2023年6月 滋賀、スピッツライブ@大津
私はスピッツが大好きだ。スピッツを知ったきっかけは、映画「三月のライオン」の主題歌に「春の歌」のカバーバージョンが使われていたことだった。その歌を私はとても気に入り、その歌が何であるかを両親に聞いた。そこで初めてスピッツというバンドの存在と、そのベストアルバムが実家にあることを知る。そこから後はもう凄い、スピッツの「CYCLE HIT 1991-1997」と「CYCLE HIT 1997-2005」をCDが擦り切れるくらいに聞き倒した。「ロビンソン」や「チェリー」などの王道はもちろん「猫になりたい」とか「ヒビスクス」といった曲から「花鳥風月」、「醒めない」といったアルバムへと触手を伸ばし、どんどん沼にハマっていった。だけど、ライブには一度も言ったことがなかった。
4月ごろだったか、スピッツが全国をツアーで回るという情報を仕入れた私は、大津でのライブのチケットの抽選に応募した。それに見事当選し、つい先日行ってきた。今日は少しだけ、その時の話をしようと思う。
その列車に私は、京都市営地下鉄東西線の
浜大津で
頭が破裂しそうな夜だった。その夜は興奮が冷めず、眠れなかった。まさに「さめない」夜だった。これで朝も「醒めな」ければ完璧だったが、あいにく次の日は一限から授業。眠い頭で一日過ごし、寝る前にふと新曲のアルバムを聴いてみたのだった。
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