独り善がりな戦略記録2024年7月

 独り善がりな戦略記録2024年7月


 WEB向けの作品を書くために必要なこと

 一部のジャンルに特化した書き手になる。

 一点突破型の戦い方で十分通用する。

 何度も繰り返して、同じ題材を取り扱うことで少しずつ完成度が高い作品を書く。

 実際に書籍化作家や上位ランカー勢の中には似たような作品を書いて、読者を集める書き手が多い。それは求められるからだ。


◇◆◇◆◇◆


1巻完結の場合


 私の場合だと——。

 1話完結型のラブコメを書く。

 内容はありきたりなものでいい。

 キャラクターを変えれば物語は作れる。


 1話2500〜4000文字で25話分作る。

 1巻分7.5万文字で物語が収まる程度でいい。物語は序破急で考え、2.5万文字ずつ。


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 長編小説を読むのは苦痛だ。

 特にWEB小説という媒体は、新陳代謝が良い作品が好まれると思っている。

 力を入れまくる作品や思い入れがある作品なら文字数を極端に増やすのもアリだ。

 だがしかし、それほど興味があるわけではないなら——。


 7.5万文字×3冊分=22.5万文字

 最終的には、25万文字完結目安でいい。

 物語は1冊、2冊、3冊で終わる仕組み。

 大体これぐらいにしないと、作家も読者も飽きる。


◇◆◇◆◇◆


 WEB小説の更新は1話5000文字基準。

 月単位で10話更新すれば十分だと思う。

 毎話毎話を面白く書く。

 そう決めて、3日に1回投稿でいい。

 それを年間で120回続ければ……。


 120話分、約60万文字の執筆完了!!


 これだけあれば面白い作品が書けます。


◇◆◇◆◇◆


 インプットのお話①

 インプットする理由は二種類ある。


①執筆活動に必要なインプット

②個人の趣味範囲内のインプット


 執筆活動に必要なインプットは、自分が直近で書きたい1話分(5000文字)を書くために必要な勉強だと思ってほしい。


 で、個人の趣味範囲内のインプットは、執筆活動とは関係のないものである。

(将来的には役に立つ可能性があるが、現時点では何の役にも立たないもの)


 基本的に執筆活動に必要なインプットは、一度自分が体験した(読んだ、聞いた、見た)ものが主軸になる。

 こーいうお話を書きたい、キャラクターをあんなお話みたいに動かしたい、ストーリー展開はあのお話みたいにさせたいなどなど。

 で、そんな理想を叶えるためには、以前から様々なジャンルのインプットが必要だ。


 執筆活動に必要なインプットという名義をしているが、実際は自分が書きたいお話の参考になるお話を見返す作業って感じである。

 言わば、お手本となるお話を読み返して、自分の血肉にさせ、それを更に面白くするために丁寧に調理していく感じである。

 で、それに+aという形で、自分だけの武器を生かすことや自分が詳しく調べた雑学知識などを足すことで個性が出てくるわけだ。


 要するに——。

 個人の趣味範囲内で読む作品は、幅広いジャンルを読んでたほうがいい。で、自分が書きたい題材が現れたときに、その作品を常時アクセスできるようにしてるといいわけね。


◇◆◇◆◇◆


 インプットのお話②


 私が書かなければならないのは5000文字。たった5000文字なわけ。どんなに増えたとしても、1万5千文字程度よ。

 これぐらいの分量なら誤魔化せる。

 専門的な知識や経験がなくても書けるよ。


 私さ、水族館に行った経験が1回ぐらいしかないのね。それでも、1万文字程度の分量を見事に書きましたからね(笑)


 個人的に小説は雰囲気を書く媒体だと思う。だからこそ、実際に自分がその場所に行くことがいいと思うんだ。もしくは、こんな場所だというイメージを持つことが大切!!

 で、そこで感じる雰囲気を、文章に紡いでいけば、リアリティ性がある作品を書ける。


 学園ラブコメで修学旅行に行くお話を書く場合、私なら題材となる現地のYouTube動画を観まくると思う。

 で、現地の雰囲気を味わいつつ、様々な雑学知識を取り入れ、お手本となる作品を参考にしながら、自分の作品を書くと思います。

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