ゲーム(ドラゴンクエスト)

115. わが旅『ドラゴンクエスト』シリーズ(1)ロト三部作【ゲーム感想】

真野魚尾(まの・うおお)です。

今回から数回に渡ってお送りするテーマは、あまりにも有名なドラクエシリーズです。説明は不要でしょうし、前置きは省いて本題へ移ります。



◆『ドラゴンクエスト』


ファミコン版、PS4版『ドラクエ11』おまけのダウンロード版をプレイ。


真野のドラクエデビューはこの初代『ドラゴンクエスト』でした。ファミコン語りの回でも登場した、お隣さんでの出会いです。他の友人も含め、カセットを借りて、幾度となく遊んだ思い出があります。


経験値を積んでレベルアップ、装備を買い替えて徐々に強くなっていくロールプレイングゲームのモデルを提示してくれた、非常に重要な作品です。


しかも、歩んできた道のりが「ふっかつのじゅもん」によって記憶される重大性。時間と労力をかけて積み上げてきたものが無駄にならないということが、ゲームにとっていかに画期的であったか。


ファンタジックな世界観の鮮烈さも相まって、真野はこの『ドラクエ』体験以後、RPGというジャンルと急速に傾倒していくことになるのでした。




◆『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』


ファミコン版のみプレイ。やはり複数の友人からカセットを借りて遊んでいました。


鬼畜難易度で知られる今作を初見で自力クリアするのは不可能でした。お膳立てされた復活の呪文を使い、ラスダン前にショートカットしたのは憶えています。


味方が3人に増えましたが、役割は固定なので迷うことはありませんでした。はやぶさの剣で2回攻撃できる驚き。イオナズンの語感の良さ。「福引き」は今考えるとRPGによくあるミニゲームの走りだったのかもしれません。


復活の呪文入力画面で流れる「Love Song 探して」や、ED曲「この道わが旅」のメロディはとても印象深く、今でも耳に残っています。


そういえば、BGMをオーケストラでアレンジした『マーチ・ドラゴンクエスト』のカセットテープ(※)がお気に入りで、繰り返し聴いていた時期もありました。


※現物画像(近況ノートより)

https://kakuyomu.jp/users/mano_uwowo/news/16818093081360835831




◆『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』


ファミコン版のみプレイ。発売日に行列ができるほどの覇権ソフトです。別のクラスの先生が出勤前に入手していたと、当時小学校で噂になっていました。


真野自身はしばらく本作とは縁がなく、後になって別々の友人から何度かカセットを貸してもらいました。友人の「ぼうけんのしょ」を上書きしないよう気を付けながら、少なくとも2、3周はクリアしたはずです。


魔王がラスボスではなく中ボス、さらには地底に前々作の世界が広がっていて、おまけに過去の物語でしたという、どんでん返しに次ぐどんでん返しは、空前絶後のインパクトを子供心に刻み込みました。


西洋ファンタジー世界に唐突な「ジパング」出現。頭の中にあった常識の枠を取り払われた出来事です(『ウィザードリィ』にも「ムラサマ」ブレードとかはありましたけれど)。真野の折衷主義の着想元でもあります。


任意での4人パーティとなり戦術の幅が広がった今作。どんな構成だったかはっきりとは憶えていませんが、おそらく性格的に勇者、武闘家、僧侶→賢者、遊び人→賢者みたいな並びにしていたものと思われます。




以上、手始めとしてロト三部作を軽く振り返ってみました。

ここまでの3作とも自分でソフトを持っていなかったのを思い出し、つくづく友人に恵まれたものだと、感謝の気持を新たにしました。



(つづく)

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