121. わが旅『ドラゴンクエスト』(終)VIII・IX・XI【ゲーム感想】

真野魚尾(まの・うおお)です。ドラクエシリーズ振り返りも今回で最後になります。



◆『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』


PS2版のみプレイ。スキルポイントの振り分けが悩みの種だったのと、裏ボス撃破がシリーズ中一番キツかったのが印象に残っています。


ストーリーについては残念ながら記憶が薄れてしまっているのですが、主人公には最初から強力な呪いがかけられていて、そのせいで生半可な呪いが通じなかったという伏線には驚かされました。




◆『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』


DS版のみプレイ……というか、ハードの特性上他機種に移植できなさそう。


本作の売りは何と言っても「すれちがい通信」ですよね。当時の真野も、通信目当てに人混みに出かけては、意味もなくウロウロしていました。

首尾よく「川崎ロッカー」や「まさゆきの地図」を入手してからは、レベル上げも段違いに楽になりました。すれちがい様々さまさまです。


やはりうろ憶えなストーリーは、エルギオスがひたすら不憫だった印象。クリア後も配信の追加クエストを毎週ダウンロードして楽しんでいました。


マスコット兼パートナーのサンディは、ファンタジーな小妖精のイメージを根底から覆すギャルギャルしさが衝撃的です。こういうのもアリなんだ! と目からウロコでした。デボラやマリベルと並ぶぐらい大好きなキャラです。




◆『ドラゴンクエストX』


ネトゲにつき未プレイ。




◆『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』


初出のPS4版のみプレイ。


個人的に、11主にとってのヒロインはやっぱりエマなんです。特に、二人が離れ離れになった後、再びめぐり逢えたときの言葉には胸を打たれます(ここでは明記しません)。


二人は故郷を襲う混乱の中で生き別れて、長い間お互いの生死もわからないままだったんです。

そこへ思いがけぬ再会が訪れるのです。


「私のこと忘れていないよね」

「あなたの目の前にいるのは幻でもそっくりさんでもないよ」

「私ちゃんと生きてるよ」


そんな万感の想いがぜになった名台詞だと思うのですが、多くのプレイヤーにあまり伝わっている気がしないのが残念です。


説明台詞だとか、ヤンデレだとか、そんなんじゃあないんだよ……二人が辿たどった経緯いきさつをしっかり思い出して、エマ自身の気持ちになってよ~く考えみておくれよ……と、声を小にして言い続けたいです……!(争わない姿勢)


そんなわけで、王道CPは主×エマですよね。

次点でマルティナ×主の疑似姉弟。姉の愛重め。

まあ、カミュ×主でも全然ありなんですけど。むしろ推す。

……あ、でもカミュにはマヤ(以下、急激に業が深まってくるので自粛)。共依存ドロドロ兄妹……いいよね……(虚ろな目)。




以上で真野の『ドラゴンクエスト』シリーズ回顧録は終わりです。


ドラクエは外伝作品も沢山ありますが、真野がプレイしたことがあるのは『ドラゴンクエストヒーローズ』ぐらいです(PS4版の1と2)。アクションなので少しきつかったですが、両作ともトロフィー総取りまで楽しみました。



ゲーム以外では、前々回にも少し触れました1~4時代の関連書籍を読み漁りました。『知られざる伝説』『モンスター物語』『アイテム物語』などです。真野が自作の裏設定に凝るようになったきっかけかもしれません。


『4コマ漫画劇場』も定番ですよね。衛藤ヒロユキ先生や柴田亜美先生がお気に入りでした。真野自身も当時漫画を書いていて、柴田先生のタッチやギャグ描写には特に影響を受けたと感じます。



これ以上のお話はテーマを逸脱してしまいますので、いさぎよく締めたいと思います。ご清聴ありがとうございました。



(おわり)

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