執筆談議Q&A「執筆速度は大切だと思いますか?」「現在の執筆方法は?」「読者は何人いたら幸せですか?」「1話1000文字で投稿するのは?」
Q 「執筆速度は大切だと思いますか?」
A
速いに越したことはない。
だが、速さを求めすぎるあまりに、質を怠り始めるのはよろしくない。
以前までは、1時間で4000文字書く練習をやってたけども、最近の私は1時間で2000文字書けたら十分だと気が付いたよ。
1時間で2000文字確実に書ける。
コンスタントにこの状態を保てるのがいい。そう思って、今は書き方を変えてる。
Q「ちなみに現在の執筆方法は?」
A
1時間を15分で、四分割しまして。
①15分→ 量産する
②15分→ 再構成する
③15分→ 地の文を書く①
④15分→ 地の文を書く②
みたいな感じで、1時間内で書いてる。
①量産の段階で如何に面白いアイデアと文字数を捻出。②の再構成で如何に削るかが鍵となる。
真面目な話——。
①段階で文章を書きながらも、頭の中で「どこを使うか?」「どこを削るか?」を考えておくと……再構成の時間を削ることができる。
Q「自分が書きたい小説か読者が読みたい小説か。どちらを目指すべきだと思う?」
A
自分が書きたい小説です。
好きなものは伸ばせるけど、嫌いなものは長続きしないから。長期間で考えると、好きなものを伸ばしたほうが効率がいいからね。
Q「読者は何人いたら幸せですか?」
A
フォロワー1000人でいいと思ってます。
で、この数字も全てのサイトを合わせて、1000人越えればいいのかなと今は思う。
カクヨム 500人
ハーメルン 400人
なろう 200人
みたいな感じでいいと私は判断してます。
以前までは——。
カクヨム上で4桁目指そうと思ってたけど、わざわざ目指す必要がなかったわ。
カクヨムではリワード命だと思ってるので、ギフトやPVにしか興味ないです。
Q「1話1000文字程度で書くのをどう思う?」
A
私はアリだと思ってます。
効率的に読者を集められる手法だから。
WEB小説が伸びる要因は——。
①更新したとき
②評価をもらったとき
この二つが主軸だから、文字数を減らして投稿頻度を上げる手法は正しいと思います。
Q「読まれる小説を書くには?」
A
読まれるのは運だと思ってる。
言わば、宝くじ理論だと思ってて。
当たる人は当たるし、当たらない人は当たらない。ただ、購入し続ければ(書き続ければ)、当たる確率は高いよねーという話で。
大半の人間が書く小説なんて、面白いか面白くないかは別として、★2〜4の作品。
で、それが読まれるか読まれないかなんて、ほぼほぼ運みたいなものだと思ってる。
作家が幾ら面白いものを書いたところで、読者にとってそれが「面白い!」と思うかは別だし、「面白い!」と分かっていても読むかはわからないという現実がある。
有名な作品を皆様はいくつ読みました?
逆に読んでいませんか?
そう考えれば、読まれるのは運だと思うでしょ?
Q「読まれるのは運だというなら、どうすればいいんですか? 読まれるまで書き続けるしかないとでもいうのですか?」
A
と、私も最近悩んでいたのですが……。
最近、その突破口を見つけましてね。
ターゲットを絞ればいいんだと気付いた。
娯楽作品は細分化されており、老若男女全員が楽しめるコンテンツなんて存在しない。
だからこそ、一部の読者にだけはウケる作品を書けばいいんだと思いましたね。
私が狙うのは——。
18〜30歳の男性読者。
内容は「ラブコメ」ではなく、「現代恋愛」
ご都合主義な作品ではなく、ドス黒い色がある現代恋愛作品に仕上げたほうがいいと。
鬱作品が大好きだなと気が付きました。
つまるところ——。
・18〜30歳の男性読者
・ドス黒い鬱展開がある現代恋愛作品
私が相手にするべきなのは——。
18〜30歳の男性読者で、それ以外は切り捨てていいんです。
それ以外のターゲットは全員無視して書いていいなと。
ていうか、切り捨てないと、自分が書きたい小説なんて書けるはずがないと。
豚骨ラーメン屋に行って、「味噌ラーメンがないなんてありえない!」とぶちぎれる客が現れたら……それは店主の問題ではなく、客の問題でしょ?
それと同じで客を絞りに絞って、洗練された客だけが残ればいいと思った。
Q「どのような考えでそのような結論に至ったのでしょうか?」
A
私が書きたい小説が——面白い小説ではないと思ったから。
言ってしまえば、人気が高い小説でも面白い小説でもないと気付いた。
私が書きたい小説は、人の心を奪うような魅力を持つ作品なんだよ。
それがつまり面白い作品なのではないかと思われるかもしれないが——。
別に、面白くなくても、心に残る作品ってあるじゃない?
作品の完成度としては、60点とか70点かもしれないけど——。
自分の琴線に触れた作品ってのは点数では評価できない魅力があるのよ。
で、私は気付いたんだよね。
自分が書きたいのは——人の心を奪ってしまう作品なんだと。
誰かの人生を変えてしまうほどの影響力を持つ作品を書きたいんだなと。
で、結局——。
その考え方が、私の執筆人生に大きく影響を与えているなと思った。
◇◆◇◆◇◆
【余談】
実は先日——電子書籍作品を200作品ぐらい捨てました。
折角購入して放置していた作品もあれば、途中まで読んでいた作品もある。
ただ、そんな作品をまとめて全部捨ててやりました( ̄▽ ̄)
電子書籍には捨てるという概念がないだろと思われるかもしれないが——。
電子書籍を読める権利を捨てることができるのですよ( ̄▽ ̄)
そうすれば、デバイス上から作品が消えるんです。
再度読むためなら購入し直す必要があるんです。
聞く人が聞けば「もったいないなぁ〜」と思われるかもしれません。
ただ、逆ですよ、逆!!
200作品を読まなくて済んだ分、私は時間を効率化できた気がします。
電子書籍で購入した作品って、読まなければならないという脅迫観念があったんです。折角、購入したし、最後まで読まないと損になるだろうとね。
ただ、捨ててしまったことで、この悩みから解放されることになりました。
で、自分が大好きな作品に集中することができて、本当に良い選択だったなと。
暇つぶし程度に購入した作品なんて、結局読まなくなるだけですよ。
自分が心の底から面白そうだと思った作品だけを読んだほうがいいです。
購入する前にもう一度、自分の購入欲を考えてから購入すべきだと思います。
自分が本気で面白いと思う作品を読んだら、成長速度が半端なく上がるから。
結果を出すために、私は自分が好きなジャンルしか読まないと決めましたよ。
ていうか、それ以外のジャンルを読んでも、全く良さが分からないし……。
自分が書いても面白くないから、読まなくてもいいだろと諦めが付くからね。
ただ自分が読みたいという気持ちには逆らわずに、色々な作品に手を出す!!
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