応援コメント

第百二十三話 太閤仕置 東国」への応援コメント

  • 一所懸命。この時代の武士にとって先祖代々の土地は重い。民衆からの忠誠も大きいし、上杉主従の苦渋が見えますね。
    他の大名も、蒲生家が跡継ぎに変わって減封されたり、領土が増えるとはいえ何人もの大名が南方に飛ばされることになって戦々恐々してそうです。
    これで、五大老クラスで先祖代々の土地に居るのは毛利と宇喜多くらいですか。宇喜多は兎も角、瀬戸内と山陰の水運握りしめている毛利を主導している小早川隆景の胃痛の音が聞こえる。

    作者からの返信

    史実を少し早めた会津行きでしたが、想定外の事で豊臣が資金的に厳しくなった結果、直轄化と恩顧の堀家を越後に置くことで越後と佐渡の金山を豊臣が完全に支配するのが秀吉の狙いで、上杉と蒲生は犠牲になった側面強いです。
    そういう裏事情も察して、隆景は石見銀山の扱いを変えて、目をつけられないように細工するかもしれません。


  • 編集済

    更新お疲れ様です。

    この徳川家康だと史実より求心力が低いので諸大名を纏めて戦うのは厳しいと思っていたら、同じく現状に不満がある秀次もやってきたので笑いました。

    史実のような結末にならないよう頑張っていた主人公……秀次を救うのがこんなにハードモードだとは思っていなかっただろう。

    東国の賢い大名は暴発のお誘いが凄いから警戒しまくっている。

    徳川家康「秀次を唆したらどうなるか」

    本多正信「罠の可能性がありますし秀次と組んだところで隙でしかありません」

    天海「やっぱり祈祷が足りないようですな」

    作者からの返信

    秀次は秀吉にとっては、大した影響力のないただの一門扱いで、主人公の対抗馬になると少しでも判断されていたら殺されていたと思います。
    主人公としては史実のように、時には秀吉の代理として支えてくれることも期待していたけど、秀吉がそのレベルまで引き立ててた場合、謹慎転封では済んでいなかった可能性もあるので、運が良かったのかな?
    秀吉が対して価値を見出してないのは、秀次にとっては精神的にハードだけど、生きるという点ではイージーモードですね。

  • 今作の太閤殿下、覇気を失わずに老衰による穏やかな最後を迎えそうですね。

    上杉は会津百万石、だけど代償は越後兵と直江津の湊の喪失。
    秀頼こと捨は、尾張と三河の大領を受け取り、豊臣縁者の勢力拡大を図る。

    後は、秀次さんの再起を促したいけど、難しいだろうね。

    作者からの返信

    上杉が史実と違って二十万足りないのは、史実と違って川中島周辺を抑えれてないからと細かい影響もあったりします。
    史実よりお金のない豊臣は佐渡を直轄化しないとになってて、伏見城を作る予定もなかったりするので秀吉の最期の地も変わる予定です。
    とりあえず秀次くんは後十年くらい政治にかかわらなきゃ、自然と道が開けるはず。

  • 山内一豊と堀尾吉晴が秀頼君付きで前線勤務、金森・筒井は南方に移動。
    餅君と違って秀吉本人は、彼らが「東軍」につくことは知らないはずなのに、と思ってしまいますw
    南方に行くのは、切り取り次第ならぬ開発やり放題でもあるので、中長期でみると大名達にもメリット大きいですが。

    謙信の資金源になっていた時代から青苧の交易は盛んなので直江津は抑えておきたいですよね。
    作中では餅君の構想で史実より60~70年早く北国廻船航路が整備されそうですが、秀吉もその価値に気づいた感じでしょうか。

    南方の様子をみて、伊達政宗をはじめ東北勢は、蝦夷地の開発着手を切望しそう。

    作者からの返信

    秀吉からすれば、堀尾山内は長浜以前からの股肱の臣なのでこのあたりは順当かなって設定しました。
    西軍の丹羽も飛ばしてるし、正直東国全部が東軍って感じなので、誰動かしても東軍とばしになってしまいます。
    筒井はまず秀次を宇都宮にいれるのが先にあって、秀吉が何故か家康加増してるの秀吉の思惑の話と絡めて読んでもらったら面白いかもって思いつき、大関さんもいるはずだから下野に筒井いれる余裕なさそう、なら面倒だから飛ばしちゃえという思考の結果です。
    多少余ってるところは足利あたりを絹に目をつけて直轄したとか、真田に直轄地代官任せて強化したとかでいいかな。