祝杯の前に、まずはいつも通り単行本の感想からです。

【単行本】

◆『明日ちゃんのセーラー服』(13)博

えりこみ＆まいしずの濃厚百合には限界百合オタ量産もやむなし。小（こ）路（みち）の自分探しは大好きな家族と。マコ先生やお父さんも久々の登場。明（あけ）日（び）家の過去、鬼気迫る描写力と臨場感。お父さんの「ありがとう」に心から共感の涙。

◆『ヒナのままじゃだめですか？』〈完結〉(3)倉地千尋

素敵なお話でした。二次性徴を迎えた戸惑いや、同学年の女子・男子、そして父親との距離感もそれぞれにリアリティがあって、優しさ溢（あふ）れる結末に胸がいっぱいになりました。何気に百合ルートも残しているのを私は見逃しませんよ……？

◆『働かないふたり』(31)吉田覚

#1986理不尽過ぎる笑。#1990猫の気持ち納得。#1992＆その後でも嶋（しま）さんはポジティブ。#2001づかっちの考え方見習いたい。#2002ふたりならではの兄弟愛の形、尊い。#2045春（はる）子（こ）の自然な優しさが沁みる……と思ったらその後で笑。

ほか所感。初（しょ）っ端（ぱな）から倉（くら）木（き）さん飛ばしてるな……。高（たか）田（だ）さん脈あり！　なのに、せっかく上げた好感度を表紙裏で落としていく丸山（まるやま）ァ！　描き下ろしは#1981文化祭の後日譚。どんな形であれ何らかの爪跡を残せる人生ってイイ。

◆『【推しの子】』(14)赤坂アカ/横槍メンゴ

実は初回から追いかけている作品。お話作りの巧みさは私如きが語るに及ばず。ですので雑感のみ。アクルビ≒ゴロさりの尊さに昇天。かな周りの絶妙な百合模様も引き続き注視する所存。単体ならメルトくんを推すね！

【WEB/アプリ連載：ジャンプ＋】

◆『ルリドラゴン』(第12話)眞藤雅興

祝復活＆移籍。むしゃぶりつくように第1話から再読いたしました。全ページ全コマかわいい。画面から小見川千明さんの声（fromボイコミ）が聞こえてくる不具合。むしろ正常？

そして最新話。先生ホントいい性格してる。好き。前（まえ）田（だ）さんがルリを嫌う理由、そうだったのかと納得。ちなみに私の予想は「吉岡（よしおか）くんの頭焼いた＆仲良いので怒り＆嫉妬」でした。恋愛脳さぁ……。

ルリが前田さんのフルネームに微妙な反応？　色々と予想できますが、今は続きを待ちます。改めて「青春群像劇」に「ファンタジー（ドラゴン）」をひとつまみ注入した作品だったのだと認識。ベースはあくまで前者。味わいが深い。

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