122. 好きなことだけ語りたいんだってば!【番外編】

 真野まのうおです。

 本当に今さらで恐縮なのですが、この『好きなことだけ語りたい!』を含めた各感想エッセイのスタンスを再確認したく存じます。


 前提として、エッセイに記した回顧録などの体験談以外は、すべてが真野の個人的な【感想】です。


 レビューや批評ではありませんので、作品の問題点を指摘したりは基本的にしておりません。嫌いな点をあげつらうことなどもしていないつもりです。まさに「好きなことだけ語」っています。




◆批判レビューになかなか共感できないんだってば!


 ところで、皆様も読み終えた本や観終わった映画、クリアしたゲームなどの楽しかった気持ちを胸に、ネット上の感想やレビューを漁ったりする経験があるかと思います。


 そして、酷評に打ちのめされる経験も。

 そんなとき、真野の反応はおおまかに以下のような感じです。



 「ダラダラやってないで早く進めろ」

  → 丁寧に掘り下げてくれて、逆に嬉しいんですけど!?


 「ここが引っかかってしょうがない」

  → いや、全然気にならないですけど!?


 「◯◯なところがダメ、嫌い」

  → むしろそこが魅力だし、大好きなんですけど!?


 「最近の展開は前に比べてイマイチ」

  → 最初から今までずっと面白いんですけど!?



 当然ですが、そんな意見にいちいち突っかかるのは不毛です。自分のフィールドでポジティブな意見を発信していく方が有意義だと感じます。


 それこそが、このエッセイが生まれた理由です。


 ネガティブな意見をこの世から一掃するのは不可能ですが、自分が染まらずにいることは可能なのですから。




◆俺たちの戦いはこれからなんだってば!


 好きな作品、とくに連載漫画の唐突な「ご愛読ありがとうございました」のダメージは、何度味わっても慣れることはありません。


 商業連載である以上、打ち切りが避けられないケースもあると思います。

 りとて「やっぱり一般受けしない作品だった」「終わるのも理解はできる」などという、物わかりのいい読者にはなりたくないのです。


 「誰が何と言おうと私はこの作品が好き」「心ゆくまで描ききってほしい」そう言えるわがままなファンでありたいです。

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