24話 合格発表


かなり短いです。すみません。








試験から1週間が経ち、今日が合格発表の日だ


アンヌお姉ちゃんも少しソワソワしている気がする


「結果を見に行くわよ」


アンヌお姉ちゃんの言葉で直ぐに馬車を準備して出発準備をする。


この一週間、アンヌお姉ちゃんは本を読んだり魔法を練習して過ごしていた。お茶の時間が前より少し増えた気がするが。


俺が新たに出したお菓子は定番のクッキー、ショートケーキ、普通のチョコ、生チョコで生チョコとショートケーキがアンヌお姉ちゃんが気に入ってくれた。


他にもまだまだ種類はあるが今はこんだけしかだしていない。


エレーナ様やネロ様には許可が出ているのでアンヌお姉ちゃんとのお茶会に生チョコとショートケーキを出した。


エレーナ様は両方ともすごく気に入ってくれて嬉しかった。反対にネロ様はあまり甘いものが好きでは無いのかおいしいと言っていたがあまり食べていなかった。それでもショートケーキと生チョコを出した分は食べてくれていた。



馬車の準備が整った


「アンヌお嬢様。準備が出来ました」


声をかけてすぐに、馬車に乗り込んだ


馬車をだし学園に向かう



学園に着くまでアンヌお姉ちゃんは無言だったので俺も喋ることなく考え事をして過ごしていた。


馬車から降りて結果をすぐに見に行くと、


結果が張り出されているところにはたくさんの人だかりができていた。


順位で発表されるようだ。


順番に見ていくと、


13位 アンヌ・クラウス


とあった。


「合格おめでとうございます。アンヌお嬢様」


俺はアンヌお姉ちゃんにそう声をかけた


「まあ、当然よ!」


嬉しいのかとてもニマニマしているがツンデレなのか強がりなのかそう答えた。


発表までかなり不安そうだったが良かったと思う。


その後に合格者は2日後に入学式があるのそうで、そこで教材などを購入するらしく


今日はもう帰れるようだ。


「早くエレーナお姉様とお兄様に報告しに行きましょ!」


興奮した様子でそう告げて馬車に戻るアンヌお姉ちゃん


俺も直ぐに追いかけて馬車に乗り王都の屋敷戻る。






  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る