気を遣わなくていいかも知れないので、ママには分かっておいてもらいたいんだ」
という三枝に、
「三枝さんは正直なんですね」
とママがいうと、
「自分に正直なんだね」
「そうかしら? 私には三枝さんの優しさが感じられるけど?」
とママが含み笑いを浮かべると、三枝も同じように笑みを浮かべる。それがちょうど、弥生と仲良くなった時のことだった。
「弥生ちゃんも結構正直な子だよね。少し僕は意外な気がしたんだよ」
「そうですか? 私は最初からあの子が正直なのは分かっていましたよ。ただ、正直すぎて怖いところがあるんですよ」
ママのその言葉は、弥生の自殺という形で実証された。ただ、ママは弥生なら自殺を試みたとしても、本当には死に切れないのではないかと分かっていたようだ。ママが弥生の自殺を聞いて、一瞬ハッとしたような態度を取ったが、次第に冷静になっていくのを事情を聞きに来た刑事は察していて、百戦錬磨であることを認識したようだ。
だが、ママの話で、随所に弥生のことを、
――正直な女性だ――
と、語ったことで、落ち着きの中に、暖かいものが潜んでいることも分かったようだ。これが殺人事件ということにでもなれば、見方がまた違ってくるのだろうが、自殺未遂であれば、そこまで疑いの目を向ける必要もないので、相手の性格を正面から見ることができるのだろう。
「刑事というのは因果な商売でね」
事情を聞きにきた刑事が一言そう言ったが、それは、普段の自分たちのことを言ったのだということを、ママは悟った。
「人を疑うことから始めるというのもお辛いでしょうね。今度気分転換に、プライベートでいらしてくださいね」
と、声を掛けると、刑事は苦笑いをしながら、
「ふふふ、こちとらそんなに暇じゃない」
と言って、踵を返して、扉を開けて出て行った。その背中が少し小さく見えて、
――刑事と言っても普通の人間なのね――
と、今さらながらに当然のことを感じていた。
――あの時に来られた刑事さんが、穂香を見るとどう思うだろう?
穂香は溢れんばかりの笑顔が何と言っても魅力だった。客の中には、
「あの笑顔が眩しすぎて、近寄りがたいよ」
と思っている人もいるようだ。
そんなことを感じている人は、いつも数人で来る中にいるわけではない。単独の客で、他の客と関わりたくないと思いながら、自分の指定席を持っている。
他の人に自分の指定席を取られたくないという思いから、いつも開店と同時にやってくる。そして、人が増え始めたり、カラオケが始まると、そそくさと帰っていくような人だった。
それでも大切な客である。
その人の相手は、いつもママがしていた。ママがいない時は、弥生がついていたが、会話をしていて、教養が深い人だということは分かった。自慢したいわけではないのだろうが、聞いてほしいという気持ちは持っているようだ。だが、集団の中に入ってしまうと、教養的な話しは敬遠されてしまって、話をしたことを後悔させられるであろうことを、その人は分かっていた。だから、他の人と関わりになりたくないのだ。
スナックに来る客で、同じような客は決して少なくはない。
――程度の差こそあれ、誰もが寂しさを紛らわせるために、お店にやってくるんだ――
という気持ちは、少なくともママと弥生の共通した気持ちだった。他の女の子には損な話題がないために分かっているかどうか疑問だが、ママと弥生が分かっているだけでも十分だと思われた。
穂香は、そんな客に対してでも、まったく態度を変えることはない。そこが穂香のいいところなのだが、客の心を解き開かすまでには行かないようだ。
穂香は自分と三枝の仲が急接近することで、自分の立場が店の中で微妙になってきていることも分かっていたが、
――今さら、それを悔やんでみても仕方がないわ――
と感じていた。
穂香に対して、ママが最初に感じたイメージと、やヨガ感じたイメージとでは、実はまったく違っていた。
弥生が感じたのは、明るさを表に出せる女の子で、それが一番の特徴であるということ、そしてママが感じたのは、本質はテンションが低く、馴染める相手であれば、果てしなくテンションを挙げられる女の子。つまりは、興味のあることにはとことん積極的だが、興味のないものには、まったく興味を示そうともしない両極端さを持った女の子であるということである。
三枝は、ママの目と同じような感覚を持っていた。ただ、それは三枝が弥生に最初に感じたものと若干似ている。ここまで極端ではないが、同じような両極端さがあったのだ。
三枝は、自分が一緒にいることで、弥生の性格は少しは治ってきたと思っていたが、まさか自殺までするとは思わなかったようで、ショックを受けていた。だが、自殺が未遂に終わったことで、
「僕の役目はここまでかな?」
と、ママに話したという。
ママも納得したようだが、どこに納得したのか、二人だけしか分からない問題だった。
ママが弥生を見ている目線と、同じ目線で見ることは三枝には不可能だった。ここから先はママと弥生の問題だと思ったのだろう。三枝が穂香に「乗り換えた」のは、ママも納得ずくで、穂香にも、どこか不安定なところを感じ、三枝の考えとやり方に、全面的な信頼を置いていたのだった。
穂香という女性を、弥生はあまり知らない。入院するまで同じ店にいながら、出勤日が違うことが多かった。何度か一緒に入ったが、まだ穂香が右も左も分からない頃だったので、弥生とすれば、どう対処していいのか分からなかった。
しかし、上の人間が下の人間を見るより、下から上を見上げる方が、距離的には短く感じるもので、同じ思いは弥生も自分が新人の頃に感じたはずなのに、すっかり忘れてしまっているようだ。それだけ自分が成長したのだとも言えるが、初心を忘れてしまうのは決していいことではない。そのことが災いすることが、案外あったりするからである。
穂香は、弥生を見ていて、
――自分と似たところがある人だ――
と感じていたようだ。見られている方は、あまり後輩の視線を感じることはなかった。視線があるとしても、まだ慣れていないので、人に慣れることを優先に考えた視線だと思ったからである。
先輩の視線がそれほど強くないことに気を良くした穂香は、少し先輩を甘く見ているところがあった。そのことを分かっていたのは三枝であり、ママは意外とそこまで気付いていなかった。
三枝は、ママと穂香のことで時々話をしていたが、その中で、先輩を甘く見ている傾向があることは話さなかった。ママが知っているかどうかが問題ではなく、そのことを話してしまうと、三枝自身が、穂香と話ができなくなるのではないかということを嫌ったのである。
三枝は、ママから、
「穂香ちゃんのことをよろしく」
と、あくまでも
――大人の男性――
として信頼されて引き受けたのだが、次第に穂香を一人の女として意識するようになっていることを悟られたくないと思ったのだ。もし、穂香が甘い考えを見せていることをママが知れば、違った治療法を考えて、自分を穂香に近づけないようにするのではないかと思ったのだ。
――俺もやっぱり男なんだよね――
年齢に関係なく、自分が男であることは喜ばしいことだと思っている。特に通っているスナックの女性たちから、自分のことを
――大人の男性――
として見られることはありがたいことだった。
だが、それも、
――どの女の子に対しても平等な男性――
としての大人の魅力を感じさせていたのに、穂香に対してだけは、自分が独占したいと思うようになっていた。どこかで三枝の中で、男としての心境の変化があったのだろう。その影響を与えたのは穂香だと最初は思っていたが、次第に違うのではないかと思うようになっていた。そして、心境の変化に多大な影響を与えたのが弥生であることに気付くと、自分の頭の中を再度整理してみる必要があることに気が付いたのだ。
穂香と三枝の関係が、今まではアリの入る隙間もないほど密接して見えていたにも関わらず、次第に剥がれてくるものが見えてくるようになるのを、誰が最初に気付くかが問題だったのだ……。
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