第11話勝負!

中にいたのはドラゴンだ。この階までにドラゴンにあったがそのどのドラゴンよりも覇気を感じる。


名前:なし 古龍王 Lv99

体力:6000/6000 魔力20000/20000


スキル:炎魔法 風魔法


ユニーク:王圧 竜魔法 竜眼


称号:古龍の王


体力も魔力も相手が上。つまり格上だ。ユニークスキルを確認したいところだが相手既にやる気満々といった様子でこちらを睨んでいる。

やるしかないか。


相手が先に動いた。ブレスを放つ

「ぶね!」

なんとか回避しこちらの番だと炎の矢に雷を纏わせスピードと貫通力をあげた魔法。ファイヤーライトニングアロー。

「いけ」

俺が放った魔法は目にも止まらぬ速さで古龍王に飛んでいくが相手にはかすっただけのようで警戒したようにこちらを睨んでいる。


今の魔法が速さと一点突破を突きつけた魔法だと言ってもいいような魔法なのだが相手はかするだけで避けることが出来るようだ。


などと次の手を考えていると横にかなりの速さで尻尾が迫っていて避けることが出来ず吹き飛ばされる。


ドゴーン


と壁にぶつかる

「カハァ」

肺から空気が漏れるように声を出したものの追撃を警戒して素早く動く。


予想通りやつはブレスを放ってきた。危なかった、

さてこれは悩むまでもなく天魔を使用するしかない。でなければ勝てないような格上だ。


天魔を発動する。

身長が180cmほどまで伸び金髪の髪が腰までかかるような女神のよう顔をしているが背中には3枚の白い翼と4枚の悪魔の翼。そして抑える気のない威圧感と存在感。


雰囲気が変わったことに古龍王がさらに警戒を強める。90階層で手に入れた魔刀サタンを持ち構える。

刀は切り裂く者と相性がいいしないより軍服にう気がする。翼も隠すことが出来る。今は出したままだ。軍服と翼はどこか不思議で似合わないような気もするが翼を出した状態だもマントが出ないので今はマントにヒラヒラした感じが邪魔だと判断し翼を出したまにする。


俺が仕掛ける。凄まじいスピードなのだが古龍王はなんとか目で追えているようだ。だが刀を持った俺は切り裂く者のスキルもあり切れるものは無い。反応して刀で切る事さへ出来ればかなり有利な状況だ。


古龍王が爪で攻撃をしようとするが構わずに進み古龍王の爪を刀で切り裂きそのまま首を切り裂く。


天魔状態と切り裂く者はかなりチートなスキルなのだろう。勝てるかどうかのモンスターが敵出会ってもこの天魔状態になればあっさりと倒せてしまう。

天魔状態ではなくとも刀と切り裂く者だけでも倒せただろうが念には念を入れて戦ったのだ。


宝箱はかなり巨大だった。中には大剣と大量の白金貨、古龍王の鱗と爪、牙、肉、片目が入っていた。

かなり破格だ。宝箱から中身を影収納に入れると魔法陣のようなものが足ものと発生し光に包まれ目を覚ますと、そこには森が広がっていた

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