早口オタク御免。

◆『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(14)豊田悠

あれっ橘（たちばな）さん……？　急激に湿度が高まってまいりました（ワクワク）。当て馬出現が黒沢（くろさわ）ではなく経験の浅い安（あ）達（だち）側というのがいい塩梅。レモネード、これ……ジャンルが違えば媚◯が入っ（自主規制）。

藤崎（ふじさき）さん平常運転の安心感。ゲス男の顔イイと過去重は必須。良くも悪くも人の良い安達。黒沢のストー……スパダリ力（ぢから）発揮でスカッと。安達いつの間にそんな誘い受けスキル身につけた!?　愛のなせる業か!?　私の中の全藤崎さんが成仏。

メインCPに的を絞った本巻、アニメでおさらいした範囲を思い出させる場面もあり大満足。いい仕事してくれた橘さんお疲れ様……と思ったら松浦（まつうら）社長!?　柘植（つげ）と湊（みなと）くんの進展も喜ばしいけどタイトル変更の危機では!?　次巻が待ち遠しい。

◆『ふたりソロキャンプ』(17)出端祐大

祝・年の差交際開始。早速彼女のご両親に挨拶を済ませてしまうも、清いお付き合いが続くふたりが微笑ましい。厳（げん）さんは誠実だし、雫（しずく）ちゃんは健気だしで無限に推せるカップルです。キャンプ＆グルメ漫画ぶりの健在も頼もしく。

◆『転生☆えっち魔王』(1)車戸亮太

『雄！マスラオ学園』作者の最新作。神に敗れた魔王が人間に転生、かつての妃やら天使やらに寄ってたかって◯◯なコトをされてしまうおねショタハーレム物。おバカでお下品、時々シリアス、読ませる漫画力。やはり天才か。

◆『アスミカケル』〈完結〉(4)川田

涙の最終巻。主人公に格闘技の何たるかを見せつける奈央（なお）さん、ヒロインの貫禄。明日見（あすみ）兄弟のイメージが重なる瞬間激エモ。試合後の黒沼さんの決断、格好いいよ泣いちゃうよこんなの……（号泣）。

最終回、兄の独白おつらい。道を示したのが前作のあの人だったとは……。おれたたENDは残念無念ですが、見開きはやっぱり映える。二兎（にと）が水、一狼（かずろう）が炎のエフェクト出てるのかっこよ。

描き下ろし回、弟→兄へ、最終回のアンサーになっているのも良き。みんなのその後にも注目。二兎＆奈央さんの恋の行方はもっと注目。キャラみんなが愛おしい。大好き。真剣に続きが読みたいです。

それにしても……本編でもおまけでもヤバい逸話満載の獏（ばく）おじいちゃんに草。これ確実に何人か◯ってますよね？（笑……えない！）

気が早いですが、川田先生の次回作お待ちしております。

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