アニメ(2024年)

86. 2024冬アニメ振り返り〈前編〉【アニメ感想】『僕ヤバ』『範馬刃牙』

真野魚尾(まの・うおお)です。今年1~3月に放送されたアニメ作品の中から何本か振り返っていきます。



◆『僕の心のヤバイやつ』(2期)


1期からの継続視聴。ラブコメのラブに舵を切った濃厚な演出がクドくもあり、エモくもあり……痛しかゆし。2期目なので流石に慣れたのと、コメディの扱いがだいこなれてきたのが好印象につながった気がします。


今期の範囲は、原作でもとりわけ神エピソードが詰まっていることもあり、毎話毎話尊さに打ちのめされていました。感動した場面を全部箇条書きにしたら、とんでもない文量になってしまったので割愛。原作orアニメを直接観るべし!(丸投げ)


ともかく、観たかったシーンが高クオリティで映像されたことに感謝です。マネージャー諏訪すわさんの声が解釈一致すぎたのと、鵠沼くげぬま君の声がまさかの梶さんだったのには驚かされました。


お話は綺麗に一区切りついていますが、原作ではこの後も見どころが沢山待ち構えているので、アニメでも続きが観てみたくもあります。ライブハウスでの一連のくだりはハイライト間違いなしなので!




◆『範馬刃牙』(2期)


前期ピクル編に続いての親子喧嘩編。原作でも一番お気に入りな章かもしれません。肩車、手作り人形、豆腐のお味噌汁といった名場面もさる事ながら、克明に映像化された壮絶な親子関係の確認作業は、終始見どころが満載でした。


あの親子にしかあり得ない教育の形。強者の孤独を満たしてくれるのが血を分けた息子だった幸福。亡き母の言葉「お父さんを喜ばせなさい」を叶えられた感慨深さも胸に迫ります。


烈さんのボクシング編を余す所なくやってくれたのにも大満足です。律儀さと尊大さが共存した烈さん本来の魅力が堪能できました。敵ながら愚直で一歩も退かないスモーキン・ジョーも格好よかったです。


それにしても、はんゆうろうがご飯食べてるだけで面白いのはズルいですよね。刃牙バキとのやり取りは他にも勇次郎のお茶目な側面が沢山見られて眼福でした。刃牙の勇次郎モノマネもちょっと憎たらしくて可愛い(笑)。


続編『刃牙道』もアニメ化決定だとか。こちらも引き続き名言・名シーンが盛り沢山ですし、どう再現されるのか今から楽しみです。




冬アニメ感想、後半に続きます。

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