文章は素材集めではないかと思った話

 最近思うことだが——。


 文章は素材集めなのではと思ってる。


「秋の紅葉を観に行く」シーンを書くとする。この場合、人物描写や情景描写などで物語を淡々と進めることもできる。

 だが、別に、ここで蘊蓄や教養を挟んでもいいと思うのである。


 例えば——。


「紅葉はなぜ起きるのか?」

「昔の人々も紅葉を楽しんだのか?」

「紅葉を使った有名なものは何かあるか?」

「紅葉が起きる木の種類は一体何か?」


 上記の疑問に対する答えを、地の文やキャラのセリフで言わせればいいと思うんだよ。

 そうすればワンランク上の作品になると思うんだよね。(ストーリーだけでなく、学習教材としての価値も生まれるのではとね)


 私はさ。


 教養が身につく小説が好きなんだよね。

 適度に蘊蓄が入ってて、教養が手に入る感じの作品がさ。だから、実はエッセイが好きなんだよね。色んな知識が手に入るから。

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