自分に達成できる月産速度を捻出し、自分の年間執筆量を考えてみる
執筆速度を考える話
議題「適切な執筆速度を知ろう」
目標「自分に達成できる月産速度を捻出し、自分の年間執筆量を考えてみる」
毎日1万文字を書く。
そう決めていた時期があったものの、これは無理だと悟った。というか、年間単位でこれだけの分量を書ける才能がなかった。
今から名言出ます。皆さん、板書してな。
文章を書くという行為は、書く内容が決まらない限り、次へと進めないんですよ。
書く内容が決まらないのに、筆だけを進めても、それは駄文を書き進めてるだけなの。
会議とは関係ない話を進めても、会議は終わらないでしょ? それと同じで、会議に必要なことだけを話せば、すんなり終わるの。
んでな。
毎日1万文字も執筆してると、書く内容が決まらないまま書くことになってしまう。
つまるところ、駄文製造機になってしまう。何も考えずに文章だけを製造するね。
時間に余裕がある人間ならいいかもしれないが、社会人には無理ゲーだと思います。
もしくは一部の天才しか無理だなと。
というわけで、適切な分量を決めようよ。
私が思うにな。
執筆速度が早ければ早いほどにいい。
その考えには共感しています。
だからと言って——。
毎日1万文字書くのは、狂気の沙汰やと思うんです。書ける人ならこれぐらいぽぽいと書いてしまうかもしれないけども、一般的な人間には不可能な数字だなと。
週に一回、二回のペースなら確かに達成可能だけど、それを継続的には無理がある。
で、大半の人間が納得する分量は何か。
その値って、毎月1冊の分量だと思うの。
毎月1冊分の分量を書いて、それを年間単位で12冊ぐらい書ければ満足じゃない??
ここで皆様の頭が「うんうん!!」と頷いていることを、私は想定しているんだけど。
どうかな?
もしかしたら、頑張り屋の人や才能ある人は「そんなの当たり前じゃない?」「俺ならもっとやれるぞ」と思うかもしれないけど。
で——。
毎月1冊の分量を書ければいい。
その考えを軸にお話を進めると——。
ラノベ1冊の分量なんて、7万〜15万文字ぐらいの分量なんだよね。
そう考えると毎日2500〜5000文字の分量さえ書ければ、目標達成なわけである。
で、年間単位で90〜180万文字の執筆量になるわけだ。
1冊10万文字と計算したら——。
9〜18冊分の分量を書く計算になる。
こう考えれば、別にこれ以上の執筆速度は必要ではないとわかることだろう。
(※大半の人間は毎日3000文字以上書くを目標にして、月単位で9万文字。年間単位で108万文字書けばいいと思います)
あとは、時間単位の問題である。
1日の小説を書く時間なんて——。
平日1時間。休日3時間。
これぐらいやれば、十分だと思う。
平日の1時間というのは隙間時間を有効活用して、下書きを日中の間に書き終わらせ、家に帰宅してから本稿を書く計算になる。
で、それにかかる時間が1時間だよねと。
だからこそ——。
平日1時間と書いているけど、それ以外の23時間も執筆のことを頭の片隅に置いておく必要はある。それだけは覚えていてね。
私自身が思うに——。
1時間あれば、確実に1000文字は書ける。
つまるところ——。
私は100日与えられれば、10万文字を確実に書ける。これは大きな発見だと思うんだ。
んで——。
行動戦略
「私は毎日1時間以上の執筆時間を取る」
これだけは確実に行うと決めました。
エッセイとかは遊び半分で書いているから、ノーカウント。
小説を書いている時間だけをカウント予定。あと、隙間時間の執筆もノーカウント。
自宅でパソコンの前に座り、ぽちぽちしている時間だけをカウントしたいと思う。
真面目な話——。
私の時速が2000文字あるなら。
毎日2時間以上執筆に取り組むなら、私は25日間で10万文字書ける計算なんだよね。
でも、それを達成していないということは、私の執筆速度には上振れが存在するか、そもそも執筆時間を取っていないんだよ。
だからこそ、どちらかを改善するしかない。で、今の私は執筆時間を取っていない。
だから、毎日1時間は必ず書くと決めた。
分量を決めるつもりはないけど、毎日1000文字が一つのノルマにしようと思う。
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