「漫画的な手法を小説に取り入れた話」「スタートダッシュに失敗した作品の取り扱い」

 雑談企画です。

 ダラダラと喋るので悪しからず。

 酒飲みやで大声で語る輩と思ってや。


①漫画的な手法を小説に取り入れた話

②スタートダッシュに失敗した作品の取り扱い方


【漫画的な手法を小説に取り入れた話】


 今回ご紹介するのは、コマ割り書きです。

 これを習得すると——。


- [ ] 執筆ハードルが大幅に下がります

 

 では、語ります。

 小説の単位はページ数である。

 では、漫画の最小単位は何だろうか。

 ページ数か。いや、待て待て。

 それよりも小さな単位があるではないか。

 そうだ。コマだ。

 コマ割りがあるじゃないか。


 というわけで——。


 コマ割り書きのご紹介です。


 簡単にこの話を説明すると——。

 小説の作り方を300〜500文字×N回というふうに考えて執筆する感じ。

 1万文字の小説を書けと言われたら無理だけど、300文字×30回と考えたら……。

 いや、意外と自分でも書けると思わない?


 300文字ってさ。

 原稿用紙1枚よりも少ない分量よ。

 誰でも書ける分量だと思うんだよねー。


(小説を書く人は、300〜500文字間隔で面白いと思えるものを書くべきだと思う。商業ラノベの1ページは350〜450文字程度。

 一塊を300〜500文字程度と捉えて執筆する方法は、あながち間違いではないと思う)


◇◆◇◆◇◆


 閑話休題。

 現在の執筆スタイルは——。

 1話5000文字の20話構成です。

(実際には1話辺りの文字数はバラバラ。ただ、4000文字程度には必ずなりますが)

 ともあれ、普通のWEB小説家に比べれば、そこそこ分量がある書き方をしてます。


 ストーリーラインやアイデアがあるときなら、1話5000文字というのは楽勝です。

 ただ、ストーリーラインも決まっていない、アイデアも全く固まっていない。

 こんな事態になると難易度が上がります。


 で、こんな場合の書き方を教えます。


 それがコマ割り書きです。

 こんなシーンが書きたい。

 こんな会話をキャラクターにさせたい。

 そんなものが皆様にもあると思います。

 で、それを片っ端から書き殴ります。


 最初の段階は50〜100文字程度でいい。

 出来得る限り、文字数は多めがいいです。

 個人的なベストは300〜500文字程度。

 私をこれをコマと呼び、それを大量に生産します。で、それを無理矢理繋ぎ合わせて、5000文字という掌編小説を書く感じです。


(漫画で喩えるなら、ストーリーラインやアイデアがない状態で、先に使えそうな部分を描くって感じ。どのページのどのコマに当てはまるかは関係ない。ただ、今回使うことは確定してるから、順番バラバラで絵を作り上げるって感じですね。ストーリーを作ってしまうと、コマとコマの繋がりが必要になる。ただ、ストーリーを作っていないので、コマだけを大量に生産するって感覚。で、後々、このコマとあのコマを繋げたら自然になるなと考えて、無理矢理に繋げるって感じです)


 無理矢理という表現を使っていますが、ブレインストーミング執筆方法を応用して。


『この1話内で使えそうな会話文を生成する』

『〇〇というテーマを軸に会話文を生成する』


 という感じで、ある程度の条件を設けます。そうすると、まとまった会話文が生成できますのでストーリーが大幅に変更することはありません。

 ブレインストーミング執筆方法の懸念点だった、「お話がとっ散らかる」問題が解決できました。


(ブレインストーミング執筆方法では、会話文しか書かない方向性にしてます。その理由は、地の文は自分の技術力が1ヶ月単位で急成長していることに気が付いたから。放置する時間が長くなればなるほど、地の文の稚拙さが目立つことが分かりました。結局、リテイクする必要があるなら書かないほうがマシだと判断して、現在は全く書いていません)


◇◆◇◆◇◆


 我ながら説明下手だなと思います。

 1つのことを説明するために、10のことを伝えなければならないのが辛いですねー。

 自分が頭の中にあることを説明するのに、沢山喋る必要があるのが辛すぎる(´;ω;`)


※コマ割りという表現がイマイチ伝わり辛いと思う方は、評論の段落だと思ってください。先程長々と説明した内容でも、私は無意識の間に改行をして書いています。それは今から違う話題に飛びますってことを説明するためですね。

 で、小説もそれと同じで、同じ内容なら一塊に。違う内容に飛ぶなら、違う一塊に入れるって感覚。

 説明するのが難しいので省きます(笑)


【スタートダッシュに失敗した作品の取り扱い方】


 WEB小説はスタートダッシュが肝心よね。

 やっぱり伸びる作品は、最初から伸びる。

 逆に言えば、スタートダッシュに失敗してから伸びる作品は9.9割型ないと思っていい。やっぱり伸びる作品はすぐに伸びる。


 カクヨムでは、特にこれが顕著だと思う。

 なろうの場合だと、日間ランキングにさえ載れば……一気に人気に火が付くんだよね。

 でも、カクヨムの場合だと最初に伸びなかった作品はもう挽回するのはほぼほぼ無理。


 というのを考えれば……。


 カクヨム人気は無理ゲーだから公募狙うしかない。自分が本気で書きたい題材なら最後まで書き上げてから他サイトにも投稿する。

 多分、これが一番無難な方法かなと思う。


◇◆◇◆◇◆


 私が思うに——。

 ランキングを本気で狙うなら……。

 30話以上は必要ではないと思ってる。

 つまるところ、書き溜めする分量といいますか、ストーリーラインとしては……。


 30話分の内容さえあればいいのかなと。

 もっと具体的に語れば——。


 1話2500〜3000文字で25〜30話。

 これを何回も繰り返すのがいいと思う。

 ちなみにどんなに膨らませても、余程の人気作品でない限り……。

 1巻7.5万文字を参考にして、3巻分ぐらいの分量があればいいと思いますね(´;ω;`)

 1話2500文字なら90話分あるわけですから、それで読者の皆様は満足するはずよ。

(私は25万文字程度を上限に設定するはず)


 で、これをもっと深く語りますと——。

 1巻の序破急を10話ずつに設定して。

 2.5万文字、2.5万文字、2.5万文字。

 こんな感じで、私は30話作ると思うね。

 で、序破急をそれぞれ独立したお話にして、人気が出なければ1巻の序で打ち切る。

 もしも書きたい欲がまだあるなら、公募に出す方向性で考えるか。

 序と急だけで作る二部構成方式にするか。

(少し前に話した内容)

 まぁ〜そんな感じで、私は方針を決める。

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