時間は戻ることがあるらしい

テストの日がやってきた!いつもだったら諦めてるが今回は、勉強は前回の二倍はできている。


「よ〜おはよう透」


「おはよう隼人いや〜今回四十五位いない入れるかも」


「ご褒美貰えるといいな」


「何を言うべ、別にご褒美が目的じゃないぞ」


「はいはいそうですかー」


くそう隼人がからかってきやがる。

だがご褒美....気になるし、欲しい!


「おはよう透」


「おはよう彩花」


「どう?調子は」


「今までの中で一番いいね」


「じゃあ四十五位いない取れるかもね〜頑張ってね」


「隼人と彩花二人の教えを無駄にしないよう頑張るよ」


一時間目は頑張って勉強した英語である。二人の教えを無駄にしないために頑張らなければ


テスト用紙がみんなに配られ、先生が時間をかくにんしはじめと言う。


(英語のテストはリスニングが始まる前に筆記をなるべく解いておかなきゃ)


今回の筆記はとりあえずワークやれば大丈夫と言われたのでワークをやりまくったそのおかげかいつもよりもスラスラ解けた。


五時間目さいごの教科の理科がおわりテストから開放される!


「透〜おつかれ〜」


「おつかれさま」


彩花にねぎらいの言葉をかけられ言葉を返した。


「どう?解けた?」


「おう」


「おっこれは期待しちゃおうかな〜」


「早くテスト返却日来て欲しいね、てか彩花はテストどうだったの?」


「私?私はねぇ〜めっちゃできた」


「へぇ〜どくんらい?」


「うーん学年順位で十位いないくらいかも」


「そんなに!?」


「まぁわたし頭がいい方なのでね!」


彩花がドヤる


「ちょっとうぜぇー」


帰りの会がおわる今日は部活動がない日なのでそのまま帰りだ。彩花は今日は車なのだそう


(今日隼人塾ないだろうし隼人誘って帰るか)


「隼人ーいっしょに帰ろうぜ〜」


昇降口にいた隼人を呼ぶ


「あぁいいぜ」


二人で駐輪場まで歩いていき自転車にカギをさし駐輪場をでて自転車を漕ぎ始める。


「いやぁ〜テストつかれたなー」


隼人がきりだす


「そうだな隼人どれくらいできた?」


「まぁほどほどには」


「俺より高いんやろなぁ」


「分からないぞ透めっちゃ勉強してたんだしさ」


「そうかな」


「そうだよ自信もて」


「ありがとう」


そのまま二人で雑談しながら漕ぎわかれるところでわかれ家に帰った。


「ああーつかれた今日はさっさと寝よ」


俺は風呂に入り飯を食べ歯磨きをしそのまま眠りについた。


携帯の着信で目が覚める隼人からの連絡だった。


<わりぃ俺今日休むわ>


<おけ>


<風邪か?>


<いやうんまぁそんなかんじ...かな>


<まぁお大事にな>


<ありがとう>


交差点で彩花をまつ彩花がきた


「今日隼人休みだって行こうぜ」


「なになにかぜ?大丈夫なの?」


「風邪みたいなもんって言ってたから大丈夫だよ」


学校へ行くとなぜか違和感があった。特に女子なぜだろういつもより怒ったような声色で話している。


先生が出席をとり始める。なぜか俺に強い睡魔が襲う。目が上手くあかない狭くなっていく、そして俺は眠りに落ちた。


「はっ!」


「ここは...家?」


(さっきまで学校にいたはずまさか夢?)


時計を見て驚愕する。


「なんだよこれ....今日テストの日じゃねぇか....」


意味がわからなかったテストはもう終わってその次の日になっているはずなのだ。なのに何故か今日がテストの日なのだ。


あるひとつの可能性が頭に浮かび上がる。そんなSFなこと信じたくないだが実際に起きている...


「まさか....時間がもどった?」

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