第18話 団長
俺と騎士団長のマグルスは武器を構え向かい合う。
マグルスは剣と大剣の中間ほどの剣にしては大きく大剣にしては少し小さいサイズの木剣、対して俺は刀、マグルスからしたら小刀程度のサイズだ。
戦う前に相手、マグルスのステータスを見せてもらおう、
名前 マグルス 人族 Lv40 年齢32
体力700/700 魔力350/350
スキル:剣術 火魔法
ユニーク:筋肉合成促進
称号:ラブァンディエ騎士団の団長
弱い、俺が最終進化したからなのかかなりステータスを上回ってる。
だが剣の技術は相手の方がかなり上だろう。
慎重にしかし大胆にいこう!
「両者準備はいいですか?」
「大丈夫です」
「大丈夫だ」
「では、はじめ!」
始めの合図があり。俺と騎士団長は互い警戒し相手の出方をうかがう。
俺が先に仕掛ける、木刀を下から切り上げるように、騎士団が木剣で受けようとしてまさかの剣を斬ってしまった。
「え?」俺
「へ?」マグルス
お互い間抜けな顔をしている。
そうか!切り裂く者のスキルが発動したのか!
どうしよう、
「お前のその変な形をした剣は木製か?」
マグルスに問われたので、作ったのは魔力だが間違えなく木製
「木製です。」
「なぜ俺の件が切れた?」
「すみません、俺のスキルが発動してしまったようでして、斬れてしまいました。」
申し訳なくなって謝る
「いや、まあーあれだスキルも力のうちだ、」
そう二人で話していると、スヴェン様が近づいてきて
「なぜ木剣同士でそうなるのだ、」
「スキルが発動してしまって、もう一度やった方がいいですか?」
「いや、殺さなければスキルを使ってもいいといったのは私だからいい。次は魔法を見せてくれ、」
そう言われ騎士の中に魔法が使えるものがいたのだろう、土の壁がでてきた。
「あれに向かって打ってくれ」
何の魔法を使おう、
あれにするか、
「ファイヤーボール」
火の温度を上げ青い火にしたファイヤーボール
そのまま壁にぶつか爆ぜる、ことはなく壁を溶かしそのままでは騎士の練習場の壁を壊しそうなので慌てて空高く打ち上げ事なきを得た。
「ふぅー、セーフ」
1人ホットしていると、
「なんだあの魔法は!なぜ土の壁が溶ける!それにあんな色の火は見たことがないぞ!?」
スヴェン様は騒ぎ、マグルスは目を見開き、騎士たちはザワザワしている。
やらかしたか?
「ア、アンヌの護衛として安心出来そうだが、間違ってもむやみに本気をだすなよ!」
「はい、」
最後に注意?をされたがなんとか護衛として認めて貰うことはできたようだ。
しかし、俺の強さがあまり分からなかったな、マグルスとの戦いはスキルが発動してすぐ終わってしまったし、魔法も1発で終わってしまった。
王都に行くらしいからそこでなら分かるかもな、
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